今日で9月が

2006-09-30 23:32:55 | Weblog



今日で9月も終わりだよ、キャンディ。

月は飽きもせず満ち欠けを繰り返しているし

君は何事もないような顔で

飄々と夜を渡る。

俺は自分で予言した通り

惨惨たるありさまで

夏の終わりを迎えた。

ずぶ濡れになった猫だってきっと

もうちょっとマシに見えたと思うぜ。

すべての星が燃え尽きて

すべての夢が終わる時

俺の絶望すら、消えてしまうのだろうか?

誰かがそれを

約束してくれるだろうか?????

無駄な期待を胸に抱き、

俺はまた電車に乗り込む。

そしてふと気付けば

また

ひとつの季節が終わろうとしている。

俺はそれで

やりきれない気分になるんだよ。

キャンディ、

今日で9月が終わって行く・・・・・。



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ピストル

2006-09-29 23:47:56 | Weblog


そんなに大した事じゃないんだが、

簡単に忘れてしまえる事でもない。

俺達が一体

どんな過程を経てこんな風になったのか?ってのは

神のみぞ知る・・・って事にしておくよ。

全ての物事は必然だし、

無駄なものなんて何一つないんだ。


それにしてもさ、

こんな風に集中して文章を書いていると、

何だか奇妙な感覚に陥ってくるんだ。

一体俺は、誰に向かって言ってるんだろう?

みたいに。

もちろん「誰でもない君」に向かってなんだけど

それでも何か・・・・ね。

単なる自問自答じゃないかって気もするし、

・・・でもそうだったとしても何が悪い?

まあいいや

俺はとにかく君のことがよくわからないし、

でも考えてみたら他人の事なんて

わかるほうがおかしいし、

第一、自分の事だって

これっぽっちもわかりはしないんだ。

そんな人間に一体何が言えると思う?

うーん・・・・少なくとも、大した事は言えないよな(笑)。


それでも。

俺は未だに・・・・君に対して

思ってることを発信したい、という強い欲求があるんだ。

何なのかはわからない。

ただのエゴなのかも知れない。

でもこんな風に君に問いかけて、

同時に自分自身に問いかけて、

あれ??と思うような動きを見せることが、

ほんの少しだけどあるんだ。

世界が、そう世界の有り様が、

ほんの何ミリかだけど動いたりするんだ。

・・・雨の雫のように言葉を

一滴、一滴、命中させていくんだ。

そしてそれは、石のような君の心に穴を穿ち、

やがて世界はまた

違う表情をして現れるだろう


俺の前に。






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ある日のこと

2006-09-28 21:30:18 | Weblog
ヴードゥー・チャイルはその日

まるで落ち着きのない心を抱えて

阪急梅田三階乗り場の改札で

彼にとってのファム・ファタルである

スィート・リトル・ウイングを待っていた。

季節は夏で、ヴードゥー・チャイルは30代半ば、

スィート・リトル・ウイングの年齢は不明。

ヴードゥー・チャイルは改札にもたれて

何年か前に京大西部講堂で観た

「反重力ジョニー」のことを思い出していた。

全員逆さ吊りで黒のライダースを着て

ラモーンズを演奏する変なバンド。

とりとめのない回想の中で

「シーナはパンクロッカー」が始まったところで

飛び跳ねる魚みたいに

スィート・リトル・ウイングが現れた。

彼女の顔をみるなりヴードゥー・チャイルは言った

「俺達は運命の恋人同士なんだぜ?

それなのにどうして俺にこんな仕打ちが出来る?」

スィート・リトル・ウイングはこんな風に答えた

「あたしは誰もいない夜の海で一人で泳いで

そのまま消えてしまうのかと思ったんだ」

「神様を呪うぜ」

「・・・馬鹿なひと」


その後のことは俺の知ったことではない。

彼等は梅田の人波に消えて行ったから。

それがこの二人の関係の始まりなのか、

それとも終わりだったのか

今となっては、知る術もないんだ。




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スラップスティック・アローン

2006-09-27 09:57:16 | Weblog

最近はバンドがいちおう安定してて、

楽しくていいのだけれど

曲のアレンジをする時間があまりとれなくて

やりたい曲がたまっているのだ。

・・・めんちくさいからソロでやったろ。

ということで

2006年11月8日水曜日

片山道郎スラップステックアローン(ソロ弾き語り)

梅田ハードレインでやりMATH。

いまのところ、まっさらな新曲が2曲、

(「猫ダンス」と「ベイビー・ブルー」)

「エカテリーナ・モノローグ」の

弾き語りディープブルースヴァージョン(笑)、

禁じ手にしてた「カナリア」のソロヴァージョン

などを練習中。

「キャンディ」もね。

ソロって、ひんぱんにやってると

うんざり(笑)してくるんだが、

たまにだと楽しい。

しかし、まだまだ先やな、ソロライヴ。

ミッツのファンダンゴの方が先だ。

10月20日金曜日!

この日は、19回目の神経衰弱・・

ではない、

ファンダンゴの19回目の誕生日なのだ。

アニヴァーサリーに呼んでもらうの久しぶりちゃうん。

だから絶対来てねー!よろしく。

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そーゆーときもある。

2006-09-26 08:41:25 | Weblog



俺はもう駄目かもしれなかった。

それはそれで

仕様がない事ではあったし、

そんなに思ったほど

非道い気分ですらなかった。


それでも駄目なものは駄目で

まさかこんなことになるとは

思ってもみなかったよな、

当然だけど。


・・・そんな訳でもう行くよ、

多分俺はもう駄目なのです。

ちょっとでも俺に期待してくれてたんだったら

ごめんよ、

君を失望させるようなことだけは

やりたくなかったんだけど。


俺だって残念なんだ


・・・じゃあね。




・・・風邪が治ったらまた戻ってくるよ(笑)。



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幸福論・・・・・その他

2006-09-25 22:53:22 | Weblog



やるべき事など何も無く

ただやりたい事があるだけだった。

そーゆー類いの幸福論。

それしか俺には必要ないんだ。


俺は 

人生を棒に振ったわけではないし、

時間を無駄に使う訳にはいかない。

・・つまらない事をやってるヒマなんかないってことさ。


子供の頃、占い師に、

「この子は間違いなく大器晩成の晩年型だよ」

って言われたらしいんだが(←本当)、

その、俺の大器ってのはどこにあって、

俺の晩年ってのはいつやって来るんだろうな?????



すべてがちゃんちゃら可笑しいんだが、

笑う元気も、今はないみたいだ・・・。

何でかって言うとこの季節のせいさ

・・・・気が遠くなる程の年月が!

俺をこんな

今にも砕け散ってしまいそうな

意識のカタマリに仕立て上げたんだ。


本当に危ういのは、俺の方なのか?

それともやっぱり、君なのか?



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ナイーヴィティ

2006-09-24 23:04:05 | Weblog



安っぽい三文芝居のヒロイン

薄っぺらな書き割りの街には

逃げ回る場所すらありはしない


幻想を打ち砕け

そしてそいつを手に入れる

台本通りなら簡単さ

何も心配することはないぜ

何も・・・・・。


今は千九百何年だっけな?

ちょっとど忘れしちまった


太陽がやたらに黄色いのは

きっと俺達のせいなんだろう

そのうちピンクの象が

谷町筋を横切っていくぜ


暗い眼をしたベイビー

ドブ鼠のようなハニー

薄汚い不実の街には

俺達こそがお似合いだ



ぶち壊してくれ、とにかく・・・・・

みっともない俺のナイーヴィティって奴を

今すぐ


そしてそれが

始まりの合図だ


終わりの始まりの


・・・・そんな終わりの始まりの。


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悪夢

2006-09-23 22:48:02 | Weblog


最悪の君が笑った

途中で終わる映画みたいな悪夢

ゆるやかに俺を

殺していく毒薬


致死的な君


冗談事ではすまない君




パシャっとフィルムが切れて

目覚めると君はもういない

そういうのが3回、続いたんだ

・・・・そんな悪夢



魑魅魍魎が跋扈する

悪夢の夜



圧倒的に眠いのに眠れない

明るくなってきてるのに

なかなか朝になりゃしない

朝・・・・・・


でも朝が来たって困るんだ



だって

なにひとつ・・・・・


変わるわけではないのだから。


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風邪ひきアタマで考えたこと

2006-09-22 21:01:49 | Weblog
えーっと・・・・

次はどうしたらいいんだっけ?


俺はまた何だかよくわからなくなってきたよ。

俺は俺だし、こんな風にして生きていく以外、

考えられないんだ。


それで、何なんだろう?幸せって。

俺は金持ちになりたかったわけではないし、

有名になりたかったわけでもない。

(そのどちらにもなれなかったけど。)

・・でも、みすぼらしい人間に

なりたかったわけでもないんだ。

俺はこの世界が好きだし、

太陽の光や、ゆっくりと流れる時間が好きだよ。

音楽も、優しいひとも好きだ。

・・・それだけでいいんじゃないか?って

気もするけどね。

でも穏やかな、晴れの日ばかりじゃないんだよな。

まあいいさ・・・


とりあえず次はどうしよう?

うーん・・・やっぱり


・・・現状維持しかないのかな。



また歌を作ろう。

それしか俺に出来る事はないんだ。

どうせまた・・

何か始まるさ。




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バイクと、本と、ギターと、君と。

2006-09-22 12:15:15 | Weblog


夜中の街を、バイクで飛ばすのが好きなんだ。

ろくでもない信号なんか無視!してさ。

スピードなんて大して必要じゃないんだ、

バイパスの坂道を登って行くとき、

まるで空の中に溶け込んでいくような気分になる。

・・・・バイクほど素敵な乗り物はないよな。


一人きりで、小説を読みふけるのも好きだよ。

外では一日が過ぎて行き、

活字はいつも活字でしかない。

本の迷宮はいつでも、俺のためにその扉を開いている。

・・・・・文章ほど素敵な安らぎはないよね。


ギターで爆音を鳴らすのも好きだな。

コードもフレーズもへったくれねえ!

ノイズ、ノイズ、ノイズ!!!・・って感じで。

誰かとハーモナイズするのも素敵だ。

・・・・ギターほど素敵な楽器はないよ。



全てが現実を凌駕して、

君が柔らかく微笑む。

俺達は永遠の中にいて、

まばゆいばかりの奇蹟を目撃する。

なにもかもが必然でしかない。

・・・・君ほど素敵な奴はいないぜ。




付記

風邪をひいてしまった・・・・・・・・・・・・・。

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