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4月以降の予定と新規募集

2023年01月21日 09時37分09秒 | オペラに挑戦
オペラ歌練の4月以降のスケジュールが知らされた。と言っても練習会場でじゃなく、月1回のハーモニーホールの新聞折り込み情報誌上でです。昨年から練習を始めてる合唱団への連絡をこんな誌面を使って行う訳は無く、新規合唱団募集につけての練習予定日記載で知ったんです。
なんで今更募集? なんですが、「ボエーム」は子供の合唱が入ります。譜面にも「子供パート」としてちゃんと書かれてます。クリスマスイブ、家族連れで街に出てきて、親に「あれ買って、これ買って」とねだる子供合唱です。その子供の募集で、対象は小中高校生のようです。でもその中の1人は短い独唱を任されるはず。先生の構想では近所の児童合唱団に大勢の参加を依頼することが入ってると思うのですが、一般からもなのでしょう。いいんじゃないですか。
今回の募集「親子で舞台に立ってみませんか」と誘ってるんです。なるほど、「親だけ」はなかなか敷居が高い。子供は「出てみたい」と言うが、「お母さん、お父さんといっしょなら」なんていう子もいるんでしょう。親にしてみれば練習の付き添いでその時間は拘束されるわけだし、じゃいっしょに歌ってみようか となるのは考えられますね。そこを狙って、大人団員を増やそうと考えたかね。そう簡単にはまってくるほどハードル低くないぞ! だけど。
僕等みたいに、真剣に全部歌わなくていい、歌えるフレーズだけ、好きなとこだけ声だしてみる、我が子と普段の親子関係を舞台上で表現してみる そんな経験もいいんじゃないですかね。
今男性正式団員はテノールの2名だけです。 こんな機会に1人でも2人でも仲間増えるといいね。本格的にやらなくてもいい、楽しく付き合ってあげるし、いい経験させてあげるけどな。
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日本人は「中庸」を実践できる民族

2023年01月18日 15時09分27秒 | つれづれなるままに
昨日会社時代の先輩、同期の3人で懇親会でした。半年に1回ほど昼飯食って、喫茶店でだべる という仲間。最近は大和での開催が続いてる。先輩が大和のコース(大乃寿司、茶居珈)が気に入ってるようで。 それぞれが最近の関心事を話したり、世の中の情勢を議論したり きままですが、新しいことを教わったり、自分を確かめたりで、楽しんでます。
昨日 先輩からは新しい話出てこなかったが、「歳をとると同じ話を何回もするようで、自分は今そこに気を付けてる。何回も話すようだったら注意してくれよ。」そんなこと言ってた。新しい話題があればそれを話すんだが、新しい話題を手に入れるチャンスが歳とると少なくなって、ついつい仲間で共通する話になりがち と言うことなんだろう。 いずれは自分の心配事になることだ。いろんな所に顔だして、広く話をする努力は怠らんように だな。
僕からは今考えてる「文明文化論」を聞いてもらった。賛同してくれるところ、違和感をもたれたところ、次に考えたらいい方向などの感想を聞かせてくれた。こうして「うるさ方」に聞いてもらうと、自分の位置が解っていいね。
同期からの話が面白かった。前にも紹介したと思うが、理系で、会社時代は技術系のシステム設計やってた男で、リタイヤしてから「出雲神話」の世界を研究し、著書も2冊出版してる変わり者です。何かの話から、「邪馬台国、倭女王卑弥呼」の話になり、卑弥呼が王様になった経緯を彼が聞かせてくれた。ポイントは「弥生時代と一色のように言われるが、いろんな部族、種族が割拠してた世相で、争いが絶えなかったらしい。そんな中、王を決めるとなった時に『全体の合議』によって、卑弥呼を選出したんだ」と言うのですよ。今で言う「中庸を選択」する技を本来持ってたんじゃないか。DNA的にもいろんな交雑が行われた時代(特に日本は大陸から見ると東の端、交雑のルツボだったろう)で、それも「独善的にならず、中庸を選ぶ」人間性に繋がってる というのです。だから日本では「真の独裁」は成立しないんだ とも彼の解説でした。
そこで先輩から。 「DNAには組み込まれていても、今は『いい加減な中庸』だね。全ての考えを出したうえで、協議しながら、妥協しながら最適解に持って行くという本来の中庸じゃないだろう」の批評が。  なるほどです。 その通リですよね。
いい勉強してるな と自画自賛。 喫茶店で3時間、珈琲2杯でだべってくるのです。
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「ふるさと納税」を考えよう

2023年01月17日 09時25分29秒 | ふるさと納税
小さな事柄でも社会システムに感心を持ちだす(文句を言いだす)と次々と気になりだして、言いたくなるタイプです。さらに、そういう情報がどんどん入ってくるようになるのも面白い関係だな と思うのです。
今朝の朝刊の「声」欄に大阪の66歳の税理士さんが「そろそろ『ふるさと納税』辞めては」と投書されてる。2、3日前に紙面で21年度の利用状況が解説されてて、「やっぱりな、いいシステムではないな」と考えさせられるものだった。今朝の投稿者もおそらくこれを見ての投書だったろう。僕はこのシステムが運用に入った時から「歪んだシステム」と考え、反対しているのです。要はこの投稿者じゃないですが、国民みんなで今一度考えましょうよ。そして廃止しませんか と言いたいのです。
システムの構造は書きません。要点だけ。
  ・自治体によっては税金収入が減る。
    横浜市 ▲227億円  名古屋市 ▲130億円  大阪市 ▲120億円
    市民が他自治体に寄付するので居住自治体の税が減る。
  ・運用にコストがかかり過ぎてる。
    21年度納税総額8300億円に対して運用費が3850億円かかってる。 
    寄付される税額の46%が運用経費で消えてる。
  ・返礼品競争に走る。
  ・返礼品競争に付け込んだビジネスモデルが横行し始めた。
  ・A市に寄付しても、返礼品はB市で製造されてる ということがあり、
   指定自治体を潤すものでなくなってる。
  ・どうしても高額所得者の優遇ということになる。

つまり「何もいい事ないシステム」なんですよ。菅元総理が安倍さんの下で幹事長をやってらっした時に自ら設計して始めたシステムです。菅さんがまだ政界に残ってる間はだれも「辞めませんか」なんて言い出せないのでしょうね。
そういう忖度がまずあっての日本政治 国民はそこに目をやる必要があると思うのですが。
そのとっかかりとして「ふるさと納税」廃止の声をあげましょう。
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凄い男の講演を聞いてきた

2023年01月16日 14時08分36秒 | つれづれなるままに
昨日 高校の同窓会が主催する講演会を聞いてきた。凄い事を考え、凄い生活を実践してる男がいるんだと感心して帰ってきた。いや、「凄い」という言い方しかできないんですよ。そこは読者の皆さんにも感じてもらうしかないです。どう説明したってしきれる男じゃないです。
同窓会主催ですから講演者は同窓生。僕より20年後輩の53歳なのかな。名前は「服部文祥」という男です。その世界に趣味をお持ちの方なら「えっ あの文祥さん?」と思いつく方もいらっしゃるのでは。(一応NET情報をLINKはさせましたが、YAHOOで名前検索した一覧をLINKしました。この中の1つ見ただけでは掴み切れない男だと思うから。興味あるところから覗いてみるしかない と思ったからです。)

         
高校、大学で山に親しみ、冒険的登山へと進み、いろいろあって現代社会の歪みみたいなのを感じとり、そこから「自力で生きる」を目指してきたようです。でも当然ですが、家庭をお持ちですし、お子さんも3人いらっしゃる。「100%自力」じゃなく、自力部分を増やしつつある進行形の人生 というのかな。横浜に家族生活があって、どこか山の中に古民家を手に入れ、そっちではほぼ自力生活をやってるとか。上手く両立させてる とも言えますね。奥さんもお子さんたちもたまに山に遊びに来て、蛇やカエル料理を「美味い」と言って頂くのだそうです。

講演の中で社会の歪みを感じた経験の一つを語ってくれてたので。
社会人になってからヒマラヤ「K2」に遠征する登山隊に同行するチャンスがあった。登頂には成功して、日本に戻れば「あの魔の山K2に登った男」と有名にもなった。しかし、自分がこの栄誉を得られたのは現地で荷物を運びあげてくれた延べ何千人というポーターがいてくれたからだ。しかもそのポーターたちは20kgの物資を背負って、日に8時間登って400円しか稼げない。日本だったら8000~12000円は稼げる重労働。 20代半ばの彼はここに「何か変、世の中歪んでる」と感じたんだと語ってました。余談ですが、1977年だったかな、ネパールをトレッキングしに行った時のポーターは確か100円でしたよ。
文祥後輩の話はこれくらいにします。興味のある方はNETなり、彼の著書を読んでください。
ただ、ついでになるんですが ここにも「文明と文化」の話があるように思うのです。文祥君は「文明ぼけ してる」という言い方をしてました。彼はスマホ、車は持ってないそうです。横浜と山小屋間移動は電車とバスなんだそうです。しかも相棒の犬連れて。
僕流だと「そこまで文明を否定し、ひたすら文化面に没入することはないのでは」「文明悪、文化善」じゃないよね、「文明と文化の乖離が悪」なんじゃないの? ですけどね。このあたり質問してもよかったのですが、あの強さに圧倒されそうで、できませんでした。
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文明が勝手に先行くエネルギー

2023年01月15日 09時56分15秒 | 文化文明論
友人から指摘されて、使う単語の間違いに気づきました。一部修正します。(1/16)
  「人間性を取り込む」 ⇒ 「人間性を回復する」 の意に。
------------------------------------------
まず 「命題」を。
 「東京・大阪間は1時間で移動できなきゃいけない? それは幸せ?」
さっ どうでしょう。  「短時間でいろんな所に移動可能になるんだから嬉しいことだ。」かな。うん、そうとも言える。そう考える人がいてもいいし、否定はしない。でも「もっとゆっくりさ、景色を見ながら、駅弁食べながら行くのもいいんじゃない。オレはそっちが幸せに思うな」という人もいらっしゃるでしょうね。でも後者の意見は聞き入れられることなく、一方的にリニア新幹線が作られようとしてます。いやいや、リニアができても、各駅停車で大阪までのんびりが出来なくなるわけじゃないのは解ってますよ。でも「速さはいらないんじゃ」という考えは全く無視されて世の中は進んでいきます。
「より速い、大きい、小さい、精密、高い・・・」を実現して、「他に勝つ」ことが社会活動の原動力であって、今の世の中の絶対是なのです。「そこが資本主義の本質で・・・」と論ずる学者もいらっしゃいますが、僕自身はそこまで結論するほど勉強してないので、そうは言わない。 が、「他に勝つ」をエネルギーにして世の中を発展させてきた事実は認めます。かつ「それってちょっと変」「今では勝つことが目的化してるのでは?」とも思ってます。
「他者に勝つ」とは「文明」世界でのこと。「技術の進歩」「科学」といえば解り易いかも。
他方「文化」の世界には勝ち負けは無いですからね。
こういう見方もできます。「人間的なもの=文化性」を活かしながら(残しながら)社会を進歩させていくのでは「遅れる」んです。他者に負けるんです。負けると明日がないのです。
要するに、今のシステムを維持していく限り、社会システムの中から人間性はどんどん排除されていくと考えてます。ただ、そういう社会システムを維持していきたいという人達もいるわけで、そちら側からすると、「大きな反発」が表面化しないように「人間性らしき所を適当に回復させたり、作り込む」そういう行動はするでしょうね。「騙し」と言えば「だまし」です。
しかし、騙しきれないものだと思います。将来「こんなのいやや」という声が大きくなって、それまでの(=今の)社会システムが崩れる時が来るんだろうと僕は考えてます。そうじゃないと人間は悲し過ぎる。
次に書きたいなと思ってるのは 今変革の兆候ってあるんだろうか ってことかな。
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今日は電車内で痴漢が増える

2023年01月14日 11時14分24秒 | 文化文明論
なんだこの下品な話題は? でしょうか。 昨日夜のニュースで「大学入試共通テストの受験生を狙った痴漢が増える。」という話が出てました。過去に実際被害に会い、受験に失敗したという女性のインタビューもありました。「なるほどな、そのての人は狙いどこに頭使って、行動するのか。」「嫌な世の中だね。被害にあったら可哀そうだよ。やるせないね。どうにかならんものかね。」 たまたまなんですが、僕の一番大きい孫娘が今日明日試験に臨むはず。こんな話聞くと「どうか被害に会いませんように」と願うしかない。
そこで何が言いたいかというと、どうしてこういう悪を犯す人が生まれて来るのか ということなんです。痴漢に限らず、普通には理解できないような殺傷事件が頻発してますよね。しかも増加してると思うんです。
現代社会の中で「行き場が無く、助けが無く、声も上げられず、ただモンモンとしてる人」が多いんだろうと想像してます。そういう人の中に「溜まってる鬱憤のはらし処」を探す人がいて、何かきっかけで事件を起こしてる と僕は見てるのですがどうでしょうか。
じゃどうして「モンモン人」が生まれ、増えていくんだろうか なんですが。
文明の進化に合わせて社会システムも変化していく。その際どうしても変化について行けず、漏れる落ちる人が出て来る。社会とは本来そういうこぼれた人を救い上げる機能(セーフティーネット)を持ち合わせてなくちゃいけないものだと思うが、そこがどうしても追いつかない。
ぼくはこの「追いつかせよう」と努力するところが「社会文化」だと思うのです。文化は「遅れる」のが常なんだろうと考えてます。つまり文明と文化はそのギャップをドンドン広げるのです。広がった分だけより多くがこぼれる。多くなれば理解不能な発想者も増えるし、理解不能の領域のドンドン広がっていく。
なんか言い表せたような、言い足りないような。 今の思考程度、僕の文才ではここまでかな。
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ここが「僕」と気付いたので

2023年01月14日 11時00分58秒 | 文化文明論
ここ数日「文化、文明」に関して自論を書いたが、自分で気付いたんです、どうも「僕の問題意識の底流って言うか、原点はここなんだ」 ということに。
現代社会で見えて来る諸問題 その原因は詰めていくとこの「文明文化のズレ」「人間感性で支え切れない文明の先走り」に行き着くようなんです。 僕の中では。
ならば、そこを先に意識して考えていく方がまとまり易いだろうと考え、カテゴリー「文化文明論」を作りました。こうやって自分の思考をより積極的に進めて行こう なんです。
今日も昨日の続きで一つ書きます。
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我が物顔だね 独裁者?

2023年01月14日 10時33分20秒 | 国を憂う
バイデンさんの横に座る岸田さん 天下取ったみたいな、満面の笑顔でしたね。この10日間ほどで西回りに世界一周してくるわけだ。僕は気に入らん。
     ハッキリ言います、「あの顔見ると虫唾が走ります」。
そうじゃないですか、国民の前でしっかり説明もしてない、国会で議論もしてない、「閣議」とやらでかってに決めて、国民の大半は賛成してると言い切っちゃう。最近の世論調査で「今回の防衛力強化に異論有り」とする国民は6割いらっしゃいますよ。与党の中でも「その財源」についてはああだこうだ異論があって、先が見えない状況。
こんな状況なのに、「43兆円日本はやりますよ。敵基地攻撃能力も整備しますよ。」と大盤振る舞いしてしまう。いいんですかね、こんなやり方。
僕は絶対に潰してやりたいし、岸田さんには即刻首相を辞めて頂きたい。
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文明と文化

2023年01月13日 08時27分11秒 | 文化文明論
堅苦しい表題だな、岳らしい、堅いな が印象かな。 昨日の今日で凄く感動して聞いたので。
またNHKの営業です。 今朝の4時からの放送です。 深夜便「人生のみちしるべ」を聞いてみてください。   (1/20まで再視聴可です)
指揮者小澤征爾のお兄さん 俊夫さん(ドイツ文学者、昔話研究家)の話でした。
本論の前にちょっとよりみち。 昨年末に放送された番組を年明けてから見たんです。「小澤征爾 中国でラフマニノフを指揮」(番組名は少々違う)です。この中でお父さんの開作さんに興味を持ち、合わせて小澤家族(男の子が4人、俊夫さんは次男、征爾さんは三男)に大いに関心を持った。その中で俊夫さんが弟 征爾のことを優しく温和に兄として語られてた。このお兄さんが印象的だったんです。そのお兄さんがどんな人生を送ってきたかを話してくれるんですからしっかり起きて聞きました。こんな偶然、ラッキーってあるんですね。
内容については放送を聞いていただければいいので書きません。聞きながらついつい思ったのが今回の「タイトル」です。

昨日「東京大改造」に不安があると書きました。もう少し加えて書けば「文明化が一方的に進んでいって、文化性が抜け落ちてるぞ」なんです。一方俊夫さんの話 これは文明的なところは無し、100%文化面だって重要だと言ってるんだと思うのです。
僕は「文明」「その発展」が不要だ、悪だというつもりはない。しかし人間て「文化面も文明同様重要なのではないか」と常々考え、時代の進行の中でそのバランスが崩れてきてると見てます。文明が人間抜きでかってに進んでる。(科学者のひとりよがりもあるよな) その変化をきちんと受け止め、「生物としてのバランス」の中で自分のものにしてるのだろうか? 今後バランスを取り戻せるのだろうか? 取り戻せなかったらどうなるんだろうか? そういう不安につながってるんです。 
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進む「東京大改造」

2023年01月12日 13時23分53秒 | 文化文明論
昨日11日のクローズアップ現代 「怖いな、まずいな」の感想を持って見ました。
              (注) 「クローズアップ現代」の視聴は18日までです。
現代社会(資本主義)が進んでる方向に大きな疑問をもって日頃注視してる僕だから、ついつい悲観的に見えてしまうのかもしれない。でもこの報告が伝えてる現実がほんとに我々に幸せをもたらす物なのかをちょっと考えてみるのも年初にあたっていいかもしれない。
いや僕流にいえば、「考えないとまずいよ」 です。

現代社会の進化スピードが今世界中の都市の改造を促してる。それに乗り遅れると、世界から相手にされなくなり、衰退する都市、国になってしまう事態なのだと言う。東京もそれに遅れまいと5つの改造計画が進んでるようだ。
こう聞いただけで僕は「おっ、人間がどう生きるかではなく、国、都市がどう生き残るかが先なんだ」と感想したんです。番組の前半は「今世の中のニーズがこうなんだから、負けないように着いていかねば」の論調で、「人が生きる」視点は無かった。後半で「高層ビル群が環境変化をもたらすことには配慮が」といういい方で「生きる人」への配慮もあった。しかし「人」への視点はこれだけだった。ほんとにそういう社会が生き易いのか、楽しいのかは語られなかった。

「現代がそれを要求してる。着いて行かないと国が亡くなって、『幸せな』なんて言ってられんだろう」との論で思考停止していいんだろうか。そういう環境で生きることが幸せと考えるのならそれでいいのだが、「ちょっと変だな、いやだな」との想いもあるのでは。
ならば考えましょうよ。「他の形はないの?」「そんなに競争せにゃならんの?」 そこなんです。 僕はこの「競争」があるかぎり常に「生きる人」への視線は二の次、三の次にされるんだと考えてるんです。
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