今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

図書館開館!

2021-04-14 | 図書館
いよいよ今日から中学校・高校ともに図書館が全面オープン、
利用者データの入れ替え・バーコード印刷が終わり、貸し出し開始しました。
一人で中学校高校と合わせて2館分の開館業務なので、なかなか終わらなかった。。。
今日のお昼休み、早速、中学新1年生男子2名が本を借りに来て、何やら楽しそうでした♪
 
明日から図書委員の活動も開始、
全体での委員会は開催しませんが、当番表のデータを生徒に送りました。
今までは、生徒数が多かったのでお昼休みと放課後の両方を担当してもらっていましたが、
昨年からは学校のシステムや感染予防も考慮して、生徒の負担にならないようにしています。
図書委員の仕事はカウンター業務と書架整理、
今までの委員は、責任もってきっちりと当番をこなしてくれました。
3年連続で図書委員となってくれた生徒、初めての生徒、
皆、しっかりと仕事を頑張ってもらいたいです!

図書委員の生徒たち、本好きの生徒たち、新たな出会いが始まりました♪

新入生オリエンテーション

2021-04-12 | 図書館
中学校の新入生に、図書館のオリエンテーションを行いました。
2クラスあるのですが、密になるのを避けるために1クラスずつの2回開催です。

中学1年生を前にすると、高校生に比べると本当にまだ幼い感じがして微笑ましくなります。
まず初めに、中学校・高校図書館の開館時間、利用方法、利用上の注意、等、
予定通り順調に進みました。
その後、生徒各自持参のタブレットを使って、オンラインでの検索・予約方法の説明、
これが思っていたより手間取ってしまってアタフタ。。。
一つには、生徒たちがまだタブレットの使い方に慣れていなかったこと、
そして、私が生徒の持っているタブレットについて良くわかっていなかったことでした。
時間が押して、最後の方はバタバタになってしまいましたが、
少しでも図書館を身近に感じてもらえたら、と思っています。

高校は6時間目まで学力テストで静かな一日でしたが、
放課後、図書館へ来る生徒が少しずつ増えてきました。
中学生も高校生も、今年は大いに図書館を利用してくださいね。

森林公園

2021-04-11 | いろいろ
今朝の最低気温は1.8℃、真冬並みに寒い朝でした。
でも日中は晴れて気温も高くなってきて、晴れの日曜日も久し振り、
せっかくの良い気候を楽しもうと車で30分ほどの県内にある国営森林公園へ行ってきました♪

学生の頃や子どもたちが小さい頃よく来ていましたが、前回いつ来たのかも忘れるぐらい久し振り。
約10万株見事なのネモフィラ花畑!”インシグニスブルー”はほぼ満開、ちょうど見頃でした!
 
白いネモフィラも。

気持ち良い晴天の春の日、森林浴しながら森の中を進むと、
   
途中、木立の向こうに沼があったり、ウォーキングを楽しみながら着いたのが・・・
約70万株のアイスランドポピー花畑、素晴らしい!!
 
春風に色とりどりのポピーの花がゆらゆら揺れて、(行ったことはないけれど)まるで天国のようです。

揺れを楽しみながらつり橋を渡ったり
 
森林のあちこちに咲く山ツツジを楽しんだりもして、2時間強1万歩以上歩きました。

日本一のネモフィラ園「ひたち海浜公園」へ友人たちとバスツアーで行ったのはもう5年前
昨年は隣市の丘でも見て、ネモフィラはすっかり人気の春の花になりましたね。

4冠!

2021-04-10 | 図書館
東京五輪代表選考を兼ねて行われた競泳日本選手権、白血病から復帰した池江璃花子選手が、
4日の100メートルバタフライ、8日の100メートル自由形で優勝して2冠を達成し、
リレーの2種目で五輪に内定していました。
そして今日、非五輪種目の50メートルバタフライ、50メートル自由形で優勝し、
4冠達成という素晴らしい成績で日本選手権を終えました。

健康な人でも、一つの大会でこれだけの成績を収めるには相当の実力と集中力が必要と思われますが、
病気で長い闘病生活を送って復活間もなくの好成績、感嘆せずにはいられません。
病気にかかるとその病気のことで頭がいっぱいになり、
生きる可能性への恐怖でなかなかその先のことまで考えられないものです。
「苦しくてもしんどくても努力は報われるんだなと思いました」
の言葉には、強い気持ちを持っての想像以上の努力があったことを思い知らされました。

本当に素晴らしい!おめでとうございます!!

今日から5日間の七十二候は
【第十四候】 清明 次候 「鴻雁北 (こうがんきたへかえる)」
ツバメの渡来とは入れ替わりに、冬を日本で過ごした雁が北のシベリアへと帰っていく頃となりました。
鴻雁とは、渡り鳥の「がん」のことですが、
「鴻」は「ひしくい」と読み大型のがんを、「雁」は小型のがんを指しているのだそうです。
埼玉県に鴻巣市がありますが、「大型のがんの巣」という意味もあるのでしょうか?
市のHPには「コウノトリ伝説」からの由来も紹介されていました。

画像は昨日の眩しいほどの夕陽。
浅間山からわずかに噴煙が上がっていました。

令和3年度入学式

2021-04-08 | 学校のこと
今日は、中学校と高等学校の入学式がそれぞれ時間をあけて高校体育館で行われました。
今年の新入生は中学生が2クラス50名、高校生が10クラス339名、
中学の男女比は2:1、高校もコースによっては男子の方が2倍以上多く、
在校生は男女ほぼ同数なので、学年の雰囲気が違ってくるかもしれません。

人数の少ない中学生は保護者1名のみ出席可、高校生は生徒だけの出席です。
式は校長式辞、理事長祝辞、在校生代表から歓迎の言葉、国歌と校歌は音源を流すだけで、
登壇者以外は誰も声を発することなくわずか30分で終わりました。
明日は全学年とも6時間一日中クラスガイダンス、来週から平常授業が始まります。

図書館は中学・高校とも通常通り開館しています。
生徒データの入れ替えがまだ終わっていませんので貸し出しは来週以降ですが、
お昼休みや放課後に是非本を見に来て見てもらいたいと思います。
昨年度は生徒の姿が少なく淋しい図書館でしたが、今年度はずっと通常開館できると良いのですが。。。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
新入生・在校生とも新たな学校生活がスタートしました!

新年度始業式

2021-04-07 | 学校のこと
今日は1学期始業式でした。
この1年ですっかり馴れた形となった、スタジオ放送を利用してオンラインでの全校集会です。
新任の校長訓話・新任の先生方着任式・春休み中全国大会出場の部活動報告会・保健室より・生徒指導より、
生徒たちは教室で各自のタブレットを見ながらの参加です。

明日は入学式!
昨年度はやっと6月に夏服で実施された入学式ですが、
今年度は中学校・高校の入学式を分けて2回の開催となりました。
それでも、4月に予定通り開催出来て良かった!

私はなるべく早く図書館を開館できるよう、昨日準備出勤からデータの入れ替え等鋭意奮闘中!
図書館だより「LibraryNews4月号」も、今日、全中学生高校生に配信しました。
今月号には学校独自のデータが載せてあるのでアップできませんが、
図書館利用方法やオンラインでの検索・予約方法等を記事にしました。
貸出開始は、利用者データの入れ替えが終わる来週からになりそうです。

校地内の桜は半ば散ってしまっていますが、新年度の始まりは心が改まります。
生徒の皆さん、図書館でお会いしましょう!

清明

2021-04-05 | いろいろ
昨日は二十四節気の「清明(せいめい)」
清明とは「清浄明潔」ということばを略したもので、全てのものが清らかで生き生きしている頃のこと。
先週の季節外れの暖かさで、暦通り、様々な花が咲き、木々は柔らかな若芽を出して生命力にあふれ、
万物が清らかで生き生きする「春爛漫」となりました。

昨日から5日間の七十二候は
【第十三候】 清明 初候 「玄鳥至(つばめきたる)」
燕が南の国から渡ってくる頃。「玄鳥」(げんちょう)とは燕の異名です。
週末に出かけた先のお店の軒下で、燕が巣を作っていて、ヒナが盛んに鳴いているのを見ました。
ウォーキングコースの道端には、ツクシがたくさん顔をのぞかせていました♪

昨日今日の雨と風で、桜も散ってしまいますね。
入学式前に桜が散ってしまうとは!
花あかり、花曇り、花冷え、花吹雪、花筏、桜流し、花の浮橋、と桜にまつわる美しい言葉がたくさんあり、
昔から桜を愛でてきた日本人の、花の時期が短い桜への熱い思いが言葉からも伝わります。

追悼 田中邦衛さん

2021-04-04 | いろいろ
俳優の田中邦衛さんが3月24日に88歳でご逝去されたというニュースを聞き、
大変驚くとともに淋しい気持ちになりました。

昨夜、フジTVで追悼放送された『北の国から ’87初恋』(画像はフジTVHPより)、
今までに何度も見たのですが、昨夜も見て最後のこのシーンにまたまた涙・・・
個人的には、シリーズの中で一番心を動かされたスペシャル版でした。

「北の国から」は1981年10月9日から1982年3月26日まで連続ドラマとして放送されましたが、
私はファンだったさだまさしが主題歌(?)を歌うというので全話見ていました。
その後、1983年から2002年まで21年間にわたったドラマスペシャル8編もすべて見ました。

我が子2人が小学生だった時、夏に北海道を10日間ドライブ旅行したことがあります。
その時に、「北の国から」を一つのテーマとして旅行しようと、
出発前に初回ドラマからスペシャル版まで家族ですべて見てから旅行に出ました。
旅行中に北海道富良野市の麓郷の森にある「純が造った風力発電の家」「丸太小屋」、
「最初の家」「五郎の石の家」「拾って来た家」、ニングルテラスの「ろうそくの家」など、
各所を見て回ったことを懐かしく思い出しました。

ドラマが始まったのは高度成長期、その時代の流れに逆行するかのような大自然での不便な暮らし。
親の都合で都会の暮らしから厳しい自然の中の生活に投げ込まれた子どもたちを通して、
親子の繋がりや、生きていくことの厳しさを、より強く感じるドラマでした。

田中邦衛さんといえば「北の国から」で演じた朴訥で不器用な父親五郎を抜きにして語れないほど。
長く心に残る素晴らしいドラマを残してくださりありがとうございました。
謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌

齋藤孝 著 『 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』 

2021-04-03 | 本の紹介
この2.3日バタバタしているうちに、4月になりました。
この地の桜も満開、一番の見ごろとなっています。

先月の読書は以下の4冊、少なかったー!

『ベージュ』 谷川俊太郎 新潮社
『カカ・ムラド~ナカムラのおじさん』 ガフワラ さだまさし訳 双葉社
『元彼の遺言状』 新川帆立 宝島社
『 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』 齋藤孝 フォレスト出版

今日紹介するのは、齋藤孝 著『 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』(フォレスト出版)
大河ドラマで渋沢栄一を主人公とした「青天を衝く」を放映中で、
加えてこの近隣が出生地なので、多くの書店では渋沢栄一フェアがずっと続いています。
不朽の名作『論語と算盤』を読破するのは時間がかかりそうなので、
中高生向けにこの本を図書館に入れようと思い読んでみました。

全体は3部からなり
①生涯 『論語と算盤』がもっと面白くなる渋沢栄一の人生
②代表作『論語と算盤』 今だからこそ胸に刻みたい『論語と算盤』の教え
③歴史的な関連人物 渋沢栄一の関連人物から読む『論語と算盤』
この3つの側面から、縦横に渋沢栄一を掘り下げ、
図やイラストを多用してわかりやすく解説されています。

その人物像と成し遂げた数々の功績を知るたびに、郷土の偉人として益々誇らしくなります。
農民であった頃の自分を忘れず、富を常に社会に貢献していった渋沢栄一に比べ、
今は、子どもから大人までお金に囚われていて、そのための人生になってしまっています。
もちろん、生きていくためにはお金は必要ですし、そのための手段としても仕事をしていますが、
渋沢栄一は「仕事を成し遂げて得た富や成功は、仕事の残りかすのようなもの」と言っています。
う~ん、まだまだ俗人の私はなかなかこんな風には考えられないし思えない、
この先の人生を考えると、国に頼れなくなった時のためにある程度の蓄えは必要と思ってしまいます。。。

昨年からのコロナ禍で、格差社会がますます広がっています。
栄一は「道徳経済合一論」を唱え、経済活動で得た利益はみんなでシェアする社会を理想としています。
齋藤先生の言うように
「今の時代にもう一度渋沢栄一に光が当たって、
新しい1万円札を見るたびに『これから先、みんなが益するような社会にしていきたい』と願えば、
日本はまだまだ明るい方向に発展していくことが期待できます」
と日本が変わると良いのですが・・・