1974年のチェット

2021-01-30 | 【断想】音楽

  1974年、CBSからの「シー・ワズ・トゥー・グッド・トゥ・ミー」。
 チェット・ベイカーのニューヨークで録音されたアルバムだ。
 ドラッグがらみのトラブルから仕事を無くしていたチェット・ベイカーが、カムバックした頃のものである。
 カムバックには、ディジー・ガレスピーの尽力があったそうだ。
 その頃、ジェリー・マリガンとのカーネギー共演、ジム・ホールとの「コンチェルト」も録音されている。
 このアルバムの収録曲の一曲目が「オータム・リーブス」であることから、このアルバムは、「枯葉」とも呼ばれる。
 アレンジとコンダクトは、ドン・セベスキー。
 演奏陣は大人数、その中にはポール・デスモンドやロン・カーターの名もある。
 チェット・ベイカーは、45歳頃、活動拠点をヨーロッパに移す前くらいだ。


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