"明日が問題だ!"

2024-05-18 | 【断想】音楽

 オーネット・コールマンの「トゥモロー・イズ・ザ・クエスチョン:明日が問題だ」。
 「サムシング・エルス!:何か他のもの!」についで出されたセカンド・アルバム。
 1959 年になっての録音で、レーベルはCONTEMPORARY。
 9曲収録されており、全曲がオーネット・コールマンの作。
 〈パーソネル〉
 オーネット・コールマン(as)
 ドン・チェリー(tp)
 パーシー・ヒース(b)※1~6
 シェリー・マン –(ds)
 レッド・ミッチェル(b) ※7~9
 〈収録曲〉
 1.明日が問題だ!
 2.ティアーズ・インサイド
 3.マインドと時間
 4.思いやり
 5.Giggin':ギギン
 6.歓喜
 7.ロレーヌ
 8.ターンアラウンド
 9.エンドレス
 手元のCDは、外国盤で、英語の解説しかない。
 よって、僕にとっては、以上のような日本語での基礎情報まとめが必要。
 〈感想〉
 語っているのが感じられる。
 “なまり”があって、意はとりにくいが。
 おしゃべりしてたね。
 前作より、各プレイヤーの「語り」が聞き取りやすい。
 聞き手へのメッセージの届け方で、進化しているように思う。
 オーネット・コールマンのオリジナルなメッセージがよりはっきりしだしたように。
 「ロレーヌ」は、叙情的、ブルージーである。
 「ターンアラウンド」は、ちょっと愉しげ。
 「エンドレス」、オーネット・コールマンの魅力を感じる。
 オリジナリティのある声が、そこにある。
 悲しいのか、苦しいのか、歓んでいるのか、そこらは理解しにくいが。


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