昔から、人気のあるジャズ・アルバム。
クリフォード・ブラウンがストリングスをバックにトランペットを奏でている。
しかも、それらの曲は、スタンダードで、親しみやすい。
「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス」(1955 EmArcy)。
1.イエスタデイズ
2.ローラ
3.ホワッツ・ニュー
4.ブルー・ムーン
5.愛さずにはいられない
6.エンブレイサブル・ユー
7.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー
8.メモリーズ・オブ・ユー
9.煙が目にしみる
10.ジェニーの肖像
11.いつかどこかで
12.スターダスト
トランペットがクリフォード・ブラウン、編曲、指揮がニール・へフティ。
リッチー・パウエル(p)、バリー・ガルブレイス(g)、ジョジ・モロオ(b)、マックス・ローチ(ds)が、ともに演奏。
丁寧で、安定した音、音色よく情感も感じられ、申し分のないトランペット演奏。
バックのストリングスも美しく、ロマンある名曲を盛り上げている。
ただ、これをもってジャズのすべてではないことは言うまでもない。
ここには、インプロビゼイションの凄さやマイナー感覚の際立つ表出はない。
でも、そんなことを、一枚のアルバムに対して求めてもはじまらない。
「お前は、お前の好きなジャズを聞け」と言うことになる。
ともかく、「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス」は、申し分のない名盤である。
「SMOKE GETS IN YOUR EYES」、「STARDUST」、その旋律をよく耳にしているせいか、とても素晴らしい。
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