胸しめつけられる旅へ

2021-02-11 | 【断想】音楽

 センチメンタル・ジャーニー:Sentimenntal Journey
 作詞:バド・クリーン
 作曲:レス・ブラウン&エンジャミン・ホーマー
 1944年公開の同名映画の主題歌であり、ドリス・デイが歌って大ヒットした。
 「センチメンタル・ジャーニー」と言うタイトルから、恋に破れ、悲しみにうちひしがれた心を癒しに出かける一人旅のようにとらえる人がいるかも知れない。
 しかし、この歌は、そうではない。
 作られたのが1944年、第二次世界大戦中である。
 行き先はホームなのだ。
 戦地を渡り歩いたあと、故郷に向かう旅程につけるようになった。
 懐かしさに胸がしめつけられる。
 さあ、出かけようと言う、望郷の歌なのだ。
 ジャッキー・マクリーンが、サックスを吹く「センチメンタル・ジャーニー」を聞いた。
 本命、ドリス・デイの歌うのを聞いた。
 そして、ジュリー・ロンドンの歌で。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿