夢からゆめに

2021-05-08 | 【断想】ETC
式子内親王・つかのまのやみもうつつもまだしらず夢からゆめにまよひぬる哉
恋の歌だそうだ。
聞けば、そうとも思える。
ただ、わたしはそうは感じなかった。
人のこの世の歩みを歌ったように聞こえた。
はかなく、みじかい人生。
何もわからないまま。
夢から夢へと迷うだけ。

はかなくて

2021-05-08 | 【断想】ETC
式子内親王・はかなくてすぎにしかたをかぞふれば花にもの思ふ春ぞへにける
過ぎ去った日々、逝ってしまった友の多いこと。
花をめで、ともにたわむれた日々が遠くなってしまった。
※今日からしばらくは、式子内親王の歌にふれながらの断想になるかな。