久し振りにアルチュール・ランボオの詩集をひらいて、思いのほか、植物が出てくることに気づいた。この際、読みなしてみようか。
「イリュミナシオン」の「大洪水のあと」に、早春の森が出てくる。
《それから、新芽の萌え出たすみれ色の森のなかで、ユーカリスがおれに春だと言った。(粟津則雄訳)》
ユーカリスとは、ヒガンバナ科の中の属名のようだ。その属の中に、白い花を咲かすアマゾン・リリー(擬宝珠水仙)がある。そんなところか。
「イリュミナシオン」の「大洪水のあと」に、早春の森が出てくる。
《それから、新芽の萌え出たすみれ色の森のなかで、ユーカリスがおれに春だと言った。(粟津則雄訳)》
ユーカリスとは、ヒガンバナ科の中の属名のようだ。その属の中に、白い花を咲かすアマゾン・リリー(擬宝珠水仙)がある。そんなところか。