白梅見れば鶯の声

2008-03-09 | 【樹木】梅
 朝、窓のそとの白梅を眺めていたら、近くで鶯の声、姿は確認できなかったが。
 《梅の花咲ける岡辺に家居れば乏しくもあらずうぐいすの声(万葉集 巻第十)》
 いつもの散歩道に、淡紅の梅の花をを見る。かわらぬ香りをたしかめる。
 《梅が香にむかしをとへば春の月こたへぬかげぞ袖にうつれる(新古今集 藤原家隆)》