木の芽の季節へと

2008-03-06 | 【樹木】ETC
 花をつけだした木もあるが、ほとんどはまだ芽の状態である。芽は木の生命活動の核となるものと言えるのでないかと思う。花、葉となり、生命継続の機能を果たしたり、大気、光から生命維持の糧を得る。また、生命維持の糧は、地中から芽へと吸い上げられることになる。芽は、枝、幹にパイプをつくり、根で吸収した糧の通り道をつくる。パイプは樹皮の下に通される。芽から発する下降樹液によって、パイプがつくられるのである。そして、木は成長する。
 これから、木々は、その生命活動を活発化させていく。
 人びとも春を迎え、なにかと興奮する。