介護福祉士実務者研修ですが、21日に新宿校で経管栄養、24日に町田校で喀痰吸引、それぞれ受講し実技検定も無事終わりました。この二つの医療的ケアは、本来医療行為であったものが、一定の教育や環境条件(医師の指示)のもとに介護職が行えるようになったケアのことです。21日は併せて救命救急処置(AED含む)演習も行いました。
改めて二つを説明します。喀痰吸引とは、気道内に溜まった痰を自分で除去できない人に対し、口・鼻から、または気管カニューレ(欄外に注釈)から、吸引器で除去する行為です。経管栄養とは、自分の口から食事を取れなくなった人に対し、鼻•口から、または胃まで挿入されたチューブや胃ろう・腸ろうを通じて、栄養剤(流動食)を胃まで送る方法です。
この医療的ケアは事前にテキストで学んでいて、直前にWeb動画で視聴も義務付けられました。しかし、当日初めて機器や用具の扱いを習得し、利用者を想定した上半身の立体模型を使って演習をして、その日のうちに検定を受けなくてはなりません。事前準備→実施→医師へ報告→片付け→記録、と手順がありチェック項目は33にも及びます。
講師が一回手本を見せ、後は生徒の実践です。生徒同士2~3人組になって4回ほど行います。メモやチェック項目表を見ながら行っても構わないのですが、最後の検定時それらは見れませんので、本番を想定して行うことにしました。当然のことながら、何かが抜けます。焦りも出て、頭が真っ白になりパニック状態に陥りかけます。
大宮校から、新宿校も町田校もそうですが、本来の西船校から振替研修となっていますので、そこの講師も生徒も一面識もありません。校舎を転々としたお陰で、実習で生徒同士組む際、初対面でも気にならなくなりました。逆に、色々な年齢層(経験実績)や多種の職場の皆さんが、受講されていることに興味が持てます。対人の恐怖は無くなったので、後は何回も行って、身体に覚えさせることに専念するだけです。
最後の講師の検定は、33項目全てに〇が付かないと合格になりません。△は手順を抜かしたり間違ったりした場合、×は再学習の必要あり、です。当日終了時間内に5回目の評価検定でクリアしないと居残ですが、合格まで再トライは許されます。実際に居残ってやり直しをされた方がいました。終わるとこのチェック項目表は回収され、保管するとのこと。実務者研修は国家試験を受ける前段、その厳格さを再認識しました。
経管栄養と喀痰吸引の二日間の研修で、違う手法のケアを、5回行いました。つまり、内容が違う5枚のチェック項目表に評価を記入されました。結果は何とか、それぞれ5回目の講師の検定で〇がもらえて、合格となりました。4回目まで△も2~3個あったのが、ギリギリ5回目でセーフ。頭を通さず身体が覚えた結果だと思いました。講師も共に喜んでくれ、所定時間内で帰ることが出来ました。
研修二日間共に、学校の会場の直ぐ近くのホテルに前泊をしました。校舎自体が駅に近いこともあり、近くにはビジネスホテルがあります。ネットで調べホテルを予約しましたが、どちらも会場まで徒歩2~3分の場所でした。自宅から通ったとして、万一交通機関の事故があったり、初めての所で道に迷ったり、そんなアクシデントも起こり得ます。
当日遅刻して研修がスタートし点呼を取る段階で不在だと、欠席扱いになります。私は前日ホテルに着いてから、念のため翌日の校舎の場所を確認しました。建物ビルにある看板だけでなく、その階に上がって教室を確認します。そこまでするのは、私の性分かもしれません。翌朝まで安心していられるのであれば、必要な行動と思っています。
初心者研修から実務者研修まで、やろうと決めて、いずれにしても、全てが終了しました。実務者研修の終了資格証明証は、後日送られてくると思います。現在のGHでは、経管栄養や喀痰吸引の介助は必要とされませんので、資格取得だけで終わっていますが、このような医療的ケアも介護の現場では、介護職が貢献しているとの認識が持てました。
「現在の心境は」と問われれば、「達成感や解放感に満たされている」です。一週間の内一日は研修で拘束されていた状態から、元の生活に戻ったらもどったで、折角学んで覚えた記憶も薄らいでいくのだろうなとの、強迫感や焦燥感も出てきそうです。「上級資格に挑戦するのか」と問われれば、「決めかねている」です。実務経験の必要条件も、まだ一年半不足です。しかし、恐らく、「10月中にテキストの読み直しを始めている」のだろうなと思っています。
注釈:気管カニューレとは、外科的気道確保として、気管切開術あるいは経皮的気管切開術を行った患者の気管に、気管切開孔を介して留置する管(カニューレ)のことを指します。
改めて二つを説明します。喀痰吸引とは、気道内に溜まった痰を自分で除去できない人に対し、口・鼻から、または気管カニューレ(欄外に注釈)から、吸引器で除去する行為です。経管栄養とは、自分の口から食事を取れなくなった人に対し、鼻•口から、または胃まで挿入されたチューブや胃ろう・腸ろうを通じて、栄養剤(流動食)を胃まで送る方法です。
この医療的ケアは事前にテキストで学んでいて、直前にWeb動画で視聴も義務付けられました。しかし、当日初めて機器や用具の扱いを習得し、利用者を想定した上半身の立体模型を使って演習をして、その日のうちに検定を受けなくてはなりません。事前準備→実施→医師へ報告→片付け→記録、と手順がありチェック項目は33にも及びます。
講師が一回手本を見せ、後は生徒の実践です。生徒同士2~3人組になって4回ほど行います。メモやチェック項目表を見ながら行っても構わないのですが、最後の検定時それらは見れませんので、本番を想定して行うことにしました。当然のことながら、何かが抜けます。焦りも出て、頭が真っ白になりパニック状態に陥りかけます。
大宮校から、新宿校も町田校もそうですが、本来の西船校から振替研修となっていますので、そこの講師も生徒も一面識もありません。校舎を転々としたお陰で、実習で生徒同士組む際、初対面でも気にならなくなりました。逆に、色々な年齢層(経験実績)や多種の職場の皆さんが、受講されていることに興味が持てます。対人の恐怖は無くなったので、後は何回も行って、身体に覚えさせることに専念するだけです。
最後の講師の検定は、33項目全てに〇が付かないと合格になりません。△は手順を抜かしたり間違ったりした場合、×は再学習の必要あり、です。当日終了時間内に5回目の評価検定でクリアしないと居残ですが、合格まで再トライは許されます。実際に居残ってやり直しをされた方がいました。終わるとこのチェック項目表は回収され、保管するとのこと。実務者研修は国家試験を受ける前段、その厳格さを再認識しました。
経管栄養と喀痰吸引の二日間の研修で、違う手法のケアを、5回行いました。つまり、内容が違う5枚のチェック項目表に評価を記入されました。結果は何とか、それぞれ5回目の講師の検定で〇がもらえて、合格となりました。4回目まで△も2~3個あったのが、ギリギリ5回目でセーフ。頭を通さず身体が覚えた結果だと思いました。講師も共に喜んでくれ、所定時間内で帰ることが出来ました。
研修二日間共に、学校の会場の直ぐ近くのホテルに前泊をしました。校舎自体が駅に近いこともあり、近くにはビジネスホテルがあります。ネットで調べホテルを予約しましたが、どちらも会場まで徒歩2~3分の場所でした。自宅から通ったとして、万一交通機関の事故があったり、初めての所で道に迷ったり、そんなアクシデントも起こり得ます。
当日遅刻して研修がスタートし点呼を取る段階で不在だと、欠席扱いになります。私は前日ホテルに着いてから、念のため翌日の校舎の場所を確認しました。建物ビルにある看板だけでなく、その階に上がって教室を確認します。そこまでするのは、私の性分かもしれません。翌朝まで安心していられるのであれば、必要な行動と思っています。
初心者研修から実務者研修まで、やろうと決めて、いずれにしても、全てが終了しました。実務者研修の終了資格証明証は、後日送られてくると思います。現在のGHでは、経管栄養や喀痰吸引の介助は必要とされませんので、資格取得だけで終わっていますが、このような医療的ケアも介護の現場では、介護職が貢献しているとの認識が持てました。
「現在の心境は」と問われれば、「達成感や解放感に満たされている」です。一週間の内一日は研修で拘束されていた状態から、元の生活に戻ったらもどったで、折角学んで覚えた記憶も薄らいでいくのだろうなとの、強迫感や焦燥感も出てきそうです。「上級資格に挑戦するのか」と問われれば、「決めかねている」です。実務経験の必要条件も、まだ一年半不足です。しかし、恐らく、「10月中にテキストの読み直しを始めている」のだろうなと思っています。
注釈:気管カニューレとは、外科的気道確保として、気管切開術あるいは経皮的気管切開術を行った患者の気管に、気管切開孔を介して留置する管(カニューレ)のことを指します。
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