雨が降りしきる23日の日曜日に、晴海埠頭に係留されていた海上自衛隊の練習艦『やまぎり』を見学する機会を得ました。私の友人の知り合いの息子さんが、自衛隊員としその艦に乗り込んでいるのです。
その『やまぎり』は、広島の呉基地を出発して晴海に寄港し、これから半年を掛けて、ほぼ地球を一周する訓練の実習航海に旅立つ直前なのです。その隊員の案内で、その友人のご家族と、艦艇公開をしてもらうまたとないチャンスに恵まれました。
「排水量3,500トン、全長137m、全幅14.6m、最大速30ノット、1987年10月進水、翌年護衛艦として就役するが、2004年には練習艦隊に転籍する」と、インターネット上では紹介されています。勿論有事の際は、現在もフル兵装をしていますので練習艦ではなくなります。それだけに緊迫感がありました。
専門用語は私も分らないのですが搭載武器としては、大砲、魚雷、艦対艦ミサイル、艦対空ミサイル、機関砲です。ターゲットの違いや射程距離や弾丸の保有数などで、その武器を如何に使い分け、効率よく確実に攻撃するかの説明を受けました。
戦艦『大和』の主砲が一秒間に二発しか発射出来ないのに対し、この『やまぎり』の大砲の口径は大和の1/6程しかなく、それも一門しかありませんが、一秒間に約八十発撃てると聞いて驚きでした。
司令塔でもある操舵室に入りいわゆる操舵ハンドルも見ましたが、思ったより大きくなくシンプルでした。その隣に補助としてハンドル式ではなく左右手押し式の操舵もあり、更に船尾の方にも手動式で緊急の操舵装置が二つあるとのことです。全て戦時被爆の、四重の予備の為です。
見学を一通り終えた頃から、私の頭の中には漠然とですが「日本の国防」の文字が浮かび上がって来ました。それにしても20歳代半ばの、その隊員の凛々しい顔付きと自分の任務に情熱を傾けている姿に接し、如何に普段平和ボケをしているのか、私の反省の心も芽生えて来ました。
その『やまぎり』は、広島の呉基地を出発して晴海に寄港し、これから半年を掛けて、ほぼ地球を一周する訓練の実習航海に旅立つ直前なのです。その隊員の案内で、その友人のご家族と、艦艇公開をしてもらうまたとないチャンスに恵まれました。
「排水量3,500トン、全長137m、全幅14.6m、最大速30ノット、1987年10月進水、翌年護衛艦として就役するが、2004年には練習艦隊に転籍する」と、インターネット上では紹介されています。勿論有事の際は、現在もフル兵装をしていますので練習艦ではなくなります。それだけに緊迫感がありました。
専門用語は私も分らないのですが搭載武器としては、大砲、魚雷、艦対艦ミサイル、艦対空ミサイル、機関砲です。ターゲットの違いや射程距離や弾丸の保有数などで、その武器を如何に使い分け、効率よく確実に攻撃するかの説明を受けました。
戦艦『大和』の主砲が一秒間に二発しか発射出来ないのに対し、この『やまぎり』の大砲の口径は大和の1/6程しかなく、それも一門しかありませんが、一秒間に約八十発撃てると聞いて驚きでした。
司令塔でもある操舵室に入りいわゆる操舵ハンドルも見ましたが、思ったより大きくなくシンプルでした。その隣に補助としてハンドル式ではなく左右手押し式の操舵もあり、更に船尾の方にも手動式で緊急の操舵装置が二つあるとのことです。全て戦時被爆の、四重の予備の為です。
見学を一通り終えた頃から、私の頭の中には漠然とですが「日本の国防」の文字が浮かび上がって来ました。それにしても20歳代半ばの、その隊員の凛々しい顔付きと自分の任務に情熱を傾けている姿に接し、如何に普段平和ボケをしているのか、私の反省の心も芽生えて来ました。