“100人を前にあがらず話す”そのような新聞の記事が目に留まり、切り抜いておきました。「人は大勢の前に立つと、自分が失敗する姿を思い描き、それが緊張を招く」「この緊張が、あがった状態。ではそれを抑えるには、あがる不安にとらわれないこと」。
これだけ読むと禅問答のようですが、「あがることは自分が脅かされる事への無意識の防衛本能、過度に恐れないことと、あがり(緊張)を和らげる行動をとることがカギ」、と解説しています。「和らげるカギは、筋肉を弛緩させる動作と腹式呼吸であり、この体の状態を作っておいて、そしてスピーチ直前や本番での心構えが必要」、と書かれていました。
大学二年生の息子が、人前で話すことになりました。それも私と一緒に学んでいる勉強会で。今年二月から、私が長年参加してきた、月一回の勉強会に参加するようになりました。主に経営者や社会でリーダーを目指す人達向けの、人間学実践の勉強会です。
毎回先生の講義の前に、生徒一人ずつプレビューと称するスピーチがあります。一人10分程度で、話すテーマは自分の置かれている環境や、勉強会で学んだことで感じた事や考えたこと、また実際に行なってどのような成果(失敗)があったか等です。
一ヶ月前に自分がスピーチすることは分かっていても、息子には前もって準備をしている気配がありません。準備をしないで恥をかくのは自分です。自ら動くまでは放っておくことにしました。失敗をすれば、恥をかけば、そこからが勉強です。
俄かに動き出したのは、三日ほど前からです。どのような事を話したら良いのかは、私は、息子から聞かれればアドバイスはしました。しかしそれに乗じて、頼り過ぎることも予測して、ちょっと突き放しました。「お父さんは頼りにはならないね」、と息子。
当日ギリギリまで、書いたスピーチの原稿を会社でコピーしれくれないか等と言う始末。
私の心境は、もっと前から準備もしないで、何を今更です。件の新聞の記事は手渡しましたが、じっくり読んだのかどうか分かりません。
息子のプレビューは、終りました。内容の良し悪しや皆さんの評価はさて置いて、親の会に参加することや人前で話そうとした努力は認めてあげたいと思いました。
これだけ読むと禅問答のようですが、「あがることは自分が脅かされる事への無意識の防衛本能、過度に恐れないことと、あがり(緊張)を和らげる行動をとることがカギ」、と解説しています。「和らげるカギは、筋肉を弛緩させる動作と腹式呼吸であり、この体の状態を作っておいて、そしてスピーチ直前や本番での心構えが必要」、と書かれていました。
大学二年生の息子が、人前で話すことになりました。それも私と一緒に学んでいる勉強会で。今年二月から、私が長年参加してきた、月一回の勉強会に参加するようになりました。主に経営者や社会でリーダーを目指す人達向けの、人間学実践の勉強会です。
毎回先生の講義の前に、生徒一人ずつプレビューと称するスピーチがあります。一人10分程度で、話すテーマは自分の置かれている環境や、勉強会で学んだことで感じた事や考えたこと、また実際に行なってどのような成果(失敗)があったか等です。
一ヶ月前に自分がスピーチすることは分かっていても、息子には前もって準備をしている気配がありません。準備をしないで恥をかくのは自分です。自ら動くまでは放っておくことにしました。失敗をすれば、恥をかけば、そこからが勉強です。
俄かに動き出したのは、三日ほど前からです。どのような事を話したら良いのかは、私は、息子から聞かれればアドバイスはしました。しかしそれに乗じて、頼り過ぎることも予測して、ちょっと突き放しました。「お父さんは頼りにはならないね」、と息子。
当日ギリギリまで、書いたスピーチの原稿を会社でコピーしれくれないか等と言う始末。
私の心境は、もっと前から準備もしないで、何を今更です。件の新聞の記事は手渡しましたが、じっくり読んだのかどうか分かりません。
息子のプレビューは、終りました。内容の良し悪しや皆さんの評価はさて置いて、親の会に参加することや人前で話そうとした努力は認めてあげたいと思いました。