梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

鐡栄会新年会

2007年01月28日 06時30分16秒 | Weblog
あらためて新年のお喜びを皆様に申し上げ、本日初めてお会いする方もいるので 簡単に自己紹介をします。私去年、5期10年続投された前会長よりバトンタッチした梶です。もとより未熟者は承知ですが、皆さんの協力の下無事に年度の3/4が過ぎました。今回趣を変えた新年会をご案内したところ、この様に多くご参加頂き誠に感謝しています。

国内の景気は良いと言われていますが、先週日銀利上げも見送られ、良いのは大手企業中心で、我々好況の実態感がないのも今回の景気の特徴かもしれません。鉄鋼業界もメーカーとユーザーは好業績ですが、店売りの中間流通は必ずしも良くなく、当面需給は大きく崩れないもののしっかりした機能がないと今後我々は淘汰される危険性もあります。

そんな真っ只中で商売しているのが、鐡栄会の会員の皆様です。企業を外部に頼り大きくするか、オーナー経営に徹するかは皆さん会社の選択です。鐡栄会の皆様は社長個人が看板で、後継者に二代目など若手も多く、地域に根差した堅実経営を実践していますので会員皆様の存続は心配をしていません。

当会の上部団体に東鉄連があり、本日来賓として常務理事がお見えです。その東鉄連には9団体ありますが、鐡栄会はそれぞれの会社に個性や存在感があり、企業の規模の大小はともかく他団体に負けない自負があります。
 
話は変わりますが、会員会社の会長が1/9に逝去されました。当会の元会長でもあり会発展に大いに尽力された方で、惜しい方を失くしました。息子さんの社長が皆様に挨拶をと本日お越し頂いています。

もう一つ皆様に報告があり当会に新しく会員が増えました。当会社は今般浦安に物流倉庫を取得し、当会に入会の声が掛かりました。既に東鉄連及び浦安団地組合でも満場一致で入会が承認されています。後で挨拶をしてもらいたいと思います。

最後になりますが、私が会長を引き受けた時に決心したことがあります。鐡栄会は会員皆様の為にあり、私はその会の為に利己を捨て働くことを使命としていますので、今後ともよろしくご協力をお願い致します。当面会は緊縮財政で臨みますが、今回この新年会は工夫を凝らしましたので、どうか時間の許す限りお楽しみ下さい。

そんな挨拶を私が冒頭に致し、1/26に鐡栄会の新年会を亀戸「アンフェリシオン」で開催しました。お蔭様で、社員家族主体で50名が参加した盛大で和やかな会となりました。


※写真は、余興として三遊亭多歌介さん(圓歌門下)をお呼びして落語を聞きました。引き続きマジシャン小泉ポロンさん(可愛い女性)に手品を披露してもらい、その後はビンゴ大会と後半は一気に盛り上がりました。
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8,760時間

2007年01月21日 18時15分40秒 | Weblog
この間ある人の手紙に「平成19年もあっと言う間にあと10日で一月も終わるけど、一年365日8,760時間をどう使うか人それぞれ・・・」と書いてありました。一月が始まった途端に、もう十二分の一が過ぎてしまう勘定です。上手いことを書く人がいるなと感心していると同時に、この一月は特に気忙しさをあらためて思い知らされています。

わが社は決算期が6月ですので、12月で半期が終わり、それに伴って色々やらなくてはならないことがあります。

まず半期で締め中間決算をし、それを踏まえ、下期方針発表及び研修会を行います。別に税務署に中間申告をする訳ではないのですが、あくまでも社内的に業績を把握し下期の利益予算を見直しています。その為12月末には棚卸もしますし、出来る限り半期で経費の見直しも行い、それをベースに下期の収支予測を立て直しています。

研修会は2月3日に行いますが、内容的には、上期の実績及び下期の予算と戦略の発表、社内外の新しい制度等の説明、そして本来の勉強会と、社員全員参加で一日かけて行います。今回の勉強会のテーマは報・連・相についてですが、外部の研修用ビデオを借りて見た後は、グループ討論等を予定しています。当然その準備が、今から始まっています。

次に人事評価ですが、わが社では仕事上で個人の目標を設定しその達成度合いと、併せ職務共通の評価基準の考課を半期毎に行っています。私も去年の年末に管理職の面談を行って成績評価し、また結果内容を本人にフィードバックしているのですが、その実施がどうしても年末・年始に引っ掛かります。

新年の挨拶回りも終わり掛けた所に、千葉工場や浦安工場での社員採用面接があったり、業界や所属団体の新年会にも参加したり、そんな最中に社外の葬式参列も重なりました。

忙しくても、自分でスケジュールを掌握出来ている内はまだ良いのですが、飛び入りが立て続けに舞い込むと、コントロール能力を失います。忙しいと思うのは、歳のせいか処理能力の低下も大いなる原因です。

皆に等しく一年は8,760時間も与えられているのですから、私だけ時間が足りないとは言い訳になりません。
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土曜日の工場

2007年01月15日 09時25分19秒 | Weblog
1月13日の土曜日、本来第二土曜日は休みですが、千葉工場はこの日出社としました。新しい機械の搬入設置もあり、外部の会社にスケール処理を依頼していましたので、出られる社員には自発的に出社してもらいました。

スケール処理とは、レーザー切断機の下に鋼板を切断した時に細かい鉄の粉が溜まるので、何年に一回はその除去が必要となります。前の日切断作業を終えた後、溜まったスケールを外部の業者が取りやすいように、定盤を撤去し段取りをしておきました。当日はその作業が終わり次第、また直ぐに仕事ができるように定盤の再セッティングをする必要があります。約4~50トンのスケールを、半日で搬出してもらいました。

その業者の責任者が私のところに寄って来て、「私ですが覚えていますか」と声を掛けて来ました。防塵マスクを取り顔が現れたところで分かりましたが、その人は昔わが社にいた○○さんでした。実はその会社の社長もわが社の過去の社員で、辞めてからその会社を興し、○○さんもそこに行ったとは聞いていました。ひとしきり、わが社の昔話で盛り上がりました。

二台あるガス溶断機の内一台が11年経ち老朽化し、新しく入れ替えました。四ヶ月程前に発注していた機械ですが完成し、13日が大安ということで搬入となりました。新旧外見は殆ど変わりませんが、機能的にはかなりの改良になっています。新たな投資にはなりますが、能力や機能を今後活用したいと思います。

新しいガス溶断機が入り、レーザー切断機の下もスッキリし、このところ働きやすく工場内のレイアウトを変えたこともあり、なにか千葉工場が見違えるほどあらたな感じになりました。

その日千葉工場は外部の業者も多く出入りし活気があり、休日出社した社員も入社間もない者達でしたが自分達の工場の自覚を持って働いてくれて、休日出勤にもかかわらず終わったあと何とも言えない清々しさが残りました。
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正月と年賀状

2007年01月09日 11時43分54秒 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

正月と言えば年賀状、年賀状と言えば正月となりますが、出す人出さない人様々だと思います。またある時期、虚礼廃止の動きで、企業で出さなくなったところも多く出ましたので、一時期から比べると年賀状は減ったのかもしれません。

しかしやはりもらって嬉しいのも年賀状の良さで、私は個人でも、わが社会社でも出しています。特に長年会っていない人の近況を確認する上でも、普段会っている人でも新年新たな決意を表明し挨拶を交わす意味でも、私は必要と思って続けています。

だだし、毎年書くタイミングが問題となります。元旦に相手に届くのが礼儀と思い、例年それまでには間に合っていましたが、今年は大いに狂いが生じました。

会社関係でも担当者個人宛で出している人や、勉強会や諸会合で知り合った人には、会社で印刷した年賀状を使いますが必ず裏面には何か一言書くようにしています。個人で出すものと合わせますと、書く枚数は結構な量になります。

去年の年末はご承知の通り会社で色々気忙しい状態が続き、会社関係の年賀状は表書きまでは出来上がっていましたが、一言書きは晦日までノータッチでした。

そこにアクシデントが。個人の年賀状を大晦日に取り掛かったところ、パソコンのプリンター設定がうまくいかず裏面までは印刷がようやく出来たものの、全ての宛名書き印刷を断念。結局会社用の年賀状の書き込みと、個人用の宛名書きまで、手書きが残ってしまいました。

正月三が日は年賀状書きで終りました。本来年賀状は元旦に書くべきなのではないかとか、今年一回位出さなくても相手は気が付かないのではないかとか、よこしまな考えが頭を過ぎります。下宿に出て行っていた娘二人も戻り、久し振りに家族五人が揃い正月を迎えましたが、酒に酔っ払って寝正月の父親像を見せるよりは良かったのかもしれません。

それでも元日は母を囲み姉家族も揃いおせち料理を食べ、長女の大学が来年シード権を取れるかどうかの駅伝をテレビで観戦(殆ど耳だけで聞いていましたが)したり、近くの神社に初詣に行ったり、平和な家族の正月を過ごすことが出来ました。
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