先日、同業者が集まって話しをしていました。営業マンをおいて積極的に外交に回る会社と、営業マンは特におかないで外から来た引合いや見積もりに社内で対応する会社とに、我々は分かれるだろうと。我々規模の溶断加工業者は、圧倒的に後者が多く、その業務に社長が関わっていることも大半です。
煎じ詰めれば、販売先に対する営業姿勢や、同業他社との競合をどう考えるかの問題になります。そして、販売先が直需的なのか所謂仲間商売が主体なのかにも分かれ、自ずとその対応も違ってくるものなのかもしれません。
或る会社が、悪評が立っているとのことです。自分の処で加工が出来なくて、その会社(或る会社)に外注依頼したところ、受注した販売先のトラックをそこに引き取りに行かすと、その会社は直に取引をしないかと、自分達の販売先に話を持ち掛けると言うのです。
営業マンをおけば、営業マンの仕事は、販売先の仕事を確保して売り上げを上げることになります。その行為は、同業他社の販売先に強引に売り込みに行く結果となりかねません。件の会社は外に行かずとも、その行為をしていることになります。
道義上の問題を除けは、商売は本来自由競争ですから、敵を作ることを覚悟すれば、「何んでもあり」です。また取られてしまったお客さんがあったとすれば、その販売先としっかりと信頼関係が出来てなかった証拠だとも、取った側からの解釈は出来ます。
その日集まって話していた会社の社長は、敢えて外に出て行く商売はしないけれど会社に居ながら、抱えている仕事量を判断しつつ、新たな仕事は値段設定等常に考え、仕事が溢れてしまったら懇意にしている外注を駆使して、会社を運営していると言います。
また、以前仲間から貰った仕事で、その先から飛び越して来る引合いなども、断るかどうかを選別していると言うのです。叩きあいを極力避けて、社内で微妙なバランスを取っている、外に出て行く、営業をしない営業と言えるかもしれません。
煎じ詰めれば、販売先に対する営業姿勢や、同業他社との競合をどう考えるかの問題になります。そして、販売先が直需的なのか所謂仲間商売が主体なのかにも分かれ、自ずとその対応も違ってくるものなのかもしれません。
或る会社が、悪評が立っているとのことです。自分の処で加工が出来なくて、その会社(或る会社)に外注依頼したところ、受注した販売先のトラックをそこに引き取りに行かすと、その会社は直に取引をしないかと、自分達の販売先に話を持ち掛けると言うのです。
営業マンをおけば、営業マンの仕事は、販売先の仕事を確保して売り上げを上げることになります。その行為は、同業他社の販売先に強引に売り込みに行く結果となりかねません。件の会社は外に行かずとも、その行為をしていることになります。
道義上の問題を除けは、商売は本来自由競争ですから、敵を作ることを覚悟すれば、「何んでもあり」です。また取られてしまったお客さんがあったとすれば、その販売先としっかりと信頼関係が出来てなかった証拠だとも、取った側からの解釈は出来ます。
その日集まって話していた会社の社長は、敢えて外に出て行く商売はしないけれど会社に居ながら、抱えている仕事量を判断しつつ、新たな仕事は値段設定等常に考え、仕事が溢れてしまったら懇意にしている外注を駆使して、会社を運営していると言います。
また、以前仲間から貰った仕事で、その先から飛び越して来る引合いなども、断るかどうかを選別していると言うのです。叩きあいを極力避けて、社内で微妙なバランスを取っている、外に出て行く、営業をしない営業と言えるかもしれません。