週3日ほどの千葉工場通いが、相変わらず続いています。私もこれほど一箇所の事業所に集中して詰めているのは過去に無く、今まで見えていなかったものも少しずつ見えて来ています。
現状の千葉工場が、このまま利益が継続し維持され、順調に廻っていくならば、今後のわが社の溶断加工工場として目指すモデルケースになるのではないかと思います。
従来の千葉工場は建築関連の仕事中心で、スポットの受注の連続であり、加工量で稼ぐ体質でした。仕事が多いときは土・日も出勤してもらい、残業も勢い異常な状態の時期もありました。現場職も固定化された作業に追われ、工程管理も唯一工場長の頭の中で把握しているだけで、末端の社員まで情報は行き渡っていませんでした。
では現在の千葉工場は、どういうことになっているかと言いますと、仕事の先が読め、急ぎの仕事のやり繰りも可能となり、作業時間のコントロールの自由度が上がりました。恐らく全社員が、より働き易くなったのではないでしょうか。
つまりこの一年余りの間に、新規で直需ユーザーとの取引がスタートし、納期が充分ありリピート品の切板が安定して受注出来るようになりました。その様な上位3~4社の仕事で千葉工場の売上が7~8割ほどに達しました。
その結果、ほぼ安定した収益が確保され、納期のコントロールも出来、製品の歩留も向上しました。また徐々に作業員の互いの連携も始まり、仕事の優先順位が自分達で決められ、余裕や余力が出てくるなど相対的に残業も減って来ました。
このベースにはこの工場で、ガス溶断機とレーザー切断機の併用も大きく寄与しています。薄物しか切断できないが、切断スピードが速く(ただし火口は一本)、夜間無人操業が出来て、製品のバリ取など後処理が不要のレーザーに対し、極厚の切断が可能で、切断スピードは遅いが、火口が多数なので同じ動きで大量に製品が出来るガスとを使い分けることで、生産性を向上しています。
一方わが社浦安工場は、現状は金型関連の仕事が中心で、殆どが短納期でもあり、その日の受注でその日の内に仕上げる作業に拘束されています。多少利益率は高くても、夜中でも仕事が終わらなければ帰れない、精神的には苦しい労働環境が難点です。
同じ会社で対照的な二工場、千葉工場の最近の運営事例は、浦安工場の将来に一石を投ずる可能性が見えてきます。
現状の千葉工場が、このまま利益が継続し維持され、順調に廻っていくならば、今後のわが社の溶断加工工場として目指すモデルケースになるのではないかと思います。
従来の千葉工場は建築関連の仕事中心で、スポットの受注の連続であり、加工量で稼ぐ体質でした。仕事が多いときは土・日も出勤してもらい、残業も勢い異常な状態の時期もありました。現場職も固定化された作業に追われ、工程管理も唯一工場長の頭の中で把握しているだけで、末端の社員まで情報は行き渡っていませんでした。
では現在の千葉工場は、どういうことになっているかと言いますと、仕事の先が読め、急ぎの仕事のやり繰りも可能となり、作業時間のコントロールの自由度が上がりました。恐らく全社員が、より働き易くなったのではないでしょうか。
つまりこの一年余りの間に、新規で直需ユーザーとの取引がスタートし、納期が充分ありリピート品の切板が安定して受注出来るようになりました。その様な上位3~4社の仕事で千葉工場の売上が7~8割ほどに達しました。
その結果、ほぼ安定した収益が確保され、納期のコントロールも出来、製品の歩留も向上しました。また徐々に作業員の互いの連携も始まり、仕事の優先順位が自分達で決められ、余裕や余力が出てくるなど相対的に残業も減って来ました。
このベースにはこの工場で、ガス溶断機とレーザー切断機の併用も大きく寄与しています。薄物しか切断できないが、切断スピードが速く(ただし火口は一本)、夜間無人操業が出来て、製品のバリ取など後処理が不要のレーザーに対し、極厚の切断が可能で、切断スピードは遅いが、火口が多数なので同じ動きで大量に製品が出来るガスとを使い分けることで、生産性を向上しています。
一方わが社浦安工場は、現状は金型関連の仕事が中心で、殆どが短納期でもあり、その日の受注でその日の内に仕上げる作業に拘束されています。多少利益率は高くても、夜中でも仕事が終わらなければ帰れない、精神的には苦しい労働環境が難点です。
同じ会社で対照的な二工場、千葉工場の最近の運営事例は、浦安工場の将来に一石を投ずる可能性が見えてきます。