梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

群馬の山里

2007年04月29日 16時45分51秒 | Weblog
皆さんはヒッチハイクをしたことがあるでしょうか。私は学生の頃、度々する機会がありました。

大学時代、山登りのクラブ(ワンダーフォーゲル部)に入っていたのですが、そのクラブが山小屋を持っていましたので駅からそこまで、あるいは小屋から駅まで、国道でトラックを止め仲間と乗せてもらいました。

その山小屋は新潟県の南魚沼郡浅貝村(苗場スキー場の近く)にあり、その駅とはJR上越線の後閑と言う駅です。途中、猿ヶ京温泉あり、三国トンネルあり、片道でも20キロもあり、ちょっとしたドライブ気分が味わえました。

昭和33年、越後湯沢から一日数本のバスしか来ない頃、まだ三国隧道も開通していない時代に、クラブの先輩がこの地に小屋を建てました。谷川連峰の南西に位置し、夏は登山、冬はスキーと、一年中自然に親しめ、東京からもさほど遠くない所として選んだ場所でした。

何故トラックに乗せてもらうかと言うと、大きなザックは乗用車には乗らず、この国道17号線は、東京・新潟間を走る長距離便が昼夜走っていたからです。中には、運転手さんに食事を奢ってもらった仲間もいました。今から考えると、昭和40年代後半、平和な時代でした。

その沿線には、のどかな山里の風景が広がり、学生の頃の思い出としてその景色が脳裏にあります。先般社員旅行で、帰路通った群馬県中之条の景色と重なるものがあり、思わず写真を撮りました。
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社員旅行(3)

2007年04月22日 10時22分56秒 | Weblog
わが社の女性社員には、家庭を持ちお子さんがまだ小さい人が多く、社員旅行を再開した時に、週末2日間子供を家に置いて参加できないという問題が起こりました。解決策としては、お子さんも旅行に参加してもらう、ということで落ち着きました。

今回も数名のお子さんの参加となりました。バスの中で見るビデオも、おのずとドラえもん等の子供向け。宴会の中でビンゴ大会をするのも、子供に参加して楽しんでもらう、そんな意味合いもあります。

そのビンゴ大会で、お母さんに一等賞が当たり、三人の娘さん全てによい賞品が当たり、家族で景品総なめ、そんな微笑ましい出来事がありました。今回のビンゴは、○○家の為のもの?でした。

翌日も快晴、本当に気持ちがよい朝となりました。9時には旅館を後に、浅間酒造観光センターに立ち寄り、お土産を買い増し、帰路に。草津から、渋川に向かう途中の、中之条あたりの桜は満開で、特に綺麗で見頃でした。

このブログに載せる為、道中携帯電話で撮った写真を、社員とメール交換しましたが、そんなことを通しても社員との交流がはかれました。

会社には、予定よりも早く到着。何事も無く、車の渋滞にも遭わず、何よりも天候に恵まれた旅となりました。幹事さん、ご苦労様でした。また参加した社員の気持ちのまとまりも、楽しい旅行の一因になったと思います。
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社員旅行(2)

2007年04月18日 08時20分07秒 | Weblog
初日の行程は順調にこなし、午後3時過ぎには、草津温泉のホテル櫻井に到着。この旅館は1,000名以上の収容能力があり、いろいろな施設も揃っていました。

時間もたっぷりありましたので、同じ部屋に泊まる社員と連れ添い、湯畑に向かいました。旅館から歩いて10分の所でした。湯畑は温泉街の中心にあり、その界隈には古くからの旅館や土産の店もあり、観光名所になっていますが、当日はやはり多くの人が繰り出していました。

湯畑とは、源泉から湧き出す温泉が高温の為、樋の中を通し空気に触れさせ冷ますところでもあり、樋に沈殿する湯の花が採れる畑と言う由来もあるそうです。写真は、その湯畑前で、社員と一緒に。

旅の楽しみの一つには、お土産を買うことがあると思います。その湯畑から、西の河原通りに入りますと、両脇はお店だらけ。店頭に出て、威勢良く、お饅頭とお茶を配っている処に引き込まれてしまいました。社員は大量のお饅頭を買っていました。

旅館に戻り、早々に温泉に。ここ草津は標高1,100Mを越えていますので、露天風呂の空気も一味違い、格別のものがあります。

その後、宴会場での懇親会となりました。わが社の宴会は、二時間の内、前半は所謂宴会ですが、後半はビンゴ大会と決まっています。そこで微笑ましい出来事が。(次回へ続く)
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社員旅行(1)

2007年04月16日 08時14分40秒 | Weblog
日程は選べても、天候は選べません。行く前の日の、夜中は大雨でした。

一昨日と昨日(4/14~15)にかけて、絶好の行楽日和に恵まれ、社員旅行に行って来ました。行き先は浅間山方面から草津温泉へ、総勢30名程の旅でした。

わが社の社員旅行は、一時期中断をしていましたが、4年前に社員からの提案で復活しました。千葉の勝浦、群馬の鬼怒川、伊豆の伊東、そして今回の草津と回を重ねていますが、行き先としてはやはり温泉は外せません。

沖縄出身の社員がいますが、彼に聞きますと沖縄には温泉が無いとか。わが社の社員旅行も、温泉にゆっくりつかり、浴衣姿で宴会が恒例となっています。温泉地に行かなければ、また違ったスタイルとなるでしょう。

初日は、関越道から長野道に入り、碓氷峠で名物釜飯の昼食。これほど妙義山が、趣があり、雄大な山とは。前に来た時は、自分で運転しながらの景色でしたので、今回はバスの車窓から堪能しました。

軽井沢を経由して、鬼押し出し浅間園に到着。浅間火山博物館を見学しました。写真はその博物館前からの浅間山です。
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ピンチ

2007年04月09日 09時04分33秒 | Weblog
千葉工場(成田)の主力機械であり、稼ぎ頭でもある、レーザー切断機が故障しました。光源を発する放電管が8本あるのですが、その内の2本が駄目になってしまいました。

放電管の取り寄せ、その修理と、二日間機械は止まり、その後再運転しましたが調子が良くなく、また操業が出来なくなりました。今回の故障の影響で、レーザー光線を集めるレンズが曇ってしまいました。定期的に行っている、そのレンズのミラークリーニングを、先月やったばかりですが、またしなくてはならないのです。

実はこの機械は既に十数年使っており、もう寿命です。それで去年の暮れ、新たなレーザー切断機を発注したところです。納期が6月ですので、それまで何とかもってくれればと祈る気持ちでした。

当然既に受けている仕事がありますので、先ずガス溶断機に振れる仕事は振替え、次に受注先に納期の調整をしてもらいました。それでも融通がきかないものは外注にと依頼せざるを得ません。お客様にも多大な迷惑をお掛けし、わが社も大きな損害となります。

仕事が出来ない期間損失、機械の修理代金、作業員の手空き等など、問題は山積です。しかしこれは、過去のメンテナンスを充分に行っていれば防げたことと受け止めています。普段は物言わぬ機械、壊れた時には大きな損失となります。

まだ操業再開の目処が立っていません。しかし今回学んだことは、ピンチの時にただ困った困っただけでは解決にはならない、前向きの姿勢がとても必要だと言うことです。社員も随分努力して、緊急の対策を考えて、実行してくれています。あらゆる調整を図りながら、やり抜く勇気こそが大切だと思います。
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