一週間前の金曜日(20日)、名古屋に在り、わが社で取引させてもらっている鉄鋼メーカーの株主総会がありました。わが社ではそこの株を若干保有していますので、私は三年ほど前からその会社の総会に出席しています。
そこに出席すれば、年に一度でもその会社の社長を始め他の役員とも挨拶が出来きます。またその会社の実情がよく解ります。そんな目的で毎年行くことにしています。
今年の総会は株主である個人投資家から、かなり突っ込んだ質疑が多く長時間に及びました。主な内容はもっと利益を出せないのか、東証に上場しないのか等でした。
この会社は主にスクラップから鉄を作る電炉メーカーなのですが、ご多分に漏れず鉄源の高騰はスクラップにも及び、コストアップとして収益を圧迫しています。それを販売の方にもっと転嫁出来ないのかとの指摘です。
またこの会社は現在名証一部に上場していますが、もっと株の売買が活発に行われるメジャーな東証に上場しないのか、株式時価総額を上げろとの催促なのです。どちらも株主:ステークホルダーのもっともな主張です。
しかし私は株主でもある反面、取引先である別のステークホルダーです。もっと販価を客先に転嫁できないのかの、取引先を無視した一方的な発言にはちょっと違和感を覚えました。
話しは変りますが、長女がこの4月社会人になり一ヶ月社内研修をしていることをこのブログで紹介しましたが、配属先が神戸に決まりました。二週間ほど前に住まいのアパートも決まり、家内と一度娘のところに行かなければと話しをしていたところです。
タイムリーに今回名古屋に行くチャンスが出来ましたので、私はこの総会の後名古屋から、午後東京から来ている家内の新幹線に同乗して新神戸に向かうことができました。娘は相変わらず、元気でやってました。