わが国の65歳以上の所謂「高齢者」は、総務省統計局の調べ(平成28年9月現在)では、3461万人となり総人口に占める割合は27.3%と、共に過去最高になったとのこと。また平成27年の高齢者の就業者数は12年連続で増加し、730万人と過去最多となっているとのこと。高齢者割合も高齢者就業者数も、共に主要国では最高です。
この数字を見て、日本の高齢者の人口が増え続け、高齢者でも仕事に就いている人が年々増加していると改めて認識しています。高齢者にとって、病気にならずに健康で何か仕事をしたいと思うのは当然のこととなり、若さを如何に保つかが最大の関心事となっているのは明らかです。
若さを保つには、食事・運動・睡眠に留意しメンタル面も管理する、などが浮かびます。私は既に高齢者に達しています。家内は私と同じ歳ですが、家内はこのところ目や耳などに違和感や不調を訴えて病院通いをしています。今私は医者の世話にはなっていませんが、若さを保持する秘策や秘訣があるのなら知りたいところです。
たまたま新聞で雑誌の広告が目に止まり、買い求めたのが、雑誌プレジデント8月号“20歳若くなる最強メソッド『若返り入門』”です。「誰でも変身!頭が良くなる、モテる、死ぬまで現役の秘訣」「ふつうの人とどこが違う?経営者トップ120人私生活調査〔なぜ、そんなに元気なのか〕」。冒頭からそのようなタイトルの記事が並びます。
「老ける・老けないは、日々の生活習慣で決るという。では老けないためには、どんな習慣が効果的なのか、食事、運動、睡眠、目・耳トレ、性生活・・・、を徹底取材した」。このような、20歳若返る名医のアンチエイジング法をまとめた記事が続きます。
若さを保つ為に私が考えていた項目について、重なるものはありましたが、どのようにすべきかは、考えさせられるところがありました。今回この雑誌の特集を読んで、新たに得た知識や興味を持った内容について、少し紹介したいと思います。
「脳科学の世界では知能を、経験とは無関係な『流動性知能』と経験を積むほど高まる『結晶性知能』とに、大きく分ける。前者は計算力、暗記力、思考力、集中力など、後者は言語的知性とされ過去の得た知識や経験がベースになる。例えば語彙力は後者で、67歳がピーク。これは平均値であって日頃から文章を書いたり読んだりしていれば70歳を過ぎても上昇する」。とあり、70歳でも知能は伸びるのだと知りました。
「血圧や肝臓など健康診断の数値には一喜一憂する一方、歯のケアに関してはあまり気を使わない人が少なくない。だが、口の中から発生する歯周病菌が血管に侵入して全身を巡り、脳や心臓や血管などに重大な病気を引き起こす可能性が高い。痛みを伴うむし歯と違い、歯周病は初期段階では自覚することは困難。長生きしたいなら医者より歯医者を大切に」。とあり、歯のケアをサボると命に関わることが分かりました。
記事の中でもとりわけ私が興味を持ったのは、櫻井秀勲(ひでのり)という方が書いた文章です。この方は、31歳の若さで女性誌「女性自身」の編集長に抜擢され、100万部発行の人気週刊誌に育て上げた人です。女性誌キャリア30年のノウハウの蓄積を理論化した著書や講演には定評があり、運命論や宗教に関する造詣も深い方です。
「男女を問わず、幾つになっても異性との付き合いは大切です。自分とは違った視点に触れることができ、知らなかった情報を得ることができるから。それがないと思考の柔軟性が失われ、若々しさを保つことができなくなる」。その方の文章の書き出しです。
櫻井氏の記事のタイトルは「88歳『恋愛の神様』の長生きの秘訣」です。そうなのですこの方は88歳で、写真が掲載されていましたが、とてもそのようなお歳に見えません。ご自身でも体力が有りあまっていると感じていて、今年だけで単行本を6冊書く予定だそうです。
「体力温存は逆効果、惜しみなく、恋愛でもすべし」と書いてあります。先ほどの「70歳でも知能は伸びる」どころではありません。櫻井氏は7年前80歳になってから、企業して出版社を立ち上げました。自らアンチエイジングを実践されている櫻井氏をもっと知りたくなり、その方の著書を買い求めました。 ~次回に続く~
この数字を見て、日本の高齢者の人口が増え続け、高齢者でも仕事に就いている人が年々増加していると改めて認識しています。高齢者にとって、病気にならずに健康で何か仕事をしたいと思うのは当然のこととなり、若さを如何に保つかが最大の関心事となっているのは明らかです。
若さを保つには、食事・運動・睡眠に留意しメンタル面も管理する、などが浮かびます。私は既に高齢者に達しています。家内は私と同じ歳ですが、家内はこのところ目や耳などに違和感や不調を訴えて病院通いをしています。今私は医者の世話にはなっていませんが、若さを保持する秘策や秘訣があるのなら知りたいところです。
たまたま新聞で雑誌の広告が目に止まり、買い求めたのが、雑誌プレジデント8月号“20歳若くなる最強メソッド『若返り入門』”です。「誰でも変身!頭が良くなる、モテる、死ぬまで現役の秘訣」「ふつうの人とどこが違う?経営者トップ120人私生活調査〔なぜ、そんなに元気なのか〕」。冒頭からそのようなタイトルの記事が並びます。
「老ける・老けないは、日々の生活習慣で決るという。では老けないためには、どんな習慣が効果的なのか、食事、運動、睡眠、目・耳トレ、性生活・・・、を徹底取材した」。このような、20歳若返る名医のアンチエイジング法をまとめた記事が続きます。
若さを保つ為に私が考えていた項目について、重なるものはありましたが、どのようにすべきかは、考えさせられるところがありました。今回この雑誌の特集を読んで、新たに得た知識や興味を持った内容について、少し紹介したいと思います。
「脳科学の世界では知能を、経験とは無関係な『流動性知能』と経験を積むほど高まる『結晶性知能』とに、大きく分ける。前者は計算力、暗記力、思考力、集中力など、後者は言語的知性とされ過去の得た知識や経験がベースになる。例えば語彙力は後者で、67歳がピーク。これは平均値であって日頃から文章を書いたり読んだりしていれば70歳を過ぎても上昇する」。とあり、70歳でも知能は伸びるのだと知りました。
「血圧や肝臓など健康診断の数値には一喜一憂する一方、歯のケアに関してはあまり気を使わない人が少なくない。だが、口の中から発生する歯周病菌が血管に侵入して全身を巡り、脳や心臓や血管などに重大な病気を引き起こす可能性が高い。痛みを伴うむし歯と違い、歯周病は初期段階では自覚することは困難。長生きしたいなら医者より歯医者を大切に」。とあり、歯のケアをサボると命に関わることが分かりました。
記事の中でもとりわけ私が興味を持ったのは、櫻井秀勲(ひでのり)という方が書いた文章です。この方は、31歳の若さで女性誌「女性自身」の編集長に抜擢され、100万部発行の人気週刊誌に育て上げた人です。女性誌キャリア30年のノウハウの蓄積を理論化した著書や講演には定評があり、運命論や宗教に関する造詣も深い方です。
「男女を問わず、幾つになっても異性との付き合いは大切です。自分とは違った視点に触れることができ、知らなかった情報を得ることができるから。それがないと思考の柔軟性が失われ、若々しさを保つことができなくなる」。その方の文章の書き出しです。
櫻井氏の記事のタイトルは「88歳『恋愛の神様』の長生きの秘訣」です。そうなのですこの方は88歳で、写真が掲載されていましたが、とてもそのようなお歳に見えません。ご自身でも体力が有りあまっていると感じていて、今年だけで単行本を6冊書く予定だそうです。
「体力温存は逆効果、惜しみなく、恋愛でもすべし」と書いてあります。先ほどの「70歳でも知能は伸びる」どころではありません。櫻井氏は7年前80歳になってから、企業して出版社を立ち上げました。自らアンチエイジングを実践されている櫻井氏をもっと知りたくなり、その方の著書を買い求めました。 ~次回に続く~