梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

一般参賀に行く

2011年01月08日 11時08分01秒 | Weblog
正月2日に毎年皇居で行われている、一般参賀に行って参りました。二ヶ月位前から勉強仲間と行く約束をしておりましたが、私はこの一般参賀は初めてのことでした。

午前9時30分に地下鉄千代田線の大手町駅に、その五人が集合して、次の駅の二重橋駅で下車。10時10分が初回の参賀ですが、50分毎に行なわれる次の参賀に間に合えば良しとしていました。駅から歩き出すと、関係者らしき人から日の丸の小旗を貰いました。

外の天気は上々。相当な混雑を予想していたのですが、人出は多いものの警察による検問(持ち物とボディチェック)も意外とスムーズです。後はブロック順に並ばされ暫し待機です。そこで分ったのですが、大手門と桜田門側からもそれぞれ検問を通り、三方向から合流して皇居に入って行くのです。

結局、宮殿の東庭にたどり着いたのは10時半頃です。11時からの参賀に十分間に合います。ここがテレビの放映などでお馴染みの、長和殿のベランダの前ですが、広大な広場です。後から後から一般参賀者が幾重にもここに並ぶのです。

11時ジャスト、天皇・皇后両陛下、皇太子、秋篠宮両ご夫婦らがベランダに立たれました。天皇陛下は新年を共に祝うことの慶びと、国民の一人ひとりが良い年になるようにとの願いと、世界の平安と人々の幸せへの祈りの意を表明されました。

お出ましになられてから、ご挨拶をされ、ご退場されるまで数分の間でした。感動的だったのが、多くの参賀者が小旗を一斉に振り万歳三唱するところと、最後まで天皇がご丁寧にそれに手を挙げてお応えなっていた姿でした。理屈抜きに、私達日本人の心の中心に天皇があることを体感できました。

奇しくも今年の正月のテレビ番組では、日本の歴史の中で、仏教の伝来や布教、日本の律令政治の確立に、当時の天皇の果たした役割など特集が組まれていました。今平和で豊かな国と言われている日本ですが、歴史をもう一度見直して見る重要性も感じました。
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