梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

娘の作品2

2009年03月28日 21時10分26秒 | Weblog
内田さん、前回のブログ「娘の作品」に、お褒めのコメント寄せて頂き有り難うございました。

内田さんの娘さんは、小学校の2~3年位になられたのでしょうか。お父さんの、サッカーのなんちゃってコーチに”うるさい!!”って言う、頼もしいではありませんか。順調に成長をしている証拠ではないですか。

女性は生まれながらにして、自分の子供が出来る前から母性が備わっていると思います。男性はと言いますと、子供が出来て初めて父性を身に付けるのではないでしょうか。それも理性によって、だと私は思います。

ですから根本的には、父親と母親の役割は全く違うと思います。お互いに子供を育てる面では共通していますが、簡単に言うと母親は愛を、父親が厳しさ与えることではないかと考えます。

私の次女は変わっていていました。3歳か4歳の頃長女と子供部屋に寝ていたのですが、明け方に必ず夫婦の部屋に入って来ては、母親の布団に入るかと思うと私のところに来るのです。それは、それは可愛かったです。

そんなことも暫くの間だけ。長女も含め我が家では、娘と父親とはベタベタ感はありません。しかし学校の行事である、入学式、卒業式、運動会、文化祭など出来る限り私は参加しました。

ラジオで娘の本音として、こんな話しを聞いたことがあります。『お父さんなんて勝手よ!小さい頃運動会や学校の行事にいくら頼んでも、仕事が忙しいと来なかったくせに。自分の都合で余裕が出来たからって、家族旅行に誘われても、一緒になんか行ってやらない!!』最低限父親としてなすことは、大事だってことですね。

そしてある年齢以上はもう放って置く。その上で向こうから来るものは拒まない。成人しても子供の側面は残っているかもしれません。そんな微妙な間合いの取り方は、必要だと思っています。
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娘の作品

2009年03月21日 06時50分49秒 | Weblog
これは娘、次女の作品です。大学卒業作品で、アルミ素材で“アルミ”の作品を作りました。幅・奥行・高さとも1.5m位はある、とても大きなものです。

小さい頃から勉強が嫌いで、絵を書いたりマンガを読んだりすることは大好きで、それでいて常に何かを考えていて理屈は言う子供でした。そんな娘でしたので、中学から大学まで一貫教育の美術系の学校に行ったのも、自然の流れだったのかもしれません。

このブログで前に書いたかもしれませんが、中学三年の頃反抗期に入り随分と家の門限を破ったものでした。しかし高校では、無遅刻皆勤賞で母親に卒業式の時よい思いをさせてやりたいと、毎朝五時から頑張って起きていたことが今では懐かしい光景です。

その娘が大学に進み立体アート学科を専攻しました。立体造形の分野で、多種多様な素材の魅力を引き出し、新たな空間芸術の世界を拓くことが目的だそうです。芸術を見る感性がない私には、全ては分かりませんけれど。

娘の選ぶ素材としては金属系が多かったようで、溶接やクレーンの資格も取った話しは聞いていました。わが社は鉄を扱っていますので、これは良く分かり、微笑ましい限りです。

先日その娘の卒業式があり参列しました。神奈川県相模大野にある大学の近くが卒業式会場でしたが、その前に大学のキャンパスに作品が展示されているとの事で見に行って来ました。

娘の作品はキャンパスの一番奥にある工房にありましたが、正にそこはちょっとした工場でした。確かに天井クレーンもあり金属切断マシーンもありました。

他の作品を見ると、これも正にわが社が扱っている鉄が素材でした。娘は、わが社が扱っていないアルミ!? 多くを望んではいけないとは思いました。
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座禅

2009年03月14日 13時14分42秒 | Weblog
今日は朝から雨混じりの強い風が吹いています。発達中の低気圧と前線の影響で各地は強風に見舞われ、鉄道の運行などにも乱れが出ています。

そんな悪天候中、座禅を終えて今会社に着いたところです。二ヶ月位前から、毎週土曜日の早朝は会社の近くで座禅をしています。

私の知り合いの方が、三年前に私塾を開設しました。長年運送会社を経営されて来られましたが今は第一線を退き、自ら塾長となり社員教育に苦労された経験を活かし、礼儀作法指導やトイレ掃除研修などを行っています。わが社も半年前、ここで社員研修をさせて頂きました。

この塾で去年の秋から、参禅道場も併設しました。広島から月に一回禅寺の老師を招いて、参加者に座禅の指導を行い、説法講義を行っています。私も何回か参加いたしました。

私はまだ、見よう見まねの域を脱していません。足の組み方は、いわゆる結跏趺坐(けっかふざ)なのですが、私は足が悪いので椅子に座らせて頂きます。呼吸もいわゆる腹式呼吸で、どれだけ深く吸い込み長く吐くことが出来るかなのですが、これがなかなか難しいのです。

瞑想中は雑念が入ってこないのが理想ですが、これもまたなかなか出来ません。仕事のこと仕事以外のこと、頭の中には様々なことが去来します。時に、メモを取りたい心境に駆られます。

老師が来られる正式な参禅は月一回なのですが、前述したように有志で二ヶ月位前から土曜日の朝集まっています。と言っても現在のところ、私ともう一人の私の勉強仲間と、塾長だけの三人ですが。

日常は時間に追われる毎日ですが、唯一この時間帯は自分の時間、そんな感じがして来ました。一時間の座禅を終え、三人でまた一時間ほど、経営のことや世間話が出来るのも貴重な一時です。
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社内研修会

2009年03月07日 14時36分35秒 | Weblog
今週から現場の技能職を対象に、社内で定期的な研修会をスタートさせました。月曜日と木曜日に対象者は7名、二チームに分け就業時間内に行うこととしました。

目的は、お客様から最初に選ばれる梶哲商店になる為に。そうです、今年社内で作成したスローガンを達成する為に、皆に考えてもらうことにしました。

方法として一つは、5S「整理」「整頓」「清掃」「清潔」を「習慣」として職場で当たり前に実行されること。方法として二つは、「報告」「連絡」「相談」が仕事の中で当たり前に実行されること。その方法で、メンバーでルール作りを行い、活動の継続が出来る仕組みを作ることとしました。

2月に入ってからの仕事の落込みは一段と増しています。現場の溶断専門技能職二名のCAD操作の習得研修は、既に1月より行っています。全員対象のこのような研修は、この時期しか出来ないと判断しました。

その講師ですが、プロに頼みました。実はわが社は、一年半前に中期経営戦略を策定した際、外部の方に指導を受けました。それが縁で、今顧問契約を結んでいる経営アドバイザーがいます。

現在週二回、実際に職場に来てもらって色々な問題改善に取り組んでもらっています。私は以前から、中小企業にはこのような幕賓(ばくひん)は、つまりパーソナル・アドバイザーは必要だと考えていました。

今回の研修会の最大のポイントは自発的に行うことです。達成目標はメンバーに決めてもらうことにしました。講師はリードすることはあっても、答えは出しません。その分、参加者は辛いかもしれません。

初回はプレゼンテーションで終わり、二回目は互いに仲間について知っていることのテーマで自己紹介から始まりました。私もオブザーバーで参加しましたが、意外なほど仲間(社員)のことを知りませんでした。普段仕事で追われているので無理からぬことですが、コミュニケーション不足を痛感しました。
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