梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

新たな仕事(その4)

2023年09月30日 05時51分16秒 | Weblog
私は梶哲商店に役員としての席は残っていますので、正確には新たな仕事に就くのではなく、副業となります。しかし気構えとしては、再就職です。再就職にあたり、先ずは市川市にあるハローワーク(以下HW)を訪れました。HWは職業安定所といわれた時代がありましたが、それも含めて私は初めて訪れました。これから何もかも初めて尽くしの就活がスタートします。

HWに職を求めて、初めて行くと登録手続きが必要です。「求職申込書」に、希望の職種、給与、休日などの待遇面、その他希望の条件を記入し、相談窓口に向かいます。相談員に内容を確認され話をして、受理されると「HW受付票」がもらえます。個別の求人番号が入ったこの受付票は、今後のHWの利用に必要なので、大切に保管するようにとのこと。

その後、個別の求人番号を入力すればHWインターネットサービスを利用でき、求人企業を、自分でオンライン検索・閲覧することが可能です。希望する企業が見つかれば、HWに出向き、相談員から先方に連絡を入れてもらい、面談がOKであれば「紹介状」を発行してもらえ、その企業を訪れることになります。基本的には全てHWを通すことになります。

勿論、就活の対象となる媒体はHWだけではありません。民間のネット転職サービスや新聞に入る求人折込チラシもありますので、HWと並行しながら探してみました。HWインターネットサービスも民間のネット転職サービスもそうですが、職種や地域や諸条件を絞り込めるのでとても便利です。このようなことも使いながら知ります。職種については、できれば傾聴を生かせる職場を、当初考えていました。

傾聴ということは、人との対面会話を主にする仕事になりますが、その業務は専門となると国家資格など必要です。その資格が無い私は専門職には就けません。実は、私の娘が学童保育関係の仕事をしています。大手の学習塾の経営で、その仕事内容は普段から聞いていました。資格が無い私にもできそうだと思いました。たまたま見た折込チラシに、大手のフードサービスを展開している企業が、年齢不問で放課後児童クラブ運営のスタッフを募集していました。

早速その会社に電話します。担当者不在とのことで、電話に出た人に応募の旨を伝えたところ、最後に年齢を聞かれました。「担当者に伝え、連絡させるようにします」との返答でした。直ぐに担当者から連絡があると思っていましたが、一日経ってもありません。翌日電話すると、やはり担当者不在です。「連絡をそちらからもらえるのか」問いただすと、「後は担当者の判断ですので」との返答。広告を出しているのですから募集をしていることは確かですが、年齢で断られたとしか考えられませんでした。

その後は、HWインターネットサービスに集中し検索を続けましました。分類されていて選択できる職種は「介護、福祉」とし、雇用形態は「パート」としました。「介護、福祉」の中の小分類には、「児童福祉施設指導員」「障害者福祉施設指導員」「老人福祉施設指導員」、等々の具体的な仕事が提示されています。最後に勤務地域を限定すれば、実際の企業や団体の一覧が出てきます。

その中の一つが目に留まり、障害者支援を行うデイサービスの団体です。自宅からも近く、面談を想定して実際にその施設へ下見に行きました。掲載日時が少し前だったので、募集を締め切っていないか、その団体に直に電話してみました。募集は締め切ってなく、年齢不問と募集要項には書いていながら年齢を聞かれ、面接を行う場合はもう一度連絡すると言われたまま、電話はかかってきませんでした(会うこともせず)。

この二つのケースで全てを判断してはいけませんが、70歳の私が実際に就職活動をして、採用側の年齢制限を感じた事例です。高齢者が自分の希望している職種・職場に必ずしも就けないとの体験ですが、かえって私の求めているは「介護、福祉」の職場だという意志が固まりました。諦めずインターネットサービスの検索を続け、面談までたどり着け、私の歳を容認してくれて、採用となった今の職場の話しを、次回以降したいと思います。    ~次回に続く~
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新たな仕事(その3)

2023年09月23日 06時05分27秒 | Weblog
「今年5月から新たな職場で働き出す」、それが今回のテーマです。一体どのような職場か、です。身体、知的、精神障害の方々のサポートをする職場です。私は施設内でその利用者の生活支援と、利用者の送迎ドライバーとして働くことになりました。このテーマのブログ(その1)で書きましたように、送迎車両がトヨタのハイエース(車椅子昇降付き)で、その車を運転することになりました。

ある方が起業された「話し相手ビジネス」で、聴き手として協力者となった私は、今年2月事業が頓挫し関与することがなくなりました。その時期は、梶哲商店の相談役としても3年半が過ぎていて、実質会社にも行く必要性も無くなっていた段階です。後進に一切任せる為にも、むしろ私は顔を出さない方が得策と考えていました。

振り返って言えることは、話し相手ビジネスにずっと関わっていたら、新たな職場で働くこともなかったかもしれません。関わらなかったからこそ、再就職の道を歩んだともいえます。ほぼ梶哲商店の会社にも行くこともなくなり、傾聴が生かされるビジネスからも遠ざかり、私は完全にフリーになりました。長く一定の所に出社して、規則ある会社生活を送って来た私にとって、経験したことのない世界となりました。

会社から距離を置く中で、傾聴に関しての仕事をしたいと考えたのも、何かしなくてはとのあせりの気持ちからでした。その傾聴の仕事もできなくなり、私は世間でいう定年退職状態となりました。疎外感も少しあり、自分は何ものかと、自分を見失いかけていたのも事実です。ふと浮かんだのが「再就職」という言葉でした。今年の2月頃から、日に日にその言葉が現実味をおびてくることになります。 

高齢者の再就職について、最近見聞きする世の中の動向です。読んだ新聞記事の見出しに、「シニアの有職率上昇/65~69歳、初の5割超え/人手不足背景に」とありました。60歳以降の定年延長の他、定年を迎えても働く人は増えた。総務省、2022年の就業構造基本調査の数字。年齢別でみると65~69歳の有職率は、22年50.9%で初めて5割を超え、70~74歳の有職率は33.3%と3割を超え、過去最高を更新した。とありました。つまり65~69歳の二人に一人、そして70~74歳の三人に一人が、再就職などにより働いているとのことになります。

このような記事も目に留まりました。「職場存続 切り札はシニア/70歳雇う企業4割 急増する労災、対策急務」、との見出しです。労働市場でシニア人材の重みが一段と増している。70歳以上でも働ける企業の比率は2022年に4割となり、この10年で2倍になった。建設業や小売りでは従業員の1割超えが65歳以上だ。人手不足の解消に向けてシニアの活用が欠かせない一方、労働災害は急増している。とそのような内容でした。

いずれの記事も、人生100時代を迎え、言うまでもなく働く年齢が上がっている表れでしよう。人によって、それぞれ働きたい(働かなくてはならない)理由はあると思います。老後の貯えを減らしたくない、年金だけでは生活は不安で稼ぎたい、家に閉じこもらず社会と関わっていたい、仕事で働き甲斐を見いだしたい、など個々に違いもあるはずです。

一見すると二つの記載は、企業側の高齢者の受け入れも改善され、高齢者もスムーズに就職先がみつかり、互いにウイン・ウインの関係が築かれているように感じます。しかし実態はどうなのでしょうか。今年3月頃から、私は再就職活動をして、この記事と現実のギャップを感じました。つまり、企業側は年齢不問と言いながら、高齢者を避けている。このギャップによる弊害は、高齢者が自分の希望している職種・職場に、必ずしも就けないというこです。

70歳の私が実際に就職活動をして、企業側の年齢制限を感じ、そして今の職場で働くことになった、その経緯を次回以降お伝えしたいと思います。  ~次回に続く~


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新たな仕事(その2)

2023年09月16日 05時39分24秒 | Weblog
ある方(以降代表)が起業された「話し相手ビジネス」で、聴き手として協力者となった私です。代表の知人の女性が、聴き手としてもう一人加わりました。我々聴き手二人は、30分刻みの相談を受けられる時間帯のスケジュールを代表に送ります。それがWebサイトに開示され、相談者はそれを見てサイトを介し予約を入れます。

サイトには聴き手二人のそれぞれ得意な相談分野が明示され、男性か女性か分かるようになっていて、二人のうち誰に依頼するか、相談者が選択します。サイトには1分幾らの課金の料金が提示されてあり、時間は1分単位でも15分単位でもOKです。相談者の課金の支払いは、クレジットカードで口座から引き落とされるシステムです。

依頼する相談者は、予約する段階で自分の携帯電話の番号や、クレジットカード情報をサイトに入力することになります。その携帯電話に、IP電話を使って指定された時間に、我々がアプローチします。代表の得意な分野、健康コンサルティングやダイエットプログラムについては、先ずスタートし、やりながら作り上げていく構想でした。

私の知り合いには、開始直前まで宣伝していました。当然見も知らない相談者からサイトを見て予約が入る可能性もあり、果たしてどれくらい予約が入るのか、皆目見当もつきません。サイトを通して予約が入れば、自動的に聴き手二人のスマホに、相談者の名前や携帯電話の情報が入るようになっていました。

さて、初めての予約が入ります。前宣伝していた知人からでした。相談者の指定時間に、代表が契約したIP電話を使って、私からパソコンを通し相手の電話にかけます。 IP電話とは、インターネット回線を利用して音声通話を行うもので、自動で音声録音も可能です。相手には050から始まる電話番号は伝わりますが、私の携帯電話番号など個人情報は知らされません。

第一回目の話に戻りますが、古くからの知人でも緊張しました。普段の会話とは違い、話を聴くことが仕事でしたので。知人の相談内容は、所属するスポーツジムでの問題で、彼は世話役的存在で会員との人間関係でした。基本的には、依頼者には私のアドバイスや意見は一切言いません。しかし要請があれば傾聴した後、あくまでも私の意見として伝えることもありますが、それは相談者の一つの選択肢です。彼からは、私の考え方を求められました。

そんなスタートで、他の知人からも一般の方からも何名か予約は入りました。しかし一過性・単発的に終わり、一ヵ月が過ぎても空きスケジュールが埋まるにはほど遠い状態でした。ということは、相談依頼が無くても、既に提出している空きスケジュールに拘束されることになったのです。

家に居て他の事をやっていてもいいのですが、常に一時間後を目途に、予約が入るので外出はできません。急な用事が入れば代表を通してサイトのスケジュール変更は可能ですが、頻繁に行えば代表の手を煩わせます。聴き手は収入を得られず、待つことが仕事となりました。 

そのような経過を経て、開始から二ヶ月後ハードルを下げます。相談者側からの点では、予約はサイトでの事前登録を止め随時可能とし、支払はクレジットカード引落しを止め後日振り込みとしました。聴き手側からの点では、代表の携帯電話をサイトに表記し、相談依頼が入た段階で私と女性に連絡して即応できるものがして、二人が対応できなければ代表がする。少なくとも聴き手は、時間の束縛から開放されました。

これらの対処策も、意見を求められれば応じますが、二人には主導権はなく判断・決断は代表となります。愚痴や悩みの相談については、例えば“ココナラ”というサイトがあります。これは、ネット上で一人ひとりの知識・スキル・経験といった得意を売り買いできる、国内最大級のマーケットプレイスです。ユーザー数は300万人を超え、愚痴・悩み相談などを電話で受けるサービスは何万人も利用しています。

このビジネスの世間でのニーズはあったのでしょうが、代表が企画した独自性はどうだったのか。私としても悔いは残りますが、いつしか一件も予約が入らない状態となり、サイトは自然消滅となりました。    ~次回に続く~


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新たな仕事(その1)

2023年09月09日 06時12分16秒 | Weblog
前回のテーマでは、CCであった日産のキャラバンを買換え軽キャンパーにした、と書きました。買換えの理由の一つは、大型のバン車を乗り回すことに、歳のせいで、おっくうさを感じるようになっていたからです。軽であれば車庫入れも簡単です。軽キャンパーに買換えを決めた時、キャラバンのような大型バン車はもう今後乗らないと思っていました。追々説明していきますが、そうは問屋が卸さないとなりました。 

前々回のテーマでは、70歳から74歳までの運転免許の更新には高齢者講習の義務があり6月受講した、と書きました。この講習とは、最寄りの自動車教習所で実車指導を受けることでした。教官から指導を受け、長年の自分の運転の癖が分かりました。加齢が及ぼす運転への影響も学び、教官の評価を正当でないと感じているとしたら、そこに過信が潜んでいる。「自信と過信は紙一重」であることも認識しました。これも追って話していきますが、この認識が別の場面で役立つことになりました。

実は、私は今年5月から新たな職場で働くことになりました。そこで、内勤と運転の仕事をするようになりました。その運転する車はキャラバンと同クラスのトヨタのハイエースです。再び大型バン車を運転することになり、他人を乗せて運転するので過信は絶対禁物です。何故、その仕事に就いたのか、順を追って説明していきます。

このブログを読んで下さっている皆さんには、記憶が残っていると思いますが、去年11月から傾聴の仕事を引き受けるようになったとお伝えしました。この傾聴の仕事と、今年5月から就職した仕事とは全く関係ありません。結論から言いますと、傾聴の仕事(関わっていた事業)は頓挫しました。ただし新たに就業した先で、傾聴のスキルも必要とされますし、傾聴の仕事の成り行きも、結果報告も兼ね書いた方がいいと思いました。

そもそも何故傾聴について、関心を持つようになったのかの振り返りです。社長職を退いて自宅に居ることが多くなった私が、身近な家族の話をしっかりと聴けているのか、また会長となり社長からの相談に応じますが、経験則で私の意見に誘導しているのではないか、との自問がありました。ネットで調べてみて、傾聴の普及を目指す協会を知ります。三日間のコース「傾聴サポーター養成講座」が開催されていて、全ての受講を終え、協会から傾聴サポーター認定証が送られてきました。

月日が経つにつれて、折角の知識も薄れてしまう焦りもあり、違う角度から傾聴を学ぼうと他の講座を探しました。通信教育講座の「ユーキャン」のサイトを調べてみると、その中で傾聴に関するものは唯一「高齢者傾聴スペシャリスト講座」でした。通信受講し、その資格認定ももらいました。この認定資格を取ろうとした前後から、不思議なことが起こってきました。

それは、傾聴を通して私が行いたい事に関することで、ある方との出逢いから始まりました。ある勉強会での出逢いでした。その方は60歳ちょっと前、建設コンサルタント業界の大手に長く勤務してきたとのこと。自分の経験も活かし、「話し相手ビジネス」で近々起業したいとの話をされました。私が傾聴資格の話しをしたところ、その事業で聴き手として、パートナーになって欲しいとの申し出がありました。

去年、傾聴サポーターの認定資格や高齢者傾聴スペシャリストの認定資格をとった後、高齢者養護施設などで傾聴の仕事をやってみたいと思い、調べてみた時期もありました。傾聴の仕事の具体化が、期せずして外からもたらされた展開となりました。

その方の事業サービス内容は、1)健康コンサルティング、2)ダイエットプログラム、3)相談・話し相手、です。いずれも基本的には電話で受け答えするサービスです。コンセプトには共感しますが、その方と私は共同経営者ではありません。私はあくまでも、3)相談・話し相手の協力者の一人です。

自前のその方のWebサイトができあがり、IP電話を使って相談・話し相手となる仕事の、一分間単位の報酬も取り決めて、業務委託契約も交わしました。業務を受けられる時間帯の、一週間ごとの私のスケジュールも提出して、それがWebサイトに開示される形で、去年の11月1日からスタートしました。   ~次回に続く~
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車の買換え(その3)

2023年09月02日 04時48分14秒 | Weblog
今年三月、18年前キャラバンのCCを購入したビルダー店にふらっと立ち寄った時のことです。タイプが違う二台の軽キャンパーが展示されていました。ベース車は、一台はスズキの軽自動車、もう一台はダイハツの軽トラックでした。スズキ車はバンコンスタイル(以下BS)、ダイハツ車は キャブコンスタイル(以下CS)でした。

前々回、説明させてもらった同じ内容です。BSとは、商用のバン車をベースに車内を改装しCCとしての機能性を詰め込んだタイプで、走行性はCSを超えます。CSとは、小型トラックの荷台に専用のシェルを架装し、家のような空間を備え、総合的な快適さはBSを上回ります。

展示されていた二台です。BSの軽キャンパーは、外装は変えず外見は全く軽自動車で、内装をコンパクトにCC化していました。小型車ながら、電子レンジ、冷蔵庫、テレビモニター、セラミックヒーターが標準装備でした。一方CSの軽キャンパーは、外装もCCらしく改造してあり、屋根が開閉し(二階構造)そこがベッドスペースとなります。一階には対座式のテーブル・ソファがあり一定の生活空間も確保されていました。

シェルを造り上げるので、当然CSはBSより車の自重が増えますので走行性は劣ります。内装もBSより豪華で快適なCSはその分、車両価格も高額になっていました。セカンドカーとしても使いたい私は、BSが気に入りました。コンパクト・シンプル・実用的なそのBSの魅力に、むしろとり付かれてしまったといっても過言ではありません。

実物を見てしまったら、今までの買換えの躊躇いも吹っ飛んでいました。二回目、そのビルダー店に訪れた時は妻が一緒でした。妻にも目当ての軽キャンパーを見てもらった上で、担当者からじっくり説明を受けます。販売金額の話しとなり、オプション仕様も洗い出し、その後はベース車(エンジン関連)の選択となりました。

カタログにはターボ車がありました。尋ねてみると、現在メーカーではこのターボ車が廃番となったようで、カタログは少し古いものでした。担当者は一般道など走るのであれば、ターボ無しでもほとんど遜色はないが、例えば高速道路などに侵入する時は加速に少し難があるかもしれないとのこと。走行にこだわる私は、気になってしまうところです。

ところが担当者は、中古車だが程度がよいその車種のターボ付きベース車の、ストック情報が、他店舗にあったはずだというのです。問い合わせてもらうとまだあり、それが確保できれば新車ターボよりかなり格安になるが、最終確定は明日になるとのことでした。最後の詰めは、これまで載って来たキャラバンの下取りです。下取り評価はゼロといわれました。

買ったところで下取りしてもらう方が有利と思いましたが、それでも値段がつきませんでした。では軽キャンパーの価格で値引くかキャラバンの下取りで値段を出してくれるかの検討を申し入れ、上司に相談して、下取り価格を15万円付けてくれることになり、翌日中古車も確保でき商談が成立しました。中古車は、新車登録から三年経過し走行距離約3万キロ。完成納車は4~5カ月後とのことでした。

二回目の訪問で、購入を決めてしまいました。思い切った下取り価格を提示してくれれば、この場で即決してもいいと伝えたことが、好条件を引き出すことに奏功したようです。実は上司はその日は休みだったのですが、担当者が連絡を取ってくれてOKの返事をもらいました。中古のベース車は少し不安がありましたが、私の歳でキャラバンのように18年も載らないでしょうから、それで十分かもしれません。

8月上旬、納車OKの連絡が入りました。長年載ったキャラバンには色々な想い出があります。そのキャラバンを数日前から綺麗にしてお店に戻し、新たに買った軽キャンパーを受け取ります。担当者から装備の説明を受け、いよいよ載って帰ります。外は中古でも、内装は新たにCC仕様として改造していますので、中は新車です。実際運転してみると、思ったより程度は良く感じました。

思えばキャラバンを買った当時は、仕事の真っ只中にいました。その時代は「仕事」が中心でその合間に出掛けていましたが、今は「自分」が中心で行動ができます。小さなCCでリセットして、先送りしない「今」をエンジョイしたいと思います。 




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