「風邪を治せる薬はない。ひたすら休んで自分の体力が戻ってくるのを待つしかない。熱が出たり鼻水が出たりするのは、体が一所懸命に自然治癒力で治そうとしている証拠。医者にかかって処方されるのは、風邪によって生じた症状を抑える対処療法の薬。薬で押さえない方がむしろ早く治る」。このような説を、私は今までの経験から納得しています。
風邪のもう一つの治し方として、以下のような提案をされている医者がいます。「私自身歩くようにしています。引き始めに葛根湯を飲んで、それから歩いて少し汗をかき、お風呂に入ってゆっくり休む。たいていこれで良くなります。何故歩くかというと、歩くことでNK細胞が活性化されて、免疫力が高まるから。ただしこの方法がすすめられるのは体力に余裕がある人や若い人」。
“病気の9割は歩くだけで治る!”との本を読みました。サブタイトルには「簡単無料で医者いらず/歩行が人生を変える29の理由」、とあります。著者は医者の長尾和宏という方です。前段の提案は、その本の中でのものです。NK (ナチュラルキラー) 細胞は癌を退治してくれる味方でもあり、適度な運動を行っているとこの細胞の活性が高まる。最近の研究で明らかになったそうです。
私は二年前から、朝夕それぞれ3~40分程度、ウォーキングをすることを日課としました。老化に負けず健康を維持するには、免疫力は欠かせません。その免疫力の向上で大事なのは食事と睡眠と運動、それからストレスをどう解消するかだと思います。ウォーキングをする以前は、運動らしい運動はしていませんでしたので、歩くことは今の私に適していると信じています。
人は多くの情報が溢れる中で、直観や先入観で処理し不都合な選択をします。それを『認知バイアス』と言います。認知バイアスを細かく分けると16種類あり、その中に「確証バイアス(都合の良い事実しか見ない・思い込みの強化)」があります。例として、「新車を選ぶとき、欲しいと思っている車の情報ばかり集めてしまう」です。
確証バイアスで、“病気の9割は歩くだけで治る!”のタイトルを見つけ、本を買ってしまったのかもしれません。しかし自分の体に照らし合わせ、書かれている内容を検証しながら読んでみました。
ウォーキングを始めた一つの理由は、40年以上遠のいていた登山を、昔の山仲間から誘われたことです。体力も落ちていたので適度な運動は必要と、ウォーキングを始めました。足の怪我の後遺症もありますが、ハードではない山は今ほとんど問題ありません。
それを切っ掛けに、体に良いであろうことを毎日の習慣としました。朝のウォーキングの後は、半身浴をして汗が出た段階で、防水性の上衣を着て一時間ほどびっしょりと汗を出し、それからシャワーを浴びます。夕方のウォーキングを含め、外に出て日光に当たることも積極的に行っています。
私は元々低体温でしたが、この日課で体温が0.5度ほど上がったように感じます。温めるほど動くほど、疲れにくい体質になったことを実感します。若い時からよく噛む癖はあり、食事も食べ過ぎず満腹感があります。自分の体に耳を傾けて、学術的なことは後付けでも、これからも体に良いことは実行していこうと思います。
政府は、コロナ禍による緊急事態を25日全面解除し、一カ月半ぶりに経済再開に軸足を移していきます。「感染防止と社会経済活動の回復について、両立は極めて難しいチャレンジであり、次なる流行の恐れは常にある」と、安倍首相は訴えます。
私たちも第二波を警戒しつつ、個人のレベルで出来ることは備えなくてはなりません。感染予防策を励行し、何よりもコロナウイルスに打ち勝つ為自らの免疫力向上に努めることが、一番の備えだと思います。 ~次回に続く~
風邪のもう一つの治し方として、以下のような提案をされている医者がいます。「私自身歩くようにしています。引き始めに葛根湯を飲んで、それから歩いて少し汗をかき、お風呂に入ってゆっくり休む。たいていこれで良くなります。何故歩くかというと、歩くことでNK細胞が活性化されて、免疫力が高まるから。ただしこの方法がすすめられるのは体力に余裕がある人や若い人」。
“病気の9割は歩くだけで治る!”との本を読みました。サブタイトルには「簡単無料で医者いらず/歩行が人生を変える29の理由」、とあります。著者は医者の長尾和宏という方です。前段の提案は、その本の中でのものです。NK (ナチュラルキラー) 細胞は癌を退治してくれる味方でもあり、適度な運動を行っているとこの細胞の活性が高まる。最近の研究で明らかになったそうです。
私は二年前から、朝夕それぞれ3~40分程度、ウォーキングをすることを日課としました。老化に負けず健康を維持するには、免疫力は欠かせません。その免疫力の向上で大事なのは食事と睡眠と運動、それからストレスをどう解消するかだと思います。ウォーキングをする以前は、運動らしい運動はしていませんでしたので、歩くことは今の私に適していると信じています。
人は多くの情報が溢れる中で、直観や先入観で処理し不都合な選択をします。それを『認知バイアス』と言います。認知バイアスを細かく分けると16種類あり、その中に「確証バイアス(都合の良い事実しか見ない・思い込みの強化)」があります。例として、「新車を選ぶとき、欲しいと思っている車の情報ばかり集めてしまう」です。
確証バイアスで、“病気の9割は歩くだけで治る!”のタイトルを見つけ、本を買ってしまったのかもしれません。しかし自分の体に照らし合わせ、書かれている内容を検証しながら読んでみました。
ウォーキングを始めた一つの理由は、40年以上遠のいていた登山を、昔の山仲間から誘われたことです。体力も落ちていたので適度な運動は必要と、ウォーキングを始めました。足の怪我の後遺症もありますが、ハードではない山は今ほとんど問題ありません。
それを切っ掛けに、体に良いであろうことを毎日の習慣としました。朝のウォーキングの後は、半身浴をして汗が出た段階で、防水性の上衣を着て一時間ほどびっしょりと汗を出し、それからシャワーを浴びます。夕方のウォーキングを含め、外に出て日光に当たることも積極的に行っています。
私は元々低体温でしたが、この日課で体温が0.5度ほど上がったように感じます。温めるほど動くほど、疲れにくい体質になったことを実感します。若い時からよく噛む癖はあり、食事も食べ過ぎず満腹感があります。自分の体に耳を傾けて、学術的なことは後付けでも、これからも体に良いことは実行していこうと思います。
政府は、コロナ禍による緊急事態を25日全面解除し、一カ月半ぶりに経済再開に軸足を移していきます。「感染防止と社会経済活動の回復について、両立は極めて難しいチャレンジであり、次なる流行の恐れは常にある」と、安倍首相は訴えます。
私たちも第二波を警戒しつつ、個人のレベルで出来ることは備えなくてはなりません。感染予防策を励行し、何よりもコロナウイルスに打ち勝つ為自らの免疫力向上に努めることが、一番の備えだと思います。 ~次回に続く~