梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

親子の距離感

2009年02月27日 05時33分17秒 | Weblog
15歳の息子が短期留学している間、現在わが家は家内と二人だけです。一ヶ月経ちましたが、この生活はもう慣れてしまいました。

今家内は、家外??になっています。 家の外の人となっています。つまり家の中にばかりいないで、外に連れ出しています。例えば先月行われた江戸川鉄栄会の新年会とか、私が参加する勉強会とか、大分連れ出しました。

以前はそんな会に同行の声を掛けると、断固拒否をされました。この一ヶ月は感心が集中する息子(ターゲット)がいないので、興味が他に向き、結果としては良いチャンスでした。

集まりに出掛ける直前まで行きたくないだの、着て行く服がないだのと言っていますが、帰ってくるとその会の話題持ち切りで、まんざらでもないのです。女性ってそんなものなんですね。

去年社会人になった長女は引き続き会社の配属先の神戸に居ますが、今春大学を卒業し川崎に下宿していた次女が四年振りに自宅に戻って来ます。

私も家内も二人の娘の下宿には、引っ越した際に一回は見に行きましたが、その後は行っていません。娘達も頻繁に自宅に帰ることもなかったのですが、それでいてあまり遠い距離感は感じませんでした。

それでも節目では帰って来るし、こちらが思いついた時は、メールという手段で安否も確認出来ます。まる一日返信が無く心配する時もありますが、それだけ忙しく何かをやっている証拠なのでしょう。

親の無関心も問題ですが、過度の介在や口出しは害になることもあると思います。そばに居るいないに係わらず、親がぶれずにしっかりしていれば、子供には伝わるものがあると思います。実際としては、難しい局面もありますが。

さて、息子も後一ヶ月足らずで帰国します。家内は、母親として、程よいその距離感を維持出来るでしょうか。
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選ばれる

2009年02月20日 21時57分28秒 | Weblog
わが社で、“お客様から最初に選ばれる会社”を目指し作成したスローガンの一つに『お客様の依頼は試され事、期待を超える仕事に高めよう!』と言うフレーズがあります。

通常誰かに物事を頼んだ時、依頼者はその人なりの応答や反応を期待します。期待通りで当たり前、期待を下回ると絶望し、期待を上回ると感動するのではないでしょうか。

特に従来のお客様から新しい仕事を頂くとか、難しい仕事を依頼される場合、私はそれを試されていると取ります。新規お客様からの引き合い・受注などは言うに及びません。

最近わが社で取引は依然からあったお客様ですが、そこから新規の溶断加工の仕事を受注させて頂きました。公共関係の仕事ですので、製品スペックも外注先(わが社)の管理体制も厳しく問われます。しかしこの時期、貴重な仕事となりました。

先般そこの会社の社長と、ナンバーツーの工場長が相次いでわが社に来社され、工場現場と事務所管理を視察し確認されていかれました。大方問題はないとの見解を頂きました。嬉しかったです。

品質、端材、材質証明書、日報管理など、むしろここまでやる溶断業者は少ないかもしれませんとのお言葉まで頂きました。これをわが社は維持し継続しなくていけないと、新たな責務をずしりと感じました。

「従来の外注先を御社に切り替えて、実は私が一番社内で心配していました。けれども、うちの現場でも納品された製品の評価は悪くないですよ」と吐露されました。やはり決定権は持ってはいるものの、切り替えるリスクを負う社長自身が一番心配されていたのです。

お客様からの依頼ごとを試され事と、我々が気付かなければ、選ばれることなど絶対にあり得ません。
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息子は今

2009年02月15日 09時28分37秒 | Weblog
昨日は会社の研修会があました。研修会を終えお台場にある大江戸温泉物語に行き、ゆっくりと温泉につかる懇親会もありました。そんなことを今回、書こうと思ったのですが・・・。

同じく昨日、一つ前の私のブログにコメントが投稿されていました。~ nz(tetsuro) gannbatteruyo ~ たまに誰だか訳の分からない、コメント投稿もあるので削除しょうと思った直前です。

ニュージーランドに行っている息子の哲郎からだ!「頑張ってるよ」とのコメントだ!! 恐らく向こうのPCには、日本語の変換がないのでしょう。

実は今年高校一年になる息子は、通っている中高一貫教育の学校の制度を利用して、現在ニュージーランドで語学研修の留学をしています。1月中旬に旅立ち、二カ月間の予定です。

自分で希望しました。親は何も言ってません。英語検定試験も3級を受からないと連れて行ってくれませんでした。選考直前で受かりました。彼なりに努力したのでしょう。

去年沖縄の修学旅行の際に、米軍キャンプを見学したそうで、そこで外国に憧れ意を強くしたようです。想像ですが、外人の女性に興味をもったのかもしれません。それで英語を真剣に勉強しよう、それでも、私は大歓迎です。

nzに行って一ヶ月、里心付いて、私のグログを見てくれたのかもしれません。同じく昨日自宅に電話があり、家内には色んな事を話していたそうです。

私は今回、母親にとっても息子にとっても、この留学は大変貴重なことだと思っていました。二人の姉とは年が離れてしまった末っ子の息子、どうしても母親は、甘やかし過保護にして口数が多くなります。そろそろ難しい年頃の息子は、それに反発し抵抗し言葉も荒くなります。

現在のわが家は、親子関係を修復し、それぞれ自立する為のリハビリ中です。
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毎日やる事

2009年02月07日 13時43分33秒 | Weblog
今年に入り毎日必ずやる事を、新たに決めました。正確には去年の12月中旬よりやっているのですが、今年一年間は続けようと決めました。

何をやるのか、ある小冊子を音読して、その後瞑想して心を落ち着ける訓練を行います。音読したものは録音して、その日の内に再度聴きなおします。

いつ・どこでするのか、朝会社に来てしています。大体朝6時には出社しているので、大よそ3~40分間ほどかけて行います。勿論会社にはその時間帯は誰もいません。

きっかけは何か、ある勉強会に去年より参加して、自己を動かし積極人間になる為の課題として取り組むことにしました。その小冊子は、その会より月替わりで配布されるものです。

毎日葛西本社に出社して他の営業所に行くまでの約2時間、毎朝他のルーティンワークとしては、PCのメールを開くとか新聞を読むとか忙しいのですが、最近この毎日やる事が習慣化してきました。

お寺のお坊さんが、毎朝剃髪し、御経を上げるようなものかもしれません。発声練習にもなるし、呼吸が整い、何よりも体がリラックスします。朝出来ない時、夕方にしたこともありましたが、その日は朝からスッキリしませんでした。

また録音したものを聴くと言うのは、不思議な効果があります。普段自分が発しながら自己認識している言葉と、録音して聴く言葉とのギャップは大きく話し方の勉強にもなり、再生した自分の言葉を聴くことは更に内容が刷り込まれていきます。

お客様から最初に選ばれ会社を目指し、わが社で年明けに作成したスローガンを今週から各職場で唱和するようにしました。

言葉に出して実際に言う、否定でなく肯定語を使う、マイナスでなくプラス指向の言葉を使う、それも毎日心がける、この効果は思ったより大きいかもしれません。
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