梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

ブラインドタッチ

2009年09月26日 06時23分59秒 | Weblog
連休中は結局何処にも出掛けませんでした。行かなかったと言うより、特に予定もなかったと言った方が正確です。

ただ大学時代の山の仲間が、南アルプスの鳳凰三山に登っていたので、もとより私は同行出来ませんでしたが(足の怪我で)、彼等が下山した21日に山梨の韮崎に出迎えに行こうとしたのですが、気力がありませんでした。

それでは休み中は何をしていたか、会社に毎日来ていました。仕事をしていたと言えばそれまでですが、あることに専念していました。それはパソコンのキィーボード入力のブラインドタッチ化です。

実は私はパソコンを始めてもう10年程になるのですが、入力は2~3本の指だけの自己流でやって来ました。それでもそんなに遅くもなかったのですが、スピードは限界を感じていました。

そこに最近大きな課題がのし掛かりました。毎月、1時間半程の研修の講義録を作成しなくてはならなくなったのです。内容や理由は省略しますが、つまり所謂テープ起こしです。従来の調子ですと、講義の時間の約20倍もの時間が掛かってしまいます。

そんな訳で10本の指全部を使う、ブラインドタッチに挑戦となったのです。右手人差し指での入力は、Y-U-H-J-N-M。左手人差し指での入力は、R-T-F-G-V-B。例えばこんな入力の仕方が基本と、初期の頃教わった記憶があります。間違っていたら誰か教えて下さい。

3~4日やってみた成果はどうかですが、長年馴染んだ癖はなかなか直りませんでした。最初の頃は、自己流でやっていたよりも時間が掛かりました。イライラが募りました。手元を見ながら、ブラインドで、また暫くは手元を見ながら、またブラインドで、そんな繰り返しでした。

少しずつですが、何回も打つ単語が自然と指に馴染んできました。椅子の腰掛け方や姿勢も結構大事で、そんなことも発見しました。後は時間が浸透することを願っています。
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義理と人情

2009年09月19日 12時32分48秒 | Weblog
皆さんは幡随院長兵衛(ばんずいいんちょうべい)と言う人をご存知でしょうか。名前の響きからそれとなく聞いたことのある方も多いと思いますが、歌舞伎や講談に登場する江戸時代初期の実在人物です。

今月末に東京鉄鋼販業売連合会で『呼び起こせ!武士道精神』のテーマで秋季講演会が行われるのですが、参加される方と話をしていました。するとその方は、幡随院長兵衛の貫いた“義理と人情”は日本の武士道に通じるものだと言うのです。

その幡随院長兵衛とは。肥前唐津藩士の子で長じて江戸に住み、神田山幡随院の僧との関係から幡随院と名乗り、主に大名旗本に奉公人を斡旋する口入れを稼業とし、任侠の走りとも江戸侠客の総元締めだったとも言われています。

戦国時代が終わり、活躍の場をなくした旗本たちの暴れ者集団である旗本奴(はたもとやっこ)の横暴に庶民たちは苦しめられ、その町人たちも同様なグループである町奴(まちやっこ)を作り対抗しました。彼らは異様な風体をしてカブキ者とも呼ばれ、長兵衛はそのリーダーでした。

強きをくじき弱きを助ける義侠心は人間だれにでもある感情です。警察も司法制度も無く人権や法治等という考えもなかった当時、自分たちを守るためには、対抗する暴力を備えるしかなかったと想像できます。

その根本には“義理と人情”があったとその方は言うのです。人間関係のしがらみや貸し借りから起こる義理と、損得を抜きにした情けや思いやりの人情の、その豊かなバランスがあったのではないかと言うのです。

その方は若い頃から人に言えない苦労をしました。そして幾度かの修羅場を体験しました。そして自分の生き方に覚悟を決めた方です。「梶さん、本当に覚悟を決めたら清々しさだけしか残らないのではないですか」と言い切ります。

義理と人情を大切にし、最後は覚悟を決める、それが大和心であり武士道である。その方の言わんとしていることは、私にも理解が出来ました。
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業界団体の集い

2009年09月12日 06時46分45秒 | Weblog
先週の日曜日6日、地区業界団体である江戸川鉄栄会の秋恒例の社員・家族慰安会が行われました。ただし毎年日帰りバス旅行を行って来ましたが、今年は趣向を変え東京ドームシティーで現地集合参加としました。

子供と遊園地であるシティー・アトラクションズで遊ぶか、スパ・ラクーアでゆっくり天然温泉につかるか事前に希望を取り、昼食だけは全員集合して後楽園飯店の中華コース料理を堪能する、そんな企画を立てました。

毎回どこに行くか、どんな内容にするか、何人参加してくれるか気をもむところです。例年100名程の参加でしたが、今回は130名を超えました。主催者側としては、こんな時節に、嬉しい限りです。

当日は天気にも恵まれ、前もってチケットを渡していましたので家族単位で時間の余裕を持って参加も出来、皆さんには好評の様でした。バス旅行は車中も楽しいのですが、大勢だと窮屈な面もあり、我々役員も今回は楽をさせて頂きました。

当会には去年より若手会がスタートして、その後数回会合を開いているのですが、既にその会の幹事も決まりました。今後の運営についても方向性が見えて来ました。簡単に言いますと、目的(勉強会などを通じ互いに研鑽向上する)を持って、本音の意見交換をしていく同志が集まろうと言う内容です。

主旨に賛同される方であれば、従来の若手会の資格(経営者の後継者又はそれに順ずる中堅社員、年齢45歳位まで)にはこだわらず、これから参加される方でも大歓迎です。そんなことも宴会の場を借り、会の近況PRをさせて頂きました。

経営者の本音はなかなか他人には話せないものです。まして同業者には。しかしそれで悩み、間違いを犯す経営者も多いはずです。自分は会社をどうしたい、自分自身はどう生きたい、そんなことさらけ出す会であってもいいのではないでしょうか。
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Dr.ブルさん

2009年09月05日 12時42分48秒 | Weblog
〝Dr.ブルさん、一つ前のブログにコメントを頂き有難うございました〟
ハンディキャップを持った人たちが働きながら暮らすという、人間として当たり前の生活が送れる社会の実現に努力する、日本理化学工業の大山社長の思いを支える原点は人の幸せです。人間の究極の幸せとして、お寺の住職から聞いた言葉を会社訪問当日紹介されました。
人に愛される事  人に褒められる事  人の役に立つ事  人に評価される事 
これらは仕事を通して得られるものであり、仕事をして喜びを味わい、人がどんなに成長するのかを身を持って体験したと語られました。


ところで皆さんには以前、Dr.ブルさんのことをお話する約束をしていました。何故Dr.ブルなのか。自称されているので問題は無いのですが、そうです顔がブルドックに似ているのです。大阪で『きらく療法院やすらぎ』の院長をされている方で、略歴や療法内容など下記HPやブログを参考にして下さい。
URL:http://www.kiraku-yasuragi.com/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/kirakuyasuragi/

どうして知り合ったか、京都の勉強会で去年初めてお会いしました。私は去年の9月から、月一回の週末一泊二日で勉強会を続けています。そこの講師のお一人なのです。その勉強会の全体の内容については省略しますが、Dr.ブルさんは、健康や肉体と潜在意識などの分野を指導されます。

先週末大阪のその療法院に初めて行って来ました。JR大阪環状線西九条駅から歩いて3分程の、周りにはふらっと入ってみたくなる居酒屋さんが多い庶民的な街中にありました。

私は20代の前半に左大腿骨を骨折しましたが、後遺症が残りそれをカバーする為か、近年右半身に障害が出ます。その治療も今後考えていかなくてはなりません。Dr.ブルさんには、東京のブルさんの師匠の療法院も紹介して頂いています。

治療を終え大阪梅田駅まで戻り長女と落ち合いました。神戸勤務の長女は当日急な会議が入ったとかで、夜8時半からの会食となり、京都のホテルに着いたのは12時近くでした。翌日はその勉強会に参加した次第です。
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