前回、大学のクラブ同期の忘年会での、天城山登山を何とか達成出来たことをお伝えしました。今年5月頃からウォーキングを始めたこと、2ヶ月前から近くの神社の階段でトレーニングしていたことが、奏功したことに間違いありません。
しかし私は年末のその登山の為に、それらを始めた訳ではありません。忘年会で天城山に登る話も、1ヶ月前に俄かに持ち上がりました。事前に足腰を鍛えていたから、参加できそうだと思ったのも事実です。
実は天城山に行く一週間前に、その同期の仲間の一人からトレーニング登山に誘われました。行ったのは弘法山で標高235m、丹沢山塊の南端に位置します。登山と言ってもハイキングレベルの山でしたが、ザックには色々荷物を詰め重さを増して臨みました。翌日から2~3日筋肉痛は残りましたが、天城の山に登れたのもこの予行練習が決めてとなりました。
話は変わりますが、今年家内の実家の山形県酒田の土地が売れたことを、やはりブログ上でお伝えしました。更地にして売ることが条件でしたので、最終的には売買を仲介してもらった地元の不動産会社に、家屋の解体も依頼しました。
しかし当初は、ある勉強会で知り合った知人が酒田にいましたので、その方の紹介で解体業者を探してもらいました。するとその知人の会社の役員をしている弟さんが、解体工事も請け負える業者だと分かり、その役員を通し見積を出してもらいました。
その業者の見積額と不動産会社からの見積額は、ほぼ同額となりました。ところがその業者から、「見積が同額であれば、解体の工期調整もあり不動産会社に一括依頼した方が無難ですよ」との良心的な提案を受けました。
二社見積で費用の裏付けも取れて、見積金額も納得できたのも、その知人と役員のお陰で、仕事も発注せず大変世話になってしまいました。家内との話で、何か御礼をしなくてはと思っていました。知人は東京で毎月一回行なわれている、勉強会には参加しています。
そんな矢先、知人から酒田の会社で行なわれるクリスマス・パティーに招待を受けました。社員だけのアットホームなパーティーです。社員全員が幾つかのパートに分かれて、自分達で企画して練習したパフォーマンスを披露します。勉強会の他の仲間で、仕事などで関係する人達は以前から招待されていましたが、私が招かれたのは、何故か今回が初めてでした。
知人の酒田の会社をタイムリーに訪れることが出来て、お世話になった御礼の品を持って行くことが出来ました。知人とその会社の役員に、改めて直にお礼が言える、思いも掛けないチャンスに恵まれました。
俳人で放浪の旅を続けた種田山頭火に、“人生は奇跡ではない、軌跡である”との言葉があります。人生奇跡が起きればと思うことがあるが、そう簡単には奇跡は起こらない。日頃の努力の積み重ねこそが、偉大なことを成し遂げられる。その軌跡が大事だとの意味のようです。
絶妙のタイミングは滅多にありませんが、今回の二つのことはそれを感じます。私の人生の受け止め方ですが、「軌跡だけではなく、奇跡もある」です。それは人の道を外さずに、自分が空っぽになっている時に起きるものなのかもしれません。
皆様、良い年をお迎え下さい!
しかし私は年末のその登山の為に、それらを始めた訳ではありません。忘年会で天城山に登る話も、1ヶ月前に俄かに持ち上がりました。事前に足腰を鍛えていたから、参加できそうだと思ったのも事実です。
実は天城山に行く一週間前に、その同期の仲間の一人からトレーニング登山に誘われました。行ったのは弘法山で標高235m、丹沢山塊の南端に位置します。登山と言ってもハイキングレベルの山でしたが、ザックには色々荷物を詰め重さを増して臨みました。翌日から2~3日筋肉痛は残りましたが、天城の山に登れたのもこの予行練習が決めてとなりました。
話は変わりますが、今年家内の実家の山形県酒田の土地が売れたことを、やはりブログ上でお伝えしました。更地にして売ることが条件でしたので、最終的には売買を仲介してもらった地元の不動産会社に、家屋の解体も依頼しました。
しかし当初は、ある勉強会で知り合った知人が酒田にいましたので、その方の紹介で解体業者を探してもらいました。するとその知人の会社の役員をしている弟さんが、解体工事も請け負える業者だと分かり、その役員を通し見積を出してもらいました。
その業者の見積額と不動産会社からの見積額は、ほぼ同額となりました。ところがその業者から、「見積が同額であれば、解体の工期調整もあり不動産会社に一括依頼した方が無難ですよ」との良心的な提案を受けました。
二社見積で費用の裏付けも取れて、見積金額も納得できたのも、その知人と役員のお陰で、仕事も発注せず大変世話になってしまいました。家内との話で、何か御礼をしなくてはと思っていました。知人は東京で毎月一回行なわれている、勉強会には参加しています。
そんな矢先、知人から酒田の会社で行なわれるクリスマス・パティーに招待を受けました。社員だけのアットホームなパーティーです。社員全員が幾つかのパートに分かれて、自分達で企画して練習したパフォーマンスを披露します。勉強会の他の仲間で、仕事などで関係する人達は以前から招待されていましたが、私が招かれたのは、何故か今回が初めてでした。
知人の酒田の会社をタイムリーに訪れることが出来て、お世話になった御礼の品を持って行くことが出来ました。知人とその会社の役員に、改めて直にお礼が言える、思いも掛けないチャンスに恵まれました。
俳人で放浪の旅を続けた種田山頭火に、“人生は奇跡ではない、軌跡である”との言葉があります。人生奇跡が起きればと思うことがあるが、そう簡単には奇跡は起こらない。日頃の努力の積み重ねこそが、偉大なことを成し遂げられる。その軌跡が大事だとの意味のようです。
絶妙のタイミングは滅多にありませんが、今回の二つのことはそれを感じます。私の人生の受け止め方ですが、「軌跡だけではなく、奇跡もある」です。それは人の道を外さずに、自分が空っぽになっている時に起きるものなのかもしれません。
皆様、良い年をお迎え下さい!