鉄鋼業界紙の四社による、東鉄連正副会長の共同記者会見がありました。副会長三人の内、今回二人は都合が付かず欠席されました。従って齊藤会長と私だけの会見となり、集まった記者の方々は七名となり、取材される側としては緊張感漂う雰囲気となりました。
この共同記者会見は年に一回程行われており、マーケットの動向や業界の抱えている問題、あるいは東鉄連事自体の活動などについて意見を述べる場となってきました。去年は、新日本製鉄と住友金属工業が合併した直後に開催されました。
今年度、会長は四年振りに交代しました。就任間際の齊藤新会長の抱負や、団体としての新たなテーマを話すチャンスでもあり、他の二人の副会長も欠席されましたので、一時間半の会見の殆どが、東鉄連の運営についての話しに費やされました。
話しは変わりますがこの会見の一週間前に東鉄連理事会が開催されました。理事会は、九つの各地区団体員から派遣された約三十名の理事によって構成されていて、年に四回開かれます。その中の地区の会長だけで構成されているのが常任理事で、常任理事会は年六回開かれます。
従来の理事会は、殆どが事務局からの報告・承認事項が多く、協議事項はあるものの活発な意見交換はなされず、参加者の多くは発言をせずに終わってしまうという状態でした。そのような理事会を刷新しようとしました。
現状の運営を何とか改革したいと、新年度になって正副会長で話し合う機会を持ちました。先ず理事会を刷新していこうとする動きはその一つの表れです。その結果、前回の理事会では、ほぼ全員から意見を出してもらうことが出来ました。
東鉄連自体の存在意義が今明確ではない。常任理事会が何をやっているか分からない。この理事会が全くおもしろくない。市場調査、経営情報、事業企画と委員会があるが機能しているとは言えない。等々様々に、皆さんが真剣に発言されたと言うことは、何か切っ掛けさえあれば積極参画する意識が強いと私は感じました。
共同会見で記者の方から「業界景気の厳しい時代が続き、会員の東鉄連に対する想いも変化し、会員に対する東鉄連の機能をどう考えますか」との質問がありました。「東鉄連が何をしてくれるかの前に、東鉄連の構成員である私達が、今何が出来るのかを問うべきだ」と、私はお答えしました。
この共同記者会見は年に一回程行われており、マーケットの動向や業界の抱えている問題、あるいは東鉄連事自体の活動などについて意見を述べる場となってきました。去年は、新日本製鉄と住友金属工業が合併した直後に開催されました。
今年度、会長は四年振りに交代しました。就任間際の齊藤新会長の抱負や、団体としての新たなテーマを話すチャンスでもあり、他の二人の副会長も欠席されましたので、一時間半の会見の殆どが、東鉄連の運営についての話しに費やされました。
話しは変わりますがこの会見の一週間前に東鉄連理事会が開催されました。理事会は、九つの各地区団体員から派遣された約三十名の理事によって構成されていて、年に四回開かれます。その中の地区の会長だけで構成されているのが常任理事で、常任理事会は年六回開かれます。
従来の理事会は、殆どが事務局からの報告・承認事項が多く、協議事項はあるものの活発な意見交換はなされず、参加者の多くは発言をせずに終わってしまうという状態でした。そのような理事会を刷新しようとしました。
現状の運営を何とか改革したいと、新年度になって正副会長で話し合う機会を持ちました。先ず理事会を刷新していこうとする動きはその一つの表れです。その結果、前回の理事会では、ほぼ全員から意見を出してもらうことが出来ました。
東鉄連自体の存在意義が今明確ではない。常任理事会が何をやっているか分からない。この理事会が全くおもしろくない。市場調査、経営情報、事業企画と委員会があるが機能しているとは言えない。等々様々に、皆さんが真剣に発言されたと言うことは、何か切っ掛けさえあれば積極参画する意識が強いと私は感じました。
共同会見で記者の方から「業界景気の厳しい時代が続き、会員の東鉄連に対する想いも変化し、会員に対する東鉄連の機能をどう考えますか」との質問がありました。「東鉄連が何をしてくれるかの前に、東鉄連の構成員である私達が、今何が出来るのかを問うべきだ」と、私はお答えしました。