いぶろぐ

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保護者会で

2019-06-20 23:24:47 | 超・いぶたろう日記
スライドの最後に使った写真は、なんと新年会のもの。
教室で酒盛りやってる写真を出すのには随分勇気が要ったが、
本当にわかって欲しいことを誤解なく伝える自信はあったし、
わかってくださる保護者がウチの教室を選んでくれているのだと信じて。

さすがにここには出せないけど(笑)、
その写真というのはお正月の特訓授業の後、毎年恒例で行っている新年会。
冬季講習から正月までの連続勤務で、先生たちのお疲れさま会をやっていたところに、
やがて卒業生が次々と参加するようになって、定番の大イベントに。

何より見て欲しいのは写真に写った面々の明るい笑顔。
2008年中学卒業の社会人から2014年中学卒業の新成人まで、
東大生や東工大生もいれば勉強や進学が思うに任せなかった人もいる。
勉強ということだけで言えばいろいろだ。

成績優秀できた人だって、それなりの苦労や悩みはもちろんある。
逆に受験の結果にかかわらず、楽しく力強く日々を送る人もいる。
だけどこうして年に一度こんなに明るい顔で一緒に写真に収まれるというのが素晴らしいじゃないか。

何が言いたいかと言えば、受験にも人生にも唯一絶対の正解なんかないし、
何が幸福に繋がるかなんてわかりませんよ、ということ。
何でも数値化して、他者との比較でしか自分の優位性を感じられないような人間になったところで、
しょせん自分の中に軸がなければ脆いもんじゃないかと。
世の中価値のない人間などいるわけなくて、
ただ人の価値がわからない、わかろうとしない人間がいるだけなんだよね。

だから「こうじゃなきゃいけない」とあくせくするのはやめましょう、と。
受験なんかで家庭内の関係が壊れたらもったいない。
一緒にじっくり考えていきましょう、と。

あとで生徒に聞いたところによれば、
保護者の方にはストレートに受け止めてもらえたようだ。よかった。
こういうことを言う塾は少ないと思うけど、
「○○校に入らないと意味がない!」とか「△△校より下はダメ!」とかなんて話は絶対したくないし、
無理に進学熱ばかり煽るのはそもそも僕のガラじゃないし、
子供達にとってもっと大事なことはたくさんあると本気で思っているしね。
別にイイよね。

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