いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

飲んだくれてるぜ

2011-06-22 01:04:45 | 超・いぶたろう日記
どーもこのところの激務で(自分で言うな)、
体調を崩してしまい、微熱と頭痛に悩まされている。
こういうときは些細なことでイライラしてしまうし、
いつもだったら笑い飛ばせるようなことでも、
ものすごくストレスに感じてしまう。
まったく未熟なもので、子どものことは言えないよね。

だけど僕は酒も飲めないしタバコも吸わない、
世の中のおじさんたちが大好きな「女性とお酒を楽しむところ」にも、
まったく行く習慣がない。
ないどころか、かえってストレスになりそうだ。
いったいどこで憂さを晴らすのか、自分でもよく解らない。
解らないけども、たぶん授業じゃないかと思う。
仕事なのにね(笑)。
いや、生徒に当たり散らすということじゃないよ。
まちがっても生徒には八つ当たりしない。
というより、生徒に感情的になったらプロとして負けだと思ってる。

むしろ逆に、気持ちがふさいでいるようなときこそ、
教室でどっかんどっかん笑わせて、
自分もその流れに乗って復活しようとする、そんな感じかな。
ライブに似てる。
かつてライブは僕にとってかけがえのない発散の場だった。
リハが辛かったことはあるけど(特に後期は…)
ライブが辛かったことはない。
ライブをやると元気になれたし、前向きになれた。
人を楽しませようと一生懸命やる内に、自分が楽しくなる。
人に夢や勇気や感動やパワーやエネルギーを与え…
…なんていうのはおこがましくて自分で言いたくないけれど、
(言えちゃう人はスゴイと思う…その厚かましさが…)
結果として、
もしも僕のライブで、あるいは授業で元気になってくれる人がいたとしたら、
それはこの上なく嬉しいし光栄なことだ。
とすれば、ライブや授業を通じて、
出力エネルギーが入力エネルギーを越えてしまうことになる。
物理的には大変不思議な現象なのだね。

さて、そんな僕だけども、授業のない日はどうしたらよいだろう。
休日になるとドーっと疲れて、一日中寝ているケースも多い。
前日までは、休みになったらあれしよう、これしようと考えるのだが、
いざ休みに入るともう体が重くてダメだ。
そして僕は家でダラダラと過ごしながら、時にイライラするのだ。
毎週、嫁さんには申し訳無いなあと思う。
多分疲れて家にいる僕は、
ここを読んで下さっているどなたにも想像し得ぬ僕だ。
完全にスイッチがオフになっているときが多い。
本を読むかネットで調べ物をする以外、何もしたくなくなるのだ。
たまに睡眠、どころか呼吸すら面倒に思えるときがある。

さらに僕は極端にお人好しで、小心者な面がある。
おそらく小学生の時に徹底的に仲間はずれにされたトラウマだろう、
自分に対する周囲の感情の変化に異常に敏感なところがある。
自分が周囲に寄せるのと同等の信頼が自分に寄せられていないと不安でたまらなくなり、
かといってそれを周囲に要求することの惨めたらしさもよく解っているので、
わずかでも不信や不興を感じ取ると、距離を置こうとする悪癖がある。
人を信じたがっている人間不信とでも言おうか。

だから僕はたいていの相手とは一緒に生活していくのは難しいだろうと思っていた。
なんとかかんとか理解者に恵まれたようなもんだ。
まあ愛想尽かされなければ、の話だけどね。
どうも僕は理屈で判断し感情で行動し、矛盾も多く、
様々な不条理を呑み込んで割り切っているかと思えば、
突如不満の塊を激情に任せて吐き出したりして、
厄介なことこの上ないのだ。

実は昨日も嫁さんに、
「お前は思いやりってもんがないのか」
とやってしまったのだが、
よく考えたら思いやりが欠けているのは僕だ。
いや、正確に言えば
「思っただけで行動の伴わない」状態は思いやりがあるとは言えないだろう。
そんな自分を棚上げしているだけなのだ。

疲れに任せて感情を吐きだしたあとは、
時間さえ経てばこうして自分なりに消化できてくる。
でもその頃には鋭利な言葉のナイフで沢山傷つけたあとだろう。
言った方は気持ちが良くても、言われた方はたまらない。
それが解っているからこそ、なんだか気まずく、そして帰りづらいのだろう。
ちょっと罪滅ぼしにここでこっそり、
いや公開の場だからこそ、謝っておこう。

・・・すまん。

まったく私的な謝罪に付き合わされた読者諸兄にもスンマセン。
でも私的な話ばっかだからなあ、ここ。

そんなこんなでくたびれた僕は、
家に帰って何をするかと言えば飲んだくれるのだ。
以前は甘いものとお茶だったが、
最近はもっぱらこれだ。
画像のとおり、ジンジャーエールだ。
僕は子どもの頃からジンジャーエール党なのだ。
昔、子どもの頃、ウチにいつも出入りの酒屋さんがいて、
キリンレモンとキリンオレンジ、それに時々ジンジャーエールを持ってきてくれた。
親父が好きだったんだと思う。
親父も酒が飲めなくて、中学生か高校生くらいの時に会いに行ったとき、
バーで注文したのは「サラトガ・クーラ」だったことを覚えている。
まだネットもなかったのでそれが何だか解らず、
でも「下戸の親父でも飲める酒」だとばかり思ってこっそりメモして帰り、
ひょっとしたらド下戸の僕でも飲めるんじゃないか、と、
酒の席に出る度にしたり顔で「さらとが、くーら、ください!」
とかカッコつけて言ってみるのだが、どこにもないなんてことをくり返した。
当時の僕にとって幻の酒みたいに思えていたわけだが、
そりゃまあ、学生の僕が友達と出入りしていた飲み屋なんて、
せいぜいが北の家族とか庄屋とか天狗とか安い居酒屋ばかりだから、
出会えるわけもないのだ。

しかも、お酒じゃないしね。

バーなんかにちょこっと置いてあるときがある。
ノンアルコールカクテルなんだよね。
ジンジャーエールとライムシロップ。
でもうまいんだよ、これ。

あと、僕のこだわりをもう一つ書かせてもらえば、WILKINSON。
カナダドライよりもずっとショウガが濃くて、辛口でさ。
うまいんだよ。飲みごたえがあってさ。
緑色の独特の形した瓶に入ってるんだけど、なかなか置いてあるところ少なくてね。
結婚式の時には沢山置いてあって、二次会でがぶ飲みしたなあ。
で、なんとこれがこの度ペットボトルで出たんですよ。
贅沢を言えばあの瓶で飲みたいけれど、
(あの瓶だからまたウマイのだけども)
市販されるというので喜んで、ついつい箱買いしてしまいました。
到着3日でもう5本飲んで、あと19本です。
三十路後半で炭酸なんて、糖尿一直線かと思いきや、
意外にカロリーフリーというすばらしさ。
まあ、人工甘味料とかドカドカだろうけど。。。(笑)
いいんだよ、同じくらいハマってるのが隣に写ってる「午後ティ無糖」だから。
いままで紅茶飲料で取ってた糖分も合わせて、差し引きゼロだ。
もうひとケース買っちゃおうかなあ。

だってなんかしばらくクチ聞いてもらえそうにないし、
これから毎日ひとりで飲んだくれるんだもん、おれ。
ははは。
頼られるばかりで頼れるものもないし、理不尽なことばっかだし、
大人になるとずーっと素面でいるってのもなかなか酷だよね。
一度くらい俺も理性吹き飛ぶくらい、しこたま酔っ払ってみたいよ。
Comments (5)
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