繋靭帯炎馬の副管骨骨折

5歳現役競走馬。

繋靭帯を傷めてしまっている。

ひどい繋靭帯炎の馬は副管骨の先端部を折ってしまうことがある。

腫れあがった繋靭帯に押されて折れるのか、繋靭帯と癒着しているので、引きちぎられるように折れるのか・・・・

たいていは副管骨が折れている側を上にした横臥で手術するが、今日の馬は第二も第四も折れていたので、仰臥で手術した。

取り出した副管骨の先端部。

正常な副管骨先端の数倍の太さになっている。

これがゴリゴリ動けば、その痛みもあったのかもしれない。

しかし、競走馬としての予後を決めるのは繋靭帯炎そのものだろう。

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術野の滅菌をしてくれているのは某競馬場のH獣医師。

数日間、研修に来られた。

われわれも競馬場からの情報と刺激を得られてたいへん勉強になる。

うちは見学研修はできません。

参加型研修です；笑。

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今日は、その繋靭帯炎馬の副管骨摘出。

午後、繁殖雌馬の直腸膣瘻の手術。

夜になって子馬の下顎下唇裂傷。

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何度か場面を紹介しているER救命救急室。

二ヶ国語放送でリスニングの練習をしていたりしたが、肝心の治療場面は緊張感のある省略語が飛び交う早口で、聞き取るのは厳しいものがあった。

このDVDセットは、日英両方、あるいは片方の字幕を表示しながら、あるいは字幕を消して観ることができ、

再生速度を変えることもできる。

See one, Do one, Teach one.

観て、やって、次は教える。

なんて台詞もある。

教育病院が舞台のドラマなので、医学英語の練習にはとても良い。