電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
【急がば回れ】
【急がば回れ】
もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋(琵琶湖に由来する「急がば回れ」の語源)
急がば回れという教えを、遠回りなようでも確実な道を行くほうが結局近道であると解してしまうとどつぼにはまる。
近道とは自分の苦手なことをズルして回避しようとする人間の性癖であり、そいうふうに脳ができている。この人はどうして最終的にそういう間違った発想になっちゃうんだろうという現象は、その人が自分で自分がはまりやすい場所に自分のどつぼ(こえだめ)を掘っているからである。
DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 format
「急がば回れ」で迂回しなくてはいけないのは、近道してうまいこと自分の弱点を隠し通して自分を良く見せたい、そういうやり方で楽をしたいというその性根(しょうね)なのだけれど、どうしていつもそこに短絡してしまうのかを教えるのは難しい。手っ取り早く教えてやりたいと思う気持ちもこちらのどつぼだからである。
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