▼栞のテーマ

この夏は新潮文庫ばかりを読んでおり、
新潮文庫は感心にちゃんと栞(しおり)としていまだにリボンがついている。
この紐状の栞のことを業界ではスピンといい
「今度の本スピンつけますけど色は何色にしますか?」
と出版社から問い合わせがあることがある。


   ▲スピンの見本帳

なぜリボン状の栞をスピンと呼ぶかについては諸説あり、
諸説を突き詰めたところで業界の現場からでた
不思議な日本語の謎ときは真相に迫れないことが多い。
真相に迫れない曖昧な領域をテーマにした議論に加わるのが苦手で
どうして苦手かを説明するのも難しいというのが
曖昧なことをあえて議論することの魔だと思う。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
スピン=スナック菓子 (中子)
2008-08-27 15:41:50
 実はあんまり食べたことないんですが、連想してしまいました。黒とか、茶、紺の地味な色だけかと思ったら、水色とかオレンジ、ピンクもあるんですんね。幅もいろいろ。ピンクとかこんなこというといかに本を読んでないかばれちゃいそうですが、、、。
 
 
 
飲み屋のスピン ()
2008-08-27 16:25:31
飲み屋の栞じゃなくてスナック菓子のスピンですが、近所の大型大衆居酒屋のメニューに『スピン』というのがあり、お腹がいっぱいだったので軽いつまみがいいと思って頼んでみたらなんと揚げたてが洗面器のような器に山盛り出てきました。
今でも家人と「スピン」と言っただけでゲップが出そうで笑ってしまいます
 
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