電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
▼猫又
昔見たテレビアニメ『まんが日本むかし話』で猫又のでてくる話があってとても気に入り、今でも好きだったシーンは市原悦子と常田富士男の味わい深い語り口とともに覚えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/90/bb5d9f218af9d06d811fc3c6d6339dc7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e1/ef291e0c44b72e6149a0244b59ddd5b9.jpg)
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蜘蛛の巣と落ち葉の置物(猫又坂にて)
たしか、猫が生まれてから10年飼い続けると猫又になって人の言葉を話せるようになるという。寺で飼われていた猫が10歳の誕生日を迎えた日に、突然隣にいた和尚さんに話しかけてびっくりさせるのだけれど、常田富士男の和尚さんに向かって市原悦子の猫が
「和尚さんも、年をとったにゃー……」
としみじみ語りかけるシーンが忘れられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/36/065ec2ae7ddd5d0de8e64b720a51daef.jpg)
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猫又橋際公衆便所)
愛猫や愛犬が10年飼ったら猫又や犬又になって飼い主に話しかける、なんてことが本当にあったらちょっと怖い気もする。
「あんたも、年をとったにゃー……」
ならいいけれど、
「ずいぶんひどい飼い方してくれたにゃー……」
とかネチネチと切り出されて、ついには全人格を否定されるような話しをされたらどうしようかと思う。幸いイヌもネコも今は飼っていないけれど、物言わぬ動物ゆえにひどいものを見せたり聴かせたりした事があったからだ。
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