【旅のエコロジー】

【旅のエコロジー】 

中井久夫が著書の中でスティーヴンソンの『旅は驢馬(ろば)をつれて』と佐々木邦の作品群について、善きユーモアすなわち明るい笑いという観点から触れられていた。『旅は驢馬をつれて』は吉田健一の訳で読んだが素晴らしく、思い出すたびに何度も何度もページを開いている……という日記を何度も何度も書いている。

2024/07/1 文京区立本駒込5丁目

佐々木邦は鶴見俊輔がプラグマティズムがらみでたびたび言及していたことに背中を押され青空文庫で読んでいる。読んでいるとやはり人生が驢馬を連れた旅のように思えて心地よい。善きユーモアは生態学(エコロジー)的世界を構成する一部品として、ニッチへと旅人と驢馬をいざなう。

2024/07/1 文京区立本駒込本駒込5丁目

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NEW
20 音オルガニート

20 音オルガニートである朝早く(走れ並木を)  Early One Morning
イングランド民謡

20 音オルガニートでリンデンバウムの歌 Lindenbaum no Uta
作曲/山本直純

20 音オルガニートでただ一度だけ Das gibt's nur einmal
映画『会議は踊る』より
作曲/W.ハイマン

を公開。

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2024年6月号(通巻19号)まで公開中

 

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