【寝相と坐像】

2020年9月4日

【寝相と坐像】

寝姿のことを寝相(ねぞう)といい、昔から寝相が悪いと言われ続けている。寝相を問題にするなら「ざぞう」や「りつぞう」の良し悪しだってあっていいと思うけれど、それらの読みを当てた漢字は坐像や立像であり、「相(ぞう)」が良かろうが悪かろうが、「像(ぞう)」になってしまったら固まっているので直せない。

寝相の類義語に「ねずまい」があって、それならば「いずまい」や「たたずまい」が対応する。人の寝たり坐ったり立ったりが「すまう」であり、家がどうのこうのではなく、人の姿である「すまい」すなわち「ありさま」の良し悪しは確かにある。

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