明日への日記…66 老人ホームとハンドベル

 

【朝の螺子締め】12月25日日曜日。箱根山が噴火(1295/12/25 永仁3/11/18)。この二年前に鎌倉で大地震、死者2万3000人の記録がある。

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今日は老人ホームで2時からハンドベルがある。ケアワーカーが演奏するんじゃないかと妻は言い、彼らは疲れてるからそれはないんじゃないかと答えたが、文京区の在宅支援センターではクリスマスにスタッフが演奏したという。食事介助後1時間休憩し、近所のラーメン屋で昼食予定。

子どもの頃、学校で停電があり終業のチャイムはどうなるんだろうと思ったら、こづかいさんがハンドベルを鳴らして登場したので拍手になった記憶がある。こづかいさんは差別的だということで用務員さんになった。こづかいさん以前は番さんで、それは宿場町の郷里でも年寄りから聞く番太に通じるのかも。差別を言うなら「番」という言葉に引っかかるので「自分は一番差別のない人間だ」などという発言を聞くと笑ってしまう。



12/25 老人ホーム内に設置される神社で初詣したあと、お年寄りと家族に振る舞われる長寿うどんのポスターが張り出された。去年も義母と食べた。



老人ホームのクリスマス、ハンドベルの集い演者は外部からの訪問者でも、施設で働くケアワーカーでもなく、入所老人当事者だった。どこまでも本人主体であることの大切さ重視を貫くお見送りケア、ぶれてなくて非常に宜しい。

 
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