【清水弁の「どう」】

【清水弁の「どう」】

生まれ故郷静岡県清水でよく聞いて育った言葉に「どう」がある。

何かをしようとして苦労していると、横で見ていた他人が見かねて「どう」と言う。

清水弁で男なら
「どう、おれにやらしてみ」
と言い、女なら
「どう、あたしにかしてご」
と言う。(語尾の「ろ」と「らん」割愛型)

標準語なら、
「どれ、私にやらせてみなさい」
と言うところである。

たいがい横から手を出した者が上手くやってのけて誇らしげに笑うのだけれど、ときどき周りの者が次々に
「どう」
と手を出しても誰ひとり上手くできないこともある。

そういうときは最初に
「どう」
と言われた者が、みんなの顔を見回して、
「な〜」
と言う。

2009年11月21日 清水迎山町 吉田五十八設計だった忠霊塔


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20 音オルガニートで

20 音オルガニートで『わらべうた 通りゃんせ Touryanse』
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20 音オルガニートで『童謡 どんぐり ころころ Donguri Korokoro』
作曲/梁田貞

20 音オルガニートで『わらべうた ずいずいずっころばし Zui Zui Zukkorobashi』
作者不詳

を公開。

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2023年11月号(通巻13号)まで公開中

 

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