【朝のユーモア】

【朝のユーモア】

イニシエーション( initiation )の語源はラテン語の initio(はじめる)である。朝のはじまりの窓開け、植木の水やり、朝食の準備、「起きろ!」の声掛け、NHK 朝ドラを見ながらの食事、掃除機かけ、それらのイベントを順を追って終え、
「行ってらっしゃい、ハンカチ持った?」
と言われながら玄関を出て一日をはじめるまでがイニシエーション(通過儀礼)のようになっている。

そういう絵に書いたように平凡な朝、というファンタジーを自作自演し、毎朝自分自身を作って起動するわけだ。人が生きることは我ながらご苦労さまである。

2007年12月6日 文京区本駒込にて

精神科医の中井久夫も、評論家の鶴見俊輔も、ユーモア作家佐々木邦( 1909 - 1964 )を好んでよく読んでいたらしい。たびたびその名前が出てくるけれど読んだことがないので、古書店で岩田慶治の本を買うとき、目についた『いたずら小僧日記』春陽文庫( 1962 年)を買ってみた。佐々木邦は静岡県駿東郡清水町生まれである。


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