【本とニッチ】

【本とニッチ】

自宅や仕事場の適当な場所に読みかけの本が置かれている。自分で置いたからそこに在るのだけれど、どうしてその場所にその本があるかは自分で自分に問われない。なんとなく必然性が感じられるからだろう。

その場所でその本を手にすると、読みたい気分になってなぜか自然に続きが読めてしまう。環境的な存在必然性のニッチであり、外山滋比古風にいえばそこに乱読のセレンディピティがある。

とは言うものの、仕事場のトイレに、その場所がその本のニッチと思えたカレーのムック本を置いておくのはやめた。

2024/07/06 本駒込5丁目

【今日の箴言袋】2024/07/08

◉「おかげで、次のような一連の記号は、語頭の音素の違いだけで互いに他を成立させているのである:「坂 saka」「鷹 taka」「和歌 waka」「画家 gaka」「中 naka」「墓 haka」「バカ baka」・・・」(加賀野井秀一)

◉芸術家こそ真実を告げているのであって、嘘をついているのは写真の方なのです。というのは、現実においては時間が止まることはないからです。(ロダン)

***

NEW
20 音オルガニート

20 音オルガニートでひらいた ひらいた Hiraita Hiraita
わらべうた 作者不詳

20 音オルガニートできらきら星 Twinkle, twinkle, little star
フランス民謡 (原曲=Ah! vous dirais-je, Maman)

20 音オルガニートで銀河のロマンス Ginga no Romance
歌/ザ・タイガース
作曲/すぎやまこういち

を公開。

***



2024年7月号(通巻20号)まで公開中

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 【七夕とシャ... 【駒込瑞泰寺】 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。