不具合のその後


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先日不具合が発生していることを書いた。
2018年7月31日の日記
先日と言っても、もう先月の事だ。
その不具合が実は数日前まで続いていた。

症状としては、ブログの画像のアップロードに異様に時間がかかる・・というもの。
エンターを押すとそのまま返って来なくなる。
しかも忘れた頃(大抵数時間後)その画像がアップロードされていたりする。(すべてではない)

これは運営側がブログのプログラムを何かいじったなと思い、早速メールで質問をした。
先方からは、もっと詳しい情報を教えて欲しいという連絡が来た。
そこで現象を整理してみようと、さらにいろいろ試してみたのだが・・・

どうやら不具合の現象が発生するのは、ひとつのパソコンに限られることが分かった。
僕がメインで使っているデルのみで、アップロード出来ない現象が発生する。
サブで使っているVAIOや、会社のhpのパソコンでは起こらないのだ。

こうなると問題の原因は、パソコン側にある可能性が高くなった。
しかしトラブル発生前に特にパソコンの設定を変えた覚えは無いがなあ・・・
ある日突然そうなったのだ。

以前よりブログの管理画面は時折動きが変わるので、予告なくロジックをアップデイトしているのは分かっていた。
そのため今回も、てっきり運営側がどこかプログラムを更新したのだろうと思い込んでしまった。
このブログはもう十数年続いているが、当然その間にウェブのプログラムはどんどん進化しているはずで、このブログに使われている10数年前の古いプログラムが、最新のものに対応できずトラブルが発生した可能性もある。

仕方なく画像の加工はメインのデルで行い、そのデータをVAIOからアップロードしたりしていた。
面倒であるが仕方がない。
ここを休むことなく運用していかなけれなならないので、とにかく何とかして毎日動かす必要がある。

ところがその問題の現象が、ほんの数日前から突然直ってしまったのだ!
直った原因はやはり不明。
那須から帰ってきて、久しぶりにデルでアップロードしてみたら、すんなり前と同じように動いた。
それならと画像を何枚も連続してアップロードしてみたが、全部掲載に成功した。

ある日突然動かなくなり、またある日突然以前の動きに戻る。
運用側のプログラム修正をどうしても疑ってしまうが、こちらに原因がある可能性も捨てきれない。
とにかく今のところは何とか動いてくれるので、有難く使わせてもらっているが・・・
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ちょっと熱中症


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午前中、新宿にあるクリニックで脳の検査をしてもらった。
どこが悪いということは無いのだが、定期的に検査すべきと家族から勧められてである。
結果まったく問題なしとのことで一安心。

せっかく新宿に来たので、それから外で少し撮影したのだが、炎天下を歩いたので途中で気分が悪くなってきた。
やはり暑い中を歩き回るものでは無い。
エアコンの効いた建物で休んだが、あまり調子はよくないので一度帰宅することにした。

夜はMrs.COLKIDと待ち合わせて、日比谷に映画を観に行く予定であった。
カメラなどの重い荷物は家に置いて、再度そちらに向かった。
映画を鑑賞後、ミッドタウンで夕食を取ってから帰宅したが、どっと疲れが出てベッドで寝てしまった。
結局夜中に起きて風呂に入ってからここを更新している。
まだ体調は今一つの感じである。

休みが続くと、案の定生活のリズムが狂っていく。
僕はそういうタイプの人間なのだ。
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避暑


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東京に帰ってきた。
夕刻から床屋に行こうとしたら、混んでいるとのことで夜の予約になった。
帰ってきたら9時を回っていた。

今回の那須行きは予定が狂った。
基本的に「避暑」にならなかった。
昼間の温度は30数度に達していた。

さすがに東京より気温が高い・・ということはなかった。
しかし山に囲まれているためか、湿気はむしろ多かった。
その中でエアコン無しで過ごさなければならない。

東京であれば、相当暑かったとしても、危ないと思ったらエアコンの効いた空間に逃げ込めばいい。
コンビニやスーパー、ショップなどそういう施設が随所にある。
街を歩く時は、エアコン伝いに移動すればいいのだ。
そういう生活に慣れつつあった。

しかし今回はまったく逃げ道が無い。
ただ暑い中でじっと我慢するしかない。
これは精神的にも辛かった。
扇風機の前で動かないでいるしかない。

さすがの両親もこれでは身体がもたないと感じ、エアコンの導入を検討していた。
先祖の代から数百年暮らし、ここは涼しいから空調はいらないのだというプライドのようなものもあったはずだが、その考えを覆さざるを得なくなった。
やはり自然界が大きく変動しているのだろう。

帰り道、高速の宇都宮の辺りで激しい雷雨に遭遇した。
前がよく見えない程の雨で、バラバラと大粒の水滴が降り注ぎ、車の走行速度も50キロほどに落ちた。
気温が一気に24度にまで落ちた。
しかし雨が過ぎるとまたグングン上がり、5分ほどで34度に戻ってしまった。
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ひたすらに走る


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昨晩はけっこう涼しかった。
窓を開けて寝ると風が通って気持ちがいい。
暑いのは日中だけ、ということがわかった。

そのため今日は一日外出した。
裏山と神社で軽く写真を撮り、後は車に乗って走り回った。
車の中は冷房が効いていて涼しい。
お昼を抜いたこともあり、眠くなることもなく、田舎の山道を楽しく走ることが出来た。

ここの写真の在庫が枯渇しており、今回は写真をまとめて撮ることを目標としていた。
しかし走っているうちに、いちいち停めて撮るのが面倒くさくなってしまい、途中からはドライブそのものが目的となった。
幹線道路は混んでいるが、裏の山道はほとんど誰も走っていない。
そこをただひたすらに走る。
写真はあまり撮っていないが、まあ走ることを存分に楽しめたから良しとしよう。

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那須にて更新


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那須のMrs.COLKIDの実家に来ている。
途中高速が渋滞して、やむなく下の道に降りた。
混雑は今日がピークらしいが、一般道はそれほど渋滞は無く、スムースに走ることが出来た。

iPhoneを新しくしてから、テザリングが上手くつながらなくなった。
那須でネットにつながらないと大変困る。
現地に着いてから四苦八苦したが、いろいろやっているうちにやっとつながった。
とりあえずはほっとしている。

ほっと出来ないのは、予想通りこちらがけっこう暑いことだ。
自分の泊まる部屋に入ったら、30度を超えていて、たちまち汗が噴き出してきた。
エアコンは当然ない。

慌てて窓を全開にしたが、灯りをつけると虫が入ってくる。
ベープマットを何台か置いた。
窓を開けても耐えがたい暑さで、部屋に扇風機を持ってきたが、夜はけっこう寒くなるという。
こりゃあ東京の方が過ごしやすいかも・・・
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黒いベルト


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UNDONEのCOLKIDオリジナルモデルにジャン・ルソーのルイジアナ・アリゲータ・セミマット丸斑のブラックをつけた。
その昔オメガのアクアテラと組み合わせて使っていたベルトである。
時計ベルトの趣味を始めた頃なので、もう何年も前の話なのだが、メーカーが特別価格で提供したものだ。
恐らく市場への参入を目的とした特別セールで、今では考えられないような価格であった。

UNDONEのカスタマイズ時計は、小さい方のURBANのシリーズでもケース径が40ミリと大きめである。
そのためシンプルな文字盤を選ぶと、デザイン上隙間が空いてしまい、まとめるのが難しいと書いた。
最初に作ったこの白いモデルでそれを感じた。
文字盤がプリントで、立体的なインデックスではないことも影響していると思われる。

しかし定番ではあるが黒いベルトと組み合わせることで、少し引き締める効果があるようだ。
こうして見ると、案外悪くない。
針をブルーのメッキ仕上げにしてアクセントとしたが、角度によって鮮やかなブルーが浮かび上がり、見ていて楽しい。
偽物ブルースチールだが、むしろその偽物感が売りの時計でもあり、かえってバランスが取れているように思う。
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コーヒー豆


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会社で飲むコーヒーに関しては、相変わらずである。
お店で豆を買ってきて、電動のコーヒーメーカーでコーヒーを入れる。
暑いので少し量が減っているが、それでも一日1、2回は入れる。
寒い時は3回飲むこともある。
よく飽きないものだなと、我ながら感心する。

豆は近所の喫茶店でお店オリジナルのブレンドを買うことが多い。
酸味や苦味が高度な次元でバランスされている。
皆の評判もいいようだ。

特定の産地の豆も買うが、そちらは個性が強い。
香りが特別良かったり、酸味や苦味が強かったりする。
そのためスタンダードな味のブレンドと交互に飲むと、とても効果的である。
今回のは苦くて変わっているとか、その個性が新鮮で美味しく感じるのだ。

お土産にと訪問客からコーヒー豆をいただくこともある。
町中のコーヒー豆専門店が、その日に炒ったばかりの豆だ。
まだ少し温かかったりする。
さすがに香ばしくて、皆が美味しいと喜ぶ。

というわけで、相変わらず贅沢なコーヒーライフを楽しんでいる(笑)
もちろん水はミネラルウォーターを箱で購入している。
全自動の機械で入れるから、僕の仕事はあまりないのだが、それでも味はなかなかのものだと思う。
皆評論家のように口だけ肥えてしまい、下手な喫茶店の出すコーヒーは飲めないなどとうそぶいている。
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選定


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ノートパソコンを買い替えたいと書いてから1年ほど経つ。
2017年9月14日の日記
実はいまだに買い換えていない。
古いVAIOを何とか使っている。

さすがに寿命が近付いており、いよいよ新しいものに替えざるを得なくなってきた。
早急にどの機種にするか決めなければならない。
しかしいまだに決定版がなく悩んでいる。

欲しいのは次のようなスペックのモデルである。

・OSはWindows10
・持ち歩くのでモニターは13インチ程度で重さは1.3キロ前後
・画像処理を良く行うのでCPUやメモリのスペックがいいもの
・モニタの色再現性がいい

以上のような条件で選ぶと、VAIO Zか、hpのSpectreX360パフォーマンスモデル、デルの新しいXPS13の4Kモデル辺りが候補になってくる。
Windowsとキーボード配列を諦めれば、MacBook Proの13インチも候補に入るが、エクセルなどの事務作業で使う事も多いのでこれは却下。
4Kのモニタは13インチクラスでは性能過剰であまり意味が無いのだが、だからといってフルHDでは現行のVAIOと変わらないので面白くない。
解像度よりも色の再現性の方が重要なのは確かだが、多分4Kならその辺も気を遣って作られているだろうと期待して・・・(笑)

あくまで外出時に臨時で使う機械であり、これですべてをまかなおうという気はない。
だが出先で画像処理はけっこう頻繁に行うし、色の確認もどうしても必要になってくる。
そのため「小さくて軽くて、ハイスペックでモニタが優れている」という特殊な仕様になってしまう。

パソコンと言えば、今はデスクトップよりもノートをメインに使っている人の方が多いだろう。
今回のような特殊な(ある意味中途半端な)スペックの要望は少ないのかもしれない。
まあそれ以前に、パソコン自体の需要がもうそんなに無いのかな・・・
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火攻め水攻め


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今日は涼しかった。
今朝など寒いほどであった。
何はともあれ、気温が一度落ち着いたことに、皆がほっとしている。
スーッと緊張が緩んだ。

しかし既に台風の影響で強い雨が降り出している。
明日から明後日にかけては、雨風の激しい攻撃を受けそうだ。
西で大きな被害が出たばかりなので、皆いつもより心配している。
川が氾濫したらどうするか・・という話も出た。

そして台風が過ぎたら、また40度の毎日に戻るのだろう。
まさに火攻め水攻めである。
日々が自然災害との戦いの場と化している。
これは生き残るのが大変である。
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すれ違う人


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ある女性と駅ですれ違う。
毎朝同じ時間に同じ場所ですれ違う。
それだけなのに、強く印象に残る女性である。

年齢は30歳前後であろうか。
スラリと背が高くスタイルがいい。
目鼻立ちがはっきりしているが、少し表情が硬く怖い顔をしている。
長い髪は黒くまっすぐに伸びている。

なぜ印象に残るのかと言うと、ファッションが特別なのだ。
特別と言っても奇抜でおかしいということではない。
ファッションセンスが抜群で、まるで雑誌から抜け出してきたかのような服を着ている。

身体のラインがはっきり出るワンピースであったり、ノースリーブで肩を完全に露出していたり・・・
かと言って決して下品ではない。
色の組み合わせも絶妙でほぼパーフェクトといっていい。
体の作りが大きく、顔もきつめだが美人なのでとても目立つ。
思わず見とれてしまう。

誰もが最初に考えるのが、モデルさんではないか・・ということだ。
雰囲気はテレビの「エレメンタリー」でワトソン役を演じるルーシー・リューによく似ている。
何か華やかなものがあり、普通の人には見えないのだ。

しかしモデルさんが、写真を撮るような格好で、電車に乗って仕事場に通うものであろうか。
しかもどうやら駅までは自転車で通っているようなのだ。
ロングスカートを履いている時など、どうやってペダルを漕ぐのだろう・・・
考えれば考えるほど、謎の多い女性である。

今朝も周囲が圧倒されてしまい、その女性だけが浮き立って見えた。
今日はどんなファッションだろうと、すれ違うのを楽しみにしている自分に気付く。
女性はすれ違う時に僕の方をチラリと見たが、そのまま人ごみに消えていった。
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チープな時計


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以前は時計といえば高いブランド時計で、できれば雲上ブランドなどと言っていた。
それはそれで面白い世界なのだが、最近はもっと手頃な価格の時計を気に入ってつけることが多い。
高くても数万円程度の価格帯で、多くはクォーツ時計である。
今はセイコーのプロスペックスをつけることが一番多い。

安い・・と言っては失礼かもしれないが、安い時計には安い時計の世界がある。
しかも往々にしてこのくらいの時計の方がスマートで、ファッションとして考えた場合に扱いやすい。
というか、身に付けるものって、つける当人がそれに見合う人物でないとおかしいのだ。
車もそうだが、もともとが西洋の文化ということもあり、東洋人と組み合わせると大抵の場合滑稽さが出てしまう。

一時・・というか現在もそうなのかもしれないが、カシオの千円前後の時計が人気になった。
いわゆるチープカシオであるが、チプカシなどと略して呼ばれて親しまれている。
あそこまで安いものになると、僕の歳ではちょっと難しい。
それなりに洗練された人でないと、お洒落と言うより貧乏臭くなってしまう。

チプカシは人気が過熱して、一時特定のモデルが品不足だった。
ところが今はヨドバシアキバに行くと専用のコーナーがあって山のように積まれている。
メーカーも販売店も売れると見て力を入れているのだろう。
さすがにああなると、ファッションの流行としては厳しいような気もする。
今は中国人観光客のおみやげになっているようだ。

このような「安物」が流行になるのは、成熟した文化のあらわれなのだろう。
昔は本当にそれしか買えなくて買っていた。
小学生の頃など、時計をつけているだけでお金持ちと言われた。
今はいくら不況とは言っても、お金をかけないことを気取れるほど、生活が豊かであるということだ。

自分の分に合ったものを選ぶ人は、とても知的でカッコよく見える。
あるいはあえて安価なものを選び、反ブランドを主張してみせるのもいい。
ただいずれにしても、意図があってそうしていることが、相手に伝わらなければならない。
まあそこが意外に難しいところなのだが・・・(笑)
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進化


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暑い日が続けば、当然人間の身体の方も、それに合わせて変化していくだろう。
進化と呼んでもいい。
昔は30度を超えれば暑い暑いと騒いでいたのだが、今では30度なら涼しいと感じる。
単純にその環境に慣れただけだとも言うが、慣れること自体が進化である。

エアコンをつけっぱなしで寝ている。
そうせざるを得ない。
しかしこれを数日続けると体調が悪くなる。
最初の数日はいいのだが、しばらく経つと疲れが溜まってくるのだ。

ところが今年の夏は、今のところ元気である。
これから疲れが出るのかもしれないが、もしかすると身体がエアコン環境に対応したのではないか・・とも思う。
エアコンが無ければとても寝てなどいられず、下手をすると死んでしまう・・となれば、その環境に身体も順応せざるを得なくなる。
案外追い込まれることで、生物は進化するのかもしれない。

それはそうと一昨年居間のエアコンを新しいものに変えたが、それで毎月の電気代が1万円以上安くなったという。
消費電力もその分落ちているはずだから、エアコンの進化で電力供給事情も改善されたはずだ。
エアコンの適温というモードを選ぶと、「少し暑いかな?」という程度の温度が維持される。
そこが上手いところなのだろう。

逆に部屋を強制的に冷やそうとすると、思ったほどパワーがなくて、20数年前の古いエアコンの方がよく冷えたような印象がある。
能力的にはほとんど進化していないのではないか。
何となく頼りないけれど、まあ何とか我慢できる温度にしてくれて、結果的に身体にも地球にも優しい・・という、ソフト面での大幅な進化を感じる。
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ストラップ・ブーツ


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靴のハシモトのストラップ・ブーツ。
ハンドソーン・ウェルテッド製法九分仕立て。
アッパーはワインハイマーのバーガンディ。



2016年の11月にオーダーした靴が出来上がってきた。
1年半以上かかったことになる。
引退の噂を聞きつけ注文が殺到したようで、製造が追いつかない状態が続いている。

このストラップ・ブーツは、格好の良さで現在ストレートチップに次ぐ人気モデルのようだ。
同店は羽田空港の敷地内という場所柄、航空会社関連のユーザーが多い。
このデザインは、20数年前にあるパイロットが愛用していた米国製ブーツが元になっているそうだが、実際に現在でもパイロットに愛用者が多いようだ。



たしかにカッコいい。
ディテールまでよく考えられており、デザインに破綻がない。
カッチリときれいにまとまっている。
僕のように足の形が悪くても、スマートに見せてくれるデザインである。

パイロットが履くブーツは黒が標準だと思われるが、今回は同時に黒いストレートチップ(2018年3月5日の日記参照)をお願いしたので、あえてブーツは茶色にしてもらった。
たまたまワインハイマーの質のいいブラウン系の原皮が入荷したところだったのだ。
残念ながら次回はいつ入るかわからないという。
靴底はビブラムのやはりブラウンのロバートソールだが、こちらもお店の在庫がこれで最後で、今後は別の色にせざるを得ないようだ。
いろいろな意味で一点ものの靴である(笑)



フィッティングはゆったりめに作られている。
スムースで当たるところがないこともあり、既成靴に慣れていると少し戸惑う。
ギュッと吸い付いてくるフィッティングが好みなら、最初からそうお願いしたほうがいいかもしれない。

グッドイヤーはミシンで縫製する量産の製法であるが、ハンドソーンは手作業のためそうはいかない。
ご存じの通り今後はZOZOに代表されるようにオーダーメイドの量産品が当たり前になっていく。
中途半端な量産技術は飲み込まれて、完全機械化の方向に向かうであろう。
逆にハンドソーンのような手間のかかる作業の希少性が増し、オーダー靴の職人の価値が上がるのかもしれない。
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変化


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暑い日が続いている。
7月に40度近い日が続いたので、ちょっと暑さが緩んだ時に、もう夏も終りのような気になっていた。
しかしこれからが夏本番なのかもしれない。

こういう暑さが今後「日常」になるとしたら、いろいろなことを考え直さなければならない。
今までの常識が通用しなくなるのだ。
人が住む空間には空調設備が必須となるし、スポーツも屋内中心にしないと命を失いかねない。
建物から作り替えなければならず、普段の生活に大きな影響を与えることになる。

テレビでは盛んにエアコンを切ってはいけないという。
ついこの前まで、なるべく節電しましょうと言っていたし、エアコンをつけないことを自慢する人までいたのに・・・
電力供給の問題は大丈夫なのだろうか。
消費量がピークの時間帯は追いつかなくなるような話だったが・・・

那須に行っても避暑にならない。
あちらも30度を超えている。
エアコンの普及率が低いので、むしろ環境はこちらより悪い。
最悪の場合は、エアコンの効いた車の中に避難するしかない。

エアコンが無いと生きていけない・・という事実に何よりも不安を感じる。
電気の供給がストップしたらどうなってしまうのか・・・
人類が滅ぶとしたら、それは何かのミスで電力供給が途絶えた時かもしれない。
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ポール


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UNDONEのキリーにヒルシュのパフォーマンス・コレクションの「ポール」を付けた。
型押しアリゲーターのカーフで、裏面はノンアレルギーのプレミアムカウチュークが貼り付けてある。
300m耐水を謳っており、通気性、速乾性に優れた画期的な構造のベルトである。



これは素晴らしい出来のベルトだと思う。
カウチューク表面には細かいサイプが切ってあり、しっかり湿気の通り道が作られている。
革表面の縫い糸は裏面には貫通していない。
今までのこの手のベルトの欠点をほぼカバーしている。

特筆すべきは、ベルトが非常に柔らかいということだ。
しなやかに曲り腕にスムースに巻きつく。
素材にカーフを選んだのは、このしなやかさを出すためではないだろうか。

型押しはもともとはイミテーションであったが、今は別の存在価値を持っている。
海外には恐らく動物愛護の意味から、本物のワニ革を扱わない販売店もある。
あえて実物ではなく、型押しカーフを選ぶこともあり得るということだ。



ヒルシュのこのシリーズは、現代もっとも進んだベルトのひとつと言えるだろう。
機能面ではほぼパーフェクトといっていい。
価格が高いのが難点であるが、個人輸入であれば1万円弱で購入できる。(今回は海外オークションで80ドル程度だった)

シリーズの中で「ポール」は、型押しアリゲーターに同色ステッチを組み合わせた落ち着いた仕上がりの製品である。
アンティークの時計とは合わせやすく、クラシカルなデザインのキリーともご覧の通り相性は抜群である。
価格面でもバランスがよく、機能面でも万全・・・これ以上の組み合わせは考えづらく、キリーにはこれが決定版と言っていいだろう。

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