バックアップ


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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会社のデータのバックアップであるが、大体ひとつの形が出来上がってきた。
ここで過去に何度か話題にしてきたが、お陰様でほぼ落ち着いた感じだ。
今は安定して運用している。

以前はハードディスクに記録したものを時折別のハードディスクにコピーするだけだった。
しかし定期的に壊れ、その度にヒヤリとさせられた。
会社のデータは失うと被害が大きい。

まずは壊れにくいHDDを選ぶことが重要であろう・・と考えた。
いろいろ調べてみると、機械的な信頼性ではウエスタンデジタルのレッドというHDDの評価が高いことがわかった。
NAS用にカスタマイズされたHDDで、24時間365日の稼働を想定しているという。

またこのレッドが2連装になっており、RAIDの組める製品が比較的安価に販売されていることがわかった。
早速ヨドバシアキバでレッドを使用した外付けのHDDを買ってきた。
6TB(3TBが2台)で4万数千円。
RAID1を選びミラーリングで2台のHDDに同時に書き込む形にする。
実質的な容量は3TBになるが、会社のデータを保存する分には十分である。

お盆休み明けにセットしたが、USB3.0なのでデータのコピーも早く、半日ほどで移行が完了した。
WD社の登録画面がいまいちで、日本語の登録ページに韓国語が混ざったりと少々呆れたが、とりあえずは問題なく動き出した。
現在はこのレッドをメインの記録媒体として使い、電源を落とさないで動かしっぱなしにさせている。
ミラーリングなのでバックアップも自動的に取られている。
さらには念のためにもう1台外付けHDDを用意し、2台目のバックアップとしてコピーを取っている。

またオンラインでのバックアップサービスも試験的に利用し始めた。
以前ここでも教えていただいたドロップボックスだ。
3TBで毎月5千円程度で使用できる。

調べてみると、ドロップボックスは過去にハッキングを受けてデータが流出したトラブルがあったようだ。
それを聞くとちょっと心配になる。
しかし確かに驚くほど便利で、機能が充実しており完成度も高い。
恐る恐るではあるが、まずは使ってみることにした。

本来は数人でデータを共用できるところが売りであるが、とりあえず自分のパソコンのみを登録し、バックアップ専用のオンライン・ストレージとして使用することにした。
こちらもデータの移行は驚くほど早く、1日かからないですべてコピーできた。
データはどこかのサーバーの中にあるのだが、自分のパソコンに直接つながったHDDのように扱うことが出来るし、外からもスマホなどでデータを呼び出すことが出来る。
便利過ぎて何だか怖いが・・・

社内のハードディスクで2系統、さらにオンライン・ストレージにバックアップがあればまず大丈夫であろう。
組み合わせとしても完成度が高く、とりあえずはこの問題が解決できてほっとしている。
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