ヴィンテージ


D4 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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巡り巡って手元にやってきたヴィンテージシューズ。
50年代のコール・ハーンのウイングチップだ。
他のほとんどの靴が霞んでしまうほどの品質である。
お店でもひときわ目立っており、一目見て唸ってしまった。

サイズはUS7.5Eで、シュッポッの音付きの足入れ。
ほぼ申し分の無いフィッティングで、これは運命だろうと思わざるを得なかった。
たまたま前のオーナーの方の足に合わなかったという事で、デッドのままで出会うことが出来たのだ。



コール・ハーンは現在は中級クラスのカジュアル・シューズで知られているが、昔はこのような極めて高品質なシューズを製造していた。
もっとも同社は早い段階から製造を他社に任せる方式を取り入れていたそうで、それで生き残ったブランドのようだ。
このインペリアル・グレードも、恐らくテイラー・メイド社の製造ではないかという。
実は古いコール・ハーンに関しては、ネット上にも資料が乏しく、詳しいことが分からないと多くの人が言う。

実際履いてみると、靴の発するエネルギーで上の服装までが負けてしまう。
お店に居合わせた年配のお客さんが、俺なら履かないで飾って毎日眺める・・と言われていたが・・・
60年間未使用を維持してきた靴には申し訳ないが、近く僕がおろしてしまう予定(笑)



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