膨大


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今日は来客。
明日は出張。
明後日も出張。
明々後日はまた来客だ。

しかもその間、提出期限が迫っている資料を仕上げなければならない。
それがまた膨大な量なのだ。
出張に行っても、夜は会社に戻って、資料作りをするしかないか。

どうやって乗り切ろう・・というくらいの仕事量である。
休日も出て資料作りをするしかないだろう。
まあ、とりあえず今日のところは早めに寝て、体を休めておこうかな・・・
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骨董市


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骨董市を覘いた。
個人的には骨董にはあまり興味は無い。
大勢のお客さんが集まっているが、皆そんなに骨董品が好きなのだろうか?
むしろそちらの方が興味深かった。

案の定、めぼしいものはなかった。
ただ、僕が子供の頃、身の回りにあったものが多く並んでいた。
遠い昔に見た記憶が甦る・・・

いや、それよりも自分がこの世に生まれた頃のものが、骨董品になっていることがショックであった。
そういう歳なのだろうか。
あの頃はこんなものゴロゴロしていたのにねぇ・・・



トリッカーズののバートンをベースにして、色の塗り替えをお願いした。
オリジナルのアッパーはバーガンディ・バーニッシュド・カーフ。
上がオリジナルの写真で、下が塗り替え後の写真である。
ご覧の通り、なかなか面白い結果となった。

色の塗り替え・・すなわち靴のカスタマイズである。
世界にひとつしか無い靴を作るのだ。
ただ買い集めるだけとは違い、クリエイティブな趣味といえる(笑)

ここしばらく、カスタマイズのベースになる靴を、オークションなどで探していた。
しかしよく考えたら、すでに持っている山のような靴の中から、みつければいいのである。
トリッカーズなら何足か持っているし、履く機会のほとんど無いものもある。
結局、出番の少ないバーガンディのバートンで試すことにした。



恐らく最初に革の表面の染料を、一度すべて落とすのだろう。
それから部分ごとに染め直すものと思われる。
革の質によって、色が上手く落ちてくれるものと、そうでないものがあるそうだ。
やってみないとわからないが、このトリッカーズのバーガンディは上手くいった。
もっとも色を落とすのは大変な作業だそうで、加工にはけっこう根性がいるとの話であった。

特筆すべきは羽根部分の色分けである。
ライトブラウンの周囲を囲むようにダークブラウンで染められている。
よく見るとわかるが、これは1枚の革を手作業で染め分けているのであって、別パーツになっているわけではない。
ミシンの縫い目に沿って、慎重に色を染めているのだ。



これは気に入った。
履いて歩くと、足元がぱっと華やかになり、けっこう目立つ。
行きつけの喫茶店に入ったら、すぐに店員さんの目が釘付けになり、そばに寄ってきた。
見慣れないトリッカーズなので、靴に詳しい人ほど気になるようだ。
プロに染めてもらったことを告げると、かなり欲しそうな顔をしていた(笑)

珍しく母親からも褒められた。
てっきりまた怒られるものと思っていた(笑)
品質がいいのがわかって、案外悪くないという。
今回はまあ成功だったと言えよう。
さて次はどの靴にするか・・・(笑)

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魚屋


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自宅の近所のスーパーに、鮮魚店が入っている。
もちろん普通はどのスーパーでも魚を売っている。
その魚屋は、商品の魚の品質が非常にいいのだ。

単に新鮮なだけでなく、いいものを選別して仕入れている。
・・としか思えないほど、どれを買ってもかなり美味しい。
食卓に出るたびに、ほぅと感心する味なのだ。
刺身など、一般の寿司店のネタを凌駕している。

恐らく仕入先、配送などに独自のルート、ノウハウを持っているのだろう。
多分仕入れる人も、海産物のことを熟知したベテランだと思う。
お店で魚をさばいている人も、専門の技術を持つ男性たちである。

置いてある品目も多種多様である。
見たことが無い魚もあるが、調理方法がわからないので、Mrs.COLKIDも手を出さなかった。
たまたまテレビでその特殊な魚を使った調理方法が紹介され、今度買ってみようという話になった。
お店も一工夫して、調理方法など紹介したテキストを作り、店頭で配るといいのではないか。

そのお店で独自に調理したものも売っている。
お店のオリジナルの塩辛が何種類かあるのだが、どれもなかなかいい味である。
先日は獲れたての生海苔が入ったが、スーパーの店内を一周するうちに売切れてしまった。
以来Mrs.COLKIDは、生海苔をみつけたら、すかさず何パックか買うようにしている(笑)

北海道の親戚が、鮭を丸ごと一尾送ってくることがある。
素人ではてこずるのだが、そんな時はそのお店に持っていけば、簡単にさばいてくれる。
切り身をきれいに分けて、パックまでしてくれるが、その手数料を取ろうとしない。
さすがに悪くて、別にも買い物をするようにしている。

商品の値段は高めである。
美味しくていい素材なのだから、当然のことである。
我家は二人だからいいが、家族の多い家庭では、あの値段となると、そこでばかり買うわけにはいかないだろう。

その地域に、そのお店の魚を買う人が、一定以上いなければならない。
そういうバランスを踏まえた上で、そのスーパーの中に出店しているのだろう。
実際、お客さんの顔ぶれは、ある程度決まっているようだ。
美味しいものを、よくわかっている人たちだ。

新鮮な魚がいつでも手に入るとなると、食事の品質が大きく変わる。
こういう魚屋が一軒あると、その地域の生活のレベルそのものが上がる。
魚屋というのは、地域に意外に重要な影響を与えていると思う。
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落下


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Mrs.COLKIDが、ピエール・エルメでケーキを買ってきた。
帰りの電車の中、荷物を抱えてシートに座っていた。
もうすぐ到着というところで、ついウトウトとして、手に引っ掛けてあったケーキの袋を落としてしまった。

「あっ!」
かなり高いところから袋は落下し、音を立てて床に落ちた。
そこまで何とか水平を維持してきたのに、その努力をあざ笑うかのように、袋はもろに横倒しになった。

急いで拾ったが後の祭り。
幸い袋から外には出なかったが、箱の中味はシェイクされてしまった。
隙間から暗い内部を覘くと、イチゴがコロコロと転がっているのが見えた。
恐ろしくてそれ以上見る事は出来なった。

母親の家に持って行き、箱を開けてみた。
「ああ・・・」と悲痛の声が上がる。
すべてのケーキが横倒しになり、中でばらばらになっていた。
部材があちこちに散らばり、ケーキの本体が二つに裂けてしまったものもある。

やむなくお皿を用意し、まずはひとつひとつのパーツを拾い集めて並べた。
それから修復作業に入った。
割れたガラスをつなぎ合わせるように、裂けてしまったケーキを元の姿に戻す。
散らばったデコレーションも、元の位置(と思われる場所)に乗せなおした。

一応最初の状態(あくまで想像)に近いところまできた。
ケーキの側面には亀裂が入っているが、とりあえず一応の形になっている。
これで妥協するしかあるまい。

食後にそのケーキをいただいた。
さすが世界最高峰のパティシエだけあって、味は最上級である。
これだけ美味しければ、この際ひびが入っているのは我慢しよう。
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ポイント


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某大型カメラ店のポイントが、けっこう貯まっている。
しばらくポイントを使わなかったからだ。
そのカードの個人ページを開くと、画面の右側にポイント残数が表示される。

他のカードを使って得たポイントも、そのカメラ店のポイントに移行している。
一定の点数が貯まると、提携している会社のカードにポイントを移行できるのだ。
中途半端にあちこちに貯めるよりも、一箇所に集中したほうがいい。

もう少し貯めて、カメラかレンズでも買う時の足しにしようと考えている。
ただ大型のカメラ店なので、ネット上の最安値と比べるとけっこう高い。
ポイントを使っても、相殺されてしまう感じである。
何だ、これなら他で買ってもよかった・・ということになる。

もう少し安くならないか、お店で交渉することは出来る。
しかしそういう時は、その代わりポイントは付きません、ということになる。
結局ポイントというのは、値引き分を次回に回しているに過ぎないのだ。

それにポイント分を差し引いても、ネット上の安いショップより、幾分高くなってしまうことがほとんどである。
あれだけの店舗を構えているのだから、数人規模の小さいネットショップより高いのは当然である。
結局ポイントというのは、買い手を一瞬得をしたような気分にさせるための仕組みに過ぎないということだ。

お店にとっては、お客を次回の買い物につなぐ美味しい道具でもある。
何かを買えばポイントが付いてしまうので、もう一度そこで買わなければ損になる。
永遠に終わらない泥沼に陥ることになる。

しかし最後はどうなるのだろう。
もしポイントの保持者が急に倒れたら、そのポイントは、闇から闇へと消えてしまうだろう。
期限が来て無効になるポイントも、けっこう多いはずだ。
もちろん販売店は、一定量のポイントが使われずに消滅してくれることを、最初から想定してこの制度を採用しているのだろう。

某航空会社の経営がおかしくなった時、マイレージサービスが問題のひとつだったという話を、前にここで書いたことがある。
予想外に多くのユーザーが、マイルを「きっちり使う」ため、赤字の要因になったのだという。
計算をミスるとそういうことになる。

ご存知の通り、某大手のネット通販会社はポイント制を採用している。
一度注文を入れたのに、○○市場で同じものをみつけたからと、キャンセルしてくるお客もいるという。
ポイントが付く事自体が、目的になっているのかもしれない。
そういう人がこの世を去るときに、もしも相当額のポイントが残っていたら、さぞや心残りであろう(笑)
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ショールーム


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モノを買うときは、インターネットで注文する場合が多い。
しかし靴の場合は、半分くらいはお店でも買っている。
お店の人といろいろ話をして、多くの情報を貰っておいて、何も買わないのも申し訳ない。
ネットだとこれより1万円くらい安いよなあ・・と思っても、お店にお金を落とす。

しかしそれはあくまで僕の場合だ。
養う家族が何人かいて、収入の多くを生活費に回さなければならない人が、そんなことするだろうか。
お店で現物を確かめることはしても、買うのは1円でも安いところからだろう。
靴のように、実際に履いてみないと、合うか合わないかわからないモノの場合でもそうだ。
靴店で試着して、スマホからネットショップに注文・・というパターンも多いのではないか。

人と楽しく会話すること自体にお金を払う余裕のある人と、ネットをいじれない情報弱者だけを、お店は相手にして商売していくしかない。
そういう人たちが、お店が成り立つほど、いつまでも大勢いるものであろうか。
より安いほうにお客が流れるのは当然のことで、それを真心のこもった対応があれば阻止できるといわれても、説得力を持たない。

今は売上がよくないが、やがて景気が回復すれば、またお店の売上が元通り復活する・・という前提で動いている会社がけっこうある。
僕が、景気の冷え込みがきっかけだとしても、モノを購入する経路の大半がネットに移行してしまい、今後は実店舗での販売は期待できないのではないか?と問うと、そういう会社の人は顔を曇らせる。
何しろ自分自身が、ほとんどの買い物をネットでしているのだ。

街のお店はショールーム化している、と皆が言う。
お客が来てくれたとしても、成約率は大幅に落ちているという。
みな現物を確かめるために来ただけで、そこで買う気はないのだから、当然である。
店員が話しかけると、目を逸らせて逃げてしまい、会話に深入りしようとしない。

一方で、ネット通販で成功したショップが、首都圏に実店舗を出す、という逆の流れがある。
そこに行けば、ユーザーは買いたい商品の実物を見ることが出来るし、ネットショップの信用度も増して、売上がさらに伸びるのだという。
何人かのネットショップのオーナーから、最終的には実店舗を出すことが目標だと聞いた。
そうなると、ショールーム化してしまった既存の販売店は、本当にいらなくなる。

たとえば、巨大なネット市場を運営する会社が、全国の主要都市近郊に自社の配送センターを持ち、その一部にショールームを作ったらどうだろう。
売上げランキングの上位数百位までの商品や、注目の商品などを選別してそこに展示するのだ。
ユーザーはドライブがてら遊びに行けば、欲しい商品を見て触ることが出来る。
配送センターに在庫があれば、その場で持ち帰ることも出来る。
そうなれば、ショールームはまったく不要になる。

いずれにしても、今後はインターネットでの販売を中心として捉えている会社でないと、生き残っていくのは難しいように感じている。
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症状


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雨が降っているのに、くしゃみと鼻水が酷い。
目を一度擦ると、痒みが止まらなくなる。
発作に襲われたかのような、激しい症状である。

車に乗って、ワイパーを動かした。
すると、ウインドウの端にかき集められた水が、白く濁っている。
何かが、ガラスの表面に堆積しているのがわかる。

眼鏡がすぐに汚れる。
曇ったように前が見えづらくなり、ティッシュで拭こうと外してみた。
するとガラスの全面に、細かい埃の様なものが、びっしりと付いている。

これらが、目の表面や喉に付着するのだ。
身体が拒否反応を起こすのは当然だろう。
これで何とも無い人こそ、むしろセンサーが壊れているのではないか?
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冷え込み?


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やはり期末が迫っているためか、忙しくてここを書く時間が取れない。
忙しいといっても書類作りが中心である。
景気の方は、シーズンなのに思ったほどではない。
消費マインドが冷え込んでいると言っていたが、かなり深刻な状況のように感じている。
そういえば、明日から気温の方も冷え込むらしい・・・
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氷漬け


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SNSのニュースだったと思うが、ロシアで5万年前の永久凍土から氷漬けになったカエルがみつかり、お湯をかけたら生き返ったという話が出ていた。
記事を読むと、何故か簡単な扱いなのだが、これは大変なことである。
そう思い、Mrs.COLKIDにも、大ニュースだと言って伝えた。

そうか・・カエルなら単純な生き物だから、そういうこともあるのかもしれない。
どこかに動くカエルの画像もアップされているだろう。

その元ねたが、虚構新聞の記事だと気付いたのは、しばらく経ってからだ。
記事を辿っていって、そこに行き着いた。
えええ・・じゃあ嘘なの?

あそこに書いてあることを、本物の記事と交えて載せて欲しくないよな!
ネットでの情報伝達のあり方を、根幹から揺るがしかねない、恐しく不用意なやり方である(笑)



アレン・エドモンズのマローン。
色は7852ブラウン・クルーザー。
ラストは511。
オセロ・ラバー・ソール。
サイズは7.5E。

例の為替レートが円高に振れた記念に、アレン・エドモンズからひとつ取り寄せてみた靴である。
特別欲しいわけではなかった。
最終セールで安くなっていたので、せっかくの機会を逃すまいと注文したのだ。

だが、そういうものに限って、気に入ってしまうものだ。
実際このマローンは、製品としてなかなかの佇まいを持っている。
箱から取り出した瞬間に、軽くオーラのようなものを感じた。
革製品としては、けっこう好きである(笑)

ラストは511。
同じラストの靴は、リーズやウィルバート、シェルトンを持っている。
何となく僕の足に合わないラストである。
どの靴も、どこか足にフィットしないのだ。

サイズは7.5Eを選んだ。
同じラストの他の靴から、このくらいがベストかと予想した。
もっともエドモンズの靴は作りの誤差も激しく、この予想が思った通りにいかない。
大分悩んだ末に決めたのだが、結果的にはまあまあのところで、特別良くも悪くも無い。

珍しく履き口が「笑わない」。
それだけでフィッティングとしてはいい方と言えるのかもしれない。
アレン・エドモンズの靴は、柔らか目に作られているせいか、履き口が笑うものがほとんどなのだ。
笑うというのは、歩こうとして地面を蹴る時などに、履き口のラインが左右に「くの字」に広がってしまうことを言う。
特にパークアベニューなどの65ラストで顕著で、酷いものは履いただけで笑ってしまう。
あるお店では「アレンが笑うのは仕方が無い」と言われた。



ラバーソールはエドモンズ・オリジナルのオセロ。
過去にウィルバートで同じソールを持っていた。
このソールに関しては、なぜか資料が見当たらなくて、どういうものか詳しくわからない。
しかしあまたあるラバーソールの中で、もっとも気に入っているもののひとつだ。
しなやかに曲がり、多くの場面でグリップも悪くない。

色はエドモンズのサイトの画面上で、もう少し暗めのブラウンに見えた。
しかし届いたのは、ご覧のようにかなり明るめのブラウン。
オールデンのUチップで似た色を持っているので、重なってしまった。
エドモンズのマローンのページを見ると、色の違いにクレームをつけて返品した人もいるようだ。
思い切って色を塗り替えてしまうのも手だが、この色も悪くないので、もう少しこのまま履いてみようと思う。

マローンは、同社のウィルバートと成り立ちがよく似ている。
ウィルバートは、カジュアル色の強い機種で、少々大袈裟ではあるが、アメリカでもっとも履きやすい靴と評価する人もいる。
そのウィルバートと、靴底の材質とラストは同一である。
どちらが先かはわからないが、デザイン違いの兄弟機種というポジションのようだ。
ただ手持ちのクロムエクセルのウィルバートと比べると、革の厚みやガッシリ感は、ウィルバートの方が少し上にも感じた。

本来の価格は3百数十ドルで、同社のカジュアルシューズの中では高めの設定である。
比較的手の込んだ作りの機種なのであろう。
通常の革靴よりは少し安いが、ソールが違う程度で作りはほぼ同一なので、コストパフォーマンスは悪くない。
ただ今回は最終セールで安く買ったので、超お買い得であった。
百数十ドルであったが、税金はしっかり最低料金取られた。

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閉店


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父親の命日が近かったので、早めに家を出て、墓参りに行ってきた。
その時点では、弱めではあったが日が射していた。
しかし今日は雨になるとの予報だった。



その後はMrs.COLKIDとは別行動。
僕は銀座に出て、床屋に行くことにした。
先週行きそびれたので、髪が伸びている。

少し時間があったので、銀座の靴店を覘いた。
いつものコースである。
ところがお店のひとつに寄ってみてびっくり。
閉店大バーゲンをやっている。
まあ、驚いたというのは嘘で、実は昨日も銀座に行ったので、知っていたのだが・・・

その靴店は銀座に2店舗あって、カジュアル路線のお店の方を閉めるらしい。
2店舗といっても、同じ道のはす向かいくらいの位置で、距離はそれほど離れていない。
閉めるお店は2年ほど前にオープンしたばかりだったが、路線は多少変えても、近距離に2店舗というのはあまり意味がなかったのだろうか・・・

売れ筋のブランドのものは、それほど安くなっていない。
大幅値引きの対象は、もっぱらイタリア製の、それもマッケイ製法のものが中心だ。
それにしても通常価格が6万円からするものが、1万円の大特価で売っている。

まあ、そもそも通常価格の設定自体が高すぎるのだが・・・
だが、半額セールの時に、喜んで何万か出して買った靴に、1万円と値札が貼ってあるのを見て、がっかりしてしまった。
在庫を全部売り払ってしまうようで、最大8割引だという。
一体いくらで仕入れているのだろうね(笑)

夕刻になって、急に空が暗くなって、皆が傘を開き始めた。
予報通りだ。
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鼻水


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外出から帰ってテレビを見ていたら、途中から鼻水が止まらなくなった。
スイッチが入ったかのように、強烈に流れ出てくる。
外で花粉を吸ったのだろうが、アレルギー反応を起こしたような激しい出方だ。
ゴミ箱はすぐにティッシュの山になってしまった。

途中からは、呼吸困難にもなってきた。
これは堪らんと、薬を探す。
去年買った鼻炎の薬が出てきたので、とりあえずれを飲んでみた。

テレビで放映していた「パシフィックリム」という映画が、思いの外面白くて、夢中になって見てしまった。
流れ出る鼻水をテッシュで吹きながらも、テレビから目が離せない。
そのうちやっと薬が効いてきて、見終わる頃には何とか症状も落ち着いていた。
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制服


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知り合いの子供が通うことになった高校は、制服が無いのだそうだ。
それでも制服に憧れるのか、みな制服を作るのだという。
どんな制服を作ったらいいだろうと子供が言っているという。
そんなもの無い方がいいだろうに、わざわざ作るなんて・・・

そういえば、僕の通っていた高校は、制服を着て行く必要がなかった。
制服が無かったわけではない。
ブレザーにネクタイの立派な制服が、あるにはあった。

ところが、服装については校則に「制服もしくはそれに順ずるもの」という記述があった。
生徒手帳にそう書いてあった。
それがどんどん拡大解釈されていった。
結局事実上何でもいいことになり、皆好きな格好で学校に行くようになったのだ。

用事があり、従姉と学校の前で待ち合わせたことがある。
正門の前でしばらく立って、通学する学生を見ていた従姉は、僕と会うなり言った。
「あなたの学校はまるでファッションショーみたいね」

それに対し教師もまったく文句を言わなかったのだから、自由な校風だったのだろう。
案外先生もその雰囲気を楽しんでいたのかもしれない。
今でも年数回、同窓生の飲み会があるし、そこに先生も顔を出すくらいだから、いい学校だったのだろう。

そんな学校に、僕も自由な格好で通っていた。
しかし、生まれつきお洒落とは縁の無い僕のことである。
その上、常に我が道を行く・・の僕のことである(笑)

当時夢中になっていたのは、アメリカの刑事ものの映画やテレビドラマであった。
渋谷に米国の警察の本物の制服を売っているお店があった。
そこでロサンゼルス市警やサンフランシスコ市警の制服を買って、それを着て通っていた。

今考えてみると、やっぱり僕って変わっていたのだろう。
「お前少し変わっていたものな」と、高校の友人から言われる。
ロサンゼルス市警の制服を着て高校に通う・・・
確かに冷静になって考えると、少しというより、ずいぶん変わっていたような気もする。
さすがに着ていたのは上着だけであったが・・・

「あなたあの頃少し幼かったけれど、今はちょうどいい感じよ」
と久しぶりに会った同級生の女性から言われたこともある。
そうか、皆そういう風に見ていたのか・・・と初めて気付いたのであった(笑)
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オンライン


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会社で銀行オンラインシステムを利用している。
複数の銀行の仕組みと契約しているのだが、それぞれ使い方が異なる。
出てくる画面を見ると、時々共通のものもあるのだが、作業手順はまったく異なる。

銀行を対象としたサイバー攻撃が盛んなので、各行対策に頭を悩まし、それぞれ工夫を凝らしているのだろう。
まあどこの銀行の仕組みも、とにかく使いにくいのは確かだ。
攻撃されることを想定して、わざとそう作っているのではないかと想像している。

ある銀行は例のトークン、またある銀行は専用の小さな計算機のような道具を渡される。
そこからワンタイム・パスワードをもらう仕組みになっている。
計算機タイプの方は、テンキーが付いていて、振込先の口座番号を入力して暗号化する。
1回1回打ち込むので、当初はかなり面倒に感じたが、最近やっと慣れてきた。

ところで月末の日に、ある銀行(仮にA銀行とする)のオンラインが動かなくなった。
極端にレスポンスが悪くなり、エンターを押しても返ってこない。
そのままエラーになってしまう場合もあり、事実上、業務遂行不能になってしまった。

よりによって月末にである。
仕入先20社ほどに送金するはずが、業務が停止してしまったのだ。
もしも先方がこのお金を期待していたら、送金が遅れることで、会社がおかしくなるところが出てもおかしくない。
A銀行の責任問題になる。

まずはその銀行に電話してみた。
女性が出て、ゆっくりと話す。
「はい、A銀行○○支店の○○でございます」
あまりにゆっくりと話すので、話し終わるまでの時間がずいぶんと長く感じられた。

こちらの名前を告げ、オンラインがまともに動かないことを告げた。
「いいですか、月末なのに送金できないのですよ!」と強調した。
すると女性が急変、それ以降の話し方の早いこと、早いこと・・・
別人かと思うくらい早口になった(笑)

あちこちから苦情が殺到し、先方では大騒ぎになっているようだ。
それで気を沈めるために、逆にゆっくりと話したのだろう。
現在復旧に努めており、何とか今日中に直して送金できることを目指しているという。
間に合わないようなら、銀行に来てもらえれば、オンライン送金と同じ金額で対応するという。

まあ、ああいうものは、いつまでに直ると確約できるものではない。
月末で忙しいのに、A銀行まで行くしかないか・・と考えていたら、経理の女性から提案があった。
B銀行にお金があるので、そちらから送金してはどうかという。
そちらの銀行オンラインは、今まで個々の送金にはほとんど利用したことがなかった。

現在の銀行オンラインの仕組みは、セキュリティの問題もあり、新規の送り先への当日の送金はできない。
つまり初めての送り先は、最短でも翌日の送金になってしまうのだ。(2度目からは検証済みの送り先として登録されるようで、その場で送金できるようになる)
月末にそれでは意味が無い。

先を読んだ経理の女性が、B銀行について、過去の送金記録をすべて調べていた。
つまり、今月送金しなければならない相手に、以前送金した履歴があるかどうか・・である。
その結果、偶然ではあったが、今回の送金先はすべて過去に登録済みであることがわかった。
そこで、急遽B銀行からお金を送ることにした。

案の定、慣れない送金業務に難儀した。
B銀行のオンラインの操作方法も、独特の癖があって、なかなか扱いにくい。
やっと慣れた頃には、送金が完了していた。

夜になり、A銀行からお詫びのメールが来た。
営業時間を過ぎた頃に、やっとつながるようになったと言う。
これは苦情が殺到したことだろう。
銀行もなかなか大変である。
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書類


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今日は疲れている。
来客との打ち合わせと書類作りに追われた。
書類を作るのは、実は案外好きだったりする。
そのためつい夢中になり、没頭してしまうのだ。

無地の紙の束を用意して、原稿を書き殴る。
読み返しておかしな所は、線で消して横に書き直す。
紙がどんどん文字や線で溢れていく。
自分にしか読めない暗号のような文字である。

大まかに書けたら、今度は挿入する図を考える。
ラフなイラストを、ボールペンでどんどん描いていく。
何やらびっしり書き込まれ、黒くなった紙が積み上がっていく。

その段階を終えて、今日はアドビのソフトで、挿入するイラストを作った。
出来上がったら、一度プリントアウトして、机の上にしばらく放置しておく。
後で見てイマイチだと感じたら、修正するか再度作り直す。
少し時間をおいてから見ないと、正確な評価ができないのだ。

明日あたり、本文の打ち込みに入れるかもしれない。
紙に書き殴った文章は少々荒っぽいが、それはキーボードで打ち込む時に修正することが前提である。
その際、図をどこに挿入するか、レイアウトも考えながら作る。
大まかには決めているのだが、実際に打ち込んでいくと、新しい思い付きが浮かび、どんどん変化していくのだ。
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点と丸


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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パソコンの文字や、小さい印刷物だと、濁点と半濁点の区別が付かない。
僕の目が乱視で、縦と横で線の太さが違って見えることも、原因かもしれない。
恐らくフォントにも問題があり、文字を大きめに表示して確かめないと、どちらなのか判別できない事が多い。

濁点は「゛」、半濁点は「゜」のことである。
例を挙げるなら、「バ」と「パ」である。
こうしてふたつの文字を並べてみれば、何となくわかるが、どちらかが単独で出た場合は判定が難しい。
何度も見直したにもかかわらず、結局濁点と半濁点を取り違えてしまうこともある。

通常は経験から、あるいは前後の文章との係わりから、どちらであるか判断している。
しかしカタカナで書かれた見慣れない外来語などと出会うと、どちらなのかわからない場合がある。
どうしようもない場合は、一度別のソフトにコピペして、わざわざ拡大表示して確認することさえある。

まあそうは言っても、濁点と半濁点を間違えたところで、今までそれほど支障はなかった。
ところが今回ちょっと問題が起きかけた。
風邪薬として病院で処方して貰った薬である。

知人の別の医師に薬の内容を尋ねられ、名称をメールで送った。
その際、濁音を半濁音と読み違えてしまった。
薬の名前というのは、その場で思いつきでつけたような、見るからにいい加減なものが多いのだ。

処方して貰った数種類の薬の名前をメールで送ったところ、悪い事は言わないから、その薬を飲むのは中止しろと言われた。
成分が重複する薬が混ざっているという。
それでは強すぎて、体調がおかしくなりかねないというのだ。

たまたま僕が、眩暈がして困ったと告げたこともある。(結果的にそれは薬のせいではなかったのだが・・・)
今回は僕が濁点と半濁点を間違え、あちらも一文字読み間違えをした。
その結果、薬の中のひとつが、まるで別のものになってしまったのだ。

何でこんな処方箋を書いたのだろう・・と知人は僕の掛かりつけの医師を疑い始めた。
以前その医師が糖尿病の新薬を僕に勧めたことも知っていて、先進的ではあるが、冷徹に人体実験的なことをする人・・という先入観も持っているようだ。
きっとその医師はプライドが高いはずだから、貰った薬は飲んだことにしたほうがいい、とまで言い出した。

そういう人ではないのだがなあ・・と思い、僕の方も、もう一度薬を調べてみた。
薬のパッケージに印字された英文字のスペルを読んで、やっと濁点と半濁点の取り違いに気付いた。
ネットで調べたら、特に問題になるような薬ではないことがわかった。

早速知人の医師にメールでその事を伝えた。
まだ返信はないが、まああちらも一文字読み違えているしねえ・・・
製薬会社も、薬の名前をもう少し慎重につけてほしいものだ。
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