お雑煮


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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お雑煮には、地域によって多くのバリエーションがある。
不思議なことに、人は自分の生まれ育った場所に特有のお雑煮を、一番美味しいと感じるのだそうだ。
多くの人が、まるで自慢話でもするように、自分のお雑煮の話をする。

そのバリエーションは驚くほど多く、魚が入っていたり、味噌が入っていたり・・・それぞれがまったく別の食べ物といっていい。
暖かい汁の中に餅を入れたものを、十把一絡げにお雑煮と呼び、同じ食べ物として扱うこと自体に無理を感じる。

時折、その地方特有のお雑煮をご馳走になり、美味しいでしょう?と聞かれる。
確かに様々な味があることは興味深いし、時には本当に美味しいこともあるが、まあ不味くはないが普通・・という程度のことも多い。
しかし心の中でそう思っても、まさか口に出して言う訳にもいかず困る。
大したことでもないのに、相手のふるさとを否定したかのようにとられかねない。

なぜ皆がお雑煮にそんなに思い入れがあるのか不明であるが、正月という、特別な時に食べることが関係しているのかもしれない。
子供の時から、特別な時に食べる特別なもの・・という刷り込みが行われるのだ。

僕の家では、父親が北海道出身である影響か、ブタを使った少し変わったお雑煮を食べる。
僕はこれが大好物で、何も正月に限定して食べる必要はなかろうと、一時は母親に毎日のように作ってもらい食べていた。
それだけ食べても飽きず、結婚するとMrs.COLKIDもそのお雑煮が美味しいと言って、時折作ってくれるようになった。

しかし自分が人のお雑煮を食べた時のことを考えると、自分のお雑煮について自慢げに書くのもどうかと思われるので、これ以上書くのは止めておく。
本心では自分のお雑煮が一番美味しいと思っているのだが・・・(笑)
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使い道


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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書き忘れたが、昨日は食事の後、三越で買い物をし、それからひとりで床屋に行った。
床屋に行った日は、後から検索して見るので、備忘録としてここに書いておかなければならない。

先日、iPadについて、どちらかというと批判的なことを書いたが、mixiを読んでいたら、発売日に長蛇の列ができたというニュースに対し、自分は買わない・・という意見が続出していた。
大半を占めていたといっていい。
意外に反感を持っている人も多いようだ。

こんなに買わないと主張する人が大勢いるのに、どうして売れるのだろうと不思議に思う(笑)
反感からの過剰な反応もあるのだろうが、意外に多くの人が「使い道が思いつかない」ことを買わない理由としてあげていた。

ところが、そんな事を言っておきながら申し訳ないのだが、我家にも一台、iPadがやってきそうな雰囲気である。
もちろん僕が買うわけではない。
Mrs.COLKIDが欲しいと言い出したのだ。

会社で使っている人がいて、見ているうちに自分も欲しくなったという。
それを聞いた時、僕では無理であろうが、彼女なら使いこなすかもしれない・・と思った。

根っからのデジタル人間で、鬼のような速さでキーボードを打つ人だ。
そもそも結婚前はマックユーザーだったのだが、僕からそんなもの捨ててしまえと言われて、しぶしぶ手放したのである。
iPadも、何となく欲しいというのではなく、それなりに使い道を考えているのであろう。

どう使いこなすのか見たいので、ぜひ買ってくれと賛同した(笑)
一度EMOBILEの中途半端なのを買って痛い目に遭っているので、その失敗を踏まえての事だと言っている。
パソコンを何かと専門的に使おうとしてしまう僕とは違い、日常の生活に自然に取り込む才能に長けた人なので、結果が楽しみである。

早速買いに行ったらしいが、在庫は無いそうで、仕方なく予約してきた。
入荷は7月だという。
すぐに手に入れないと気がすまない人なので、勢いをそがれてガッカリしていたが(笑)、まあ仕方あるまい。
義兄から少し待てばグーグルからいいのが出る・・とアドバイスされて迷っていたようだが、本体より先にiPadの専用ケースが届いてしまったので、今更買わないわけにも行くまい(笑)

iPadを買う人は、毎月雑誌を何冊か講読する・・という統計が出ているのだそうだが、まったく雑誌を買わないし、その上ゲームもやらない僕が、iPadに興味を示さないのは当然のことである。
ところが、iPadの使い道が意外なところにあり、僕にとっても決して無関係な話ではなくなってきた。

写真データを保存するフォトストレージとしてかなり有用であるというのだ。
RAWデータを取り込んで保存し、あの画面で閲覧することが可能で、しかも動作が速いという。
今までのフォトストレージは、これで役目が終わるのではないかとさえ思われる。
ちょうど小型のノートを買って、その用途に使おうかと考えていたところで、どうしたものかと悩んでいる(笑)
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食事会


日本橋三井タワーの37階から見下ろした日本橋三越本館の屋上。非常に広い土地である事がわかる。

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ライカX1で撮った画像をちょっと入れる。
今日は母親の74歳の誕生日を祝う食事会を行った。

場所は日本橋三井タワー内、マンダリンオリエンタル東京の37階にある、シグネチャーというフレンチのレストラン。
3年連続でミシュラン1つ星を獲得しているという。
毎週のように建物の前を通っているので、いつかはここで食事をしたかった(笑)


中央の平たいビルはCOREDO日本橋。手前の首都高に面している横長の建物は野村證券本社。その高速の下に「日本橋」があるのだがまったく見えない。
左手前の丸いドームのある建物は何と日本橋三越新館。上から見るとイメージがかなり違う。


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誕生日ということで、区切られた場所の窓際の席を用意してもらった。
見晴らしが最高で、眼前には東京の街がバーンと展開される。
隣の三越がはるか足元に見え、正面遠方には汐留のビル群、その向こうにお台場、羽田に降下して行く旅客機、右方には東京駅周辺の高層ビル群、そのはるか向こうには新宿のビル群が一望できる。
見晴らしが良すぎて天気のいい日は太陽の光が射し込むため、冬でも冷房をかけることがあるという。
ちなみにエレベーターを挟んで反対側は中華のレストランになっていて、そちらは下町方面が見渡せて、建設途中の東京スカイツリーが目の前に見えた。


量の少ないコースをお願いした。
これはメニューに載っていないホタテとコーンスープの先付け。


いつも見上げている三越を、こんな角度で見下ろせるなんて、実に愉快である(笑)
それにしてもこの高さから見ると、普段歩いている街のはずなのに、まったく異なった印象を受けるのに驚かされる。
ゆっくりと食事と会話を楽しみながら眺めることで、時折行く六本木ヒルズの展望台ともまた違った感想を持つ。


伊達鶏胸肉とズッキーニのコンポジションを松の実のビネグレットで

東京には高層ビルが局地的にまとまって建っているのがわかる。
それ以外の普通のビルは、ここから見ると地面に張り付いた家と同じに見えてしまう。
いつも散歩の時に見上げていたビルも、「その他の建物」の中に埋没してしまうのだ。
高い建物の無い銀座は、どこにあるのかさえわからないし、逆に東京駅は高層ビルの一群にに囲まれて、まるで脅迫されているように見える。


シリアルとズワイガニのガレット ソースベアルネーズ

日本橋は地域住民の結束が強く、高層ビルを建てるのは難しかったらしい。
それが日本橋三井タワーの場合は、地元有力者の三井が絡んでいるということで、特別に許可が下りたのだそうだ。
しかし建ってみると、やはり高くて景観を損ねているという意見が出たという。
銀座を歩くときの気持ちよさを考えても、そうやって規制を設けるのは悪いことではないと思う。
街の景観を第一に考えるのは大人の社会である。


的鯛のポワレ アニスの香り
ういきょうと黒オリーブのコンフィにバジリコのクリーム


食事を初めてほどなく、地震が発生した。
思わず天井を見上げると、並んでぶら下がっている照明器具がユラユラと揺れている。
後から福島沖で発生した比較的大きな地震だったとわかった。
地上がどのくらい揺れたかわからないが、この37階にいる限りでは、震度2から3くらいの、それほど大きくない地震に感じられた。


デザートは3人に別々のものが出たので、分け合っていただいた(笑)

建物の強度について尋ねてみると、何しろこの日本橋三井タワーは三井不動産の本社が入っている建物なので、その威信をかけて日本でも最高峰の強度で作られているという。
下手に複雑で奇抜な形にせず、正攻法の四角いビルになっているのもそのためだそうだ。
どうせ大地震が起きるなら、今この瞬間に起きてくれた方が助かる・・ということである。


コーヒーと共に出るプティフール

肝心の料理であるが、今日はランチの量の少ないコースを頼んだ。
実は待ち合わせの間に、隣の三越新館の地下でアッフォガート(ジェラートにエスプレッソをかけたもの)を内緒で食べてしまい、お腹があまり空いていなかったのだ。
しかしシグネチャーの料理は全般に味がしっかりしており、母親にはかなり好評であった。
ハーブも効果的に使われている。
ここはオススメです(笑)
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重量


D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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ニコンのF2.8のズームの重量を見ると、カタログ上のデータであるが、標準ズームのAF-S 24mm-70mmF2.8Gが900gである。
またガラスの塊のような印象のAF-S 14mm-24mmF2.8Gが1000g。
2本持つと1900gになる。

それに対しPC-Eのシフトレンズ3本は、PC-E 24mmF3.5Dが730g、PC-E 45mmF2.8Dが740g、PC-E 85mmF2.8Dが635gであり、3本合わせると2105gになる。
(面白いことに85mmは旧型が775gあるので新型の方が軽くなっている)

ズームレンズ2本とシフトレンズ3本を比べると、総重量にそれほど大きな違いはない。
実際に手に持つ状態(カメラのボディにレンズを1本付けた状態)では、PC-Eの方が300g程度軽量になるので、むしろそちらの方が軽いという印象が残るかもしれない。
F2.8のズームは、望遠系のAF-S 70mm-200mmF2.8Gも加えて三兄弟揃えると、この1本が1540gあるため、装備は一気に重くなる。

D3Xと組み合わせると、手持ちで撮影することは少なくなり、三脚を立ててじっくりと構えることになるので、単焦点レンズの方が合っているように思う。
簡単に画角を変えられるズームレンズと違い、単焦点レンズには、この場面ではどのレンズを選ぼうかと考える楽しみもある。

一方D3と組み合わせる時は、機動力を生かした撮影になるだろうから、ズームレンズがピッタリだ。
どうしても記録を残さなければならない時は、迷うことなくこちらの組み合わせを選ぶ。

同じD3系でも、D3とD3Xは性格がまったく異なると、以前書いたのを覚えている。
レンズもそれぞれに適した三兄弟がちゃんと揃っている・・というのが個人的な感想である。
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延長


D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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夕食後ベッドでぐっすり寝てしまった。
スパークリングワインを少し飲んだのが悪かったらしい。
夜中過ぎになって起こされたが、朝なのか夜なのかわからず、しばらく状況が把握できなかった。
眼鏡をかけたままなのに気付いて、初めてうたた寝したことがわかった。

会社で商品の画像の加工を始めたら、作業に夢中になってしまい、一日中没頭していた。
好きな作業なので、ついのめりこんでしまうという危険をはらんでいて、疲労もかなり大きい。
その疲れが原因で寝てしまったようだ。

子供の頃、家が町工場だったので、工場や事務所の中で遊ぶことが多かった。
休みの日は、誰もいない事務所で、文房具を駆使してひとりで何時間も遊んでいた。
ハンコをいくつも押してみたり、紙にインクで文字や絵を描き、それを二液性のインク消しで消してみたり・・・
紙を切ったり貼ったりして、いろいろな作品を作っていた。

大人になってPhotoshopを初めて知った時は、今まで手でやっていたことがすべて機械操作で出来る、夢のようなソフトだと感激した。
今日もPhotoshopで長時間加工していたが、結局は子供時代の遊びの延長なのだと思う。
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速いプリウス


D3X + PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D ED

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日光ではプリウスがやたら走っていた。
驚くような台数で、連続して何台かとすれ違うことも多かった。
日光ばかりではなく、全国的な現象なのだろう。
あるいはプリウスを購入する層が、日帰りで日光に行きたがる傾向があるのか・・・(笑)

上りのいろは坂でも、前をプリウスが走っていた。
プリウスのオーナーは大抵ゆっくり走るタイプなので、追い越そうかと様子を見ていたが、このプリウス、かなり速い。

もともと車の性能はいいのだが、ドライバーの腕も確かで、アウト・イン・アウトのラインを正確にトレースし、イン側ではサーキットランなみにぎりぎりまで寄り、時にタイヤが地面を蹴り土煙が上がる。
道の先を読んで、コーナーのRによってラインを変え、アウト側に寄る位置を変更している。

後を追いかけるのが精一杯であった。
以前の335ならパワーにものを言わせ、有無を言わさず抜いてしまうところだが、パワーのない120iではそうはいかない。
それにタイヤがそろそろ減ってきたようで、限界近くなるとズルッと横に滑るので、怖くて攻めることができない。
追い越すのはあきらめて、プリウスの走りを観察し、同じラインを走ることにした(笑)

いろは坂の上りは、途中まで一方通行の2車線になっている。
プリウスの横を走っていたバイクがラフな運転で、こちらの車線に飛び出して回ろうとしたが、プリウスは道を譲らない。
動じることなく正しいラインを進んでいくので、バイクの方が負けて減速していた。
なかなか天晴れなドライバーであった。
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夜の東照宮


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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夜遅く宿に到着してから、東照宮に歩いて行ってみた。
こういう点は、東照宮に近い今回の宿は便利だ。
内部は真っ暗闇かと思ったが、離れにある道場で剣道の稽古をやっていて、明かりがついていた。
床を踏み込む音や掛け声が聞こえてきて懐かしい。

暗闇の中、開放されている鳥居の辺りを歩いてみたが、こんな時間、他に歩いている者は無く、やはり気味が悪い。
警備の人にも迷惑かと思い、撮影を済ませると早々に宿に引き揚げた。
夜間にとりたてて撮るものがあるわけでもなく、やはりここは朝早く来るべき場所であると思った。

暗い中での撮影は難航した。
上の写真には明るめに写っているが、これは露光時間を長くしたからで、実際にはもう少し暗い。
灯りを持ってくるのを忘れたので、カメラ・ボディの文字がほとんど読めず、D3Xの使い方を思い出しながら手探りで操作した。
(最近X1ばかりいじっていたので、操作方法を思い出すのにも時間がかかった)

ライブビューでピントを合わせようとしたが、画面も真っ暗で合わせようが無い。
仕方なくピントリングを微妙に回しては撮影し、その度に液晶画面で拡大して結果を確かめ、次の1枚にフィードバックさせる作業を繰り返した。
しかし露光時間は数十秒になり、カメラの内部処理にも露光と同じくらいの時間を要するので、とにかく1枚撮り終わるのに時間がかかる。

6月とはいえ夜は肌寒く、そのうち鼻水が出てきた。
撮影に夢中になっていたが、長時間無理な体勢で立ち続け、その上かなり神経を遣う作業なので、疲労も大きかったようだ。
東照宮はきつい傾斜の山の上にあるので、行って帰るだけでもけっこうな運動になる。
翌日も早く起きて出かけたが、夜の無理がたたってか、足腰にかなり筋肉痛が起こっていた。
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朝の東照宮


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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被写体を考えて、今回はD3XとPC-E三兄弟というシンプルな構成で出かけた。
24mmF3.5、45mmF2.8、85mmF2.8の三本だ。
マニュアルフォーカスの単焦点レンズであり機動力は低いが、日光でじっくり撮影するには最適の組み合わせであろう。

PC-E三兄弟は意外に軽いレンズで、1本はカメラのボディに取り付け、残り2本は小さめのリュックひとつにまとめて、コンパクトな装備で移動することが出来る。
もちろんそれ以外に三脚は絶対に必要である。(リモートコードも忘れてはいけない)
スナップは一切撮れない(笑)が、それは完全に諦めるか、或いはライカX1あたりを腰に付けていけばいいのだ。

朝5時に起きて、東照宮に出かけてみた。
ほとんど人は歩いておらず、時折散歩の人を見かける程度。
透き通った空気の中で、歴史的な建造物とたったひとりで向き合う、何とも贅沢な時間である。
ゆっくりと陽に照らされていく建物の、鮮やかな赤が目に眩しい。

やはり東照宮は早朝がいい。
空気が凛としていて実に気持ちがいいのだ。
やはりここは特別な場所なのであろう。
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日光行


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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文句は言っても、宿が東照宮に近いのは、やはり便利であった。
深夜や早朝は、車を停める場所が無いので、東照宮には徒歩で行くしかない。
あの急な坂道を、装備を担いで登っていくのはけっこうきつい。

一日の工程を、記録として残しておく。
土曜日はいつもの佐野インターで夕食をとった。
日光は美味しい料理があまりないので、下手なところで食べるより、佐野インターのレストランの方が美味しいかもしれない(笑)

夜、試しに東照宮に行ってみたが、お化けが出そうなので程々で退散。
翌日は早朝から東照宮で撮影した。
8時になると観光客が押しかけるので、7時頃には切り上げて旅館に帰った。
朝食後は大好きな開山堂から滝尾神社の方へ出かけた。
こちらは人が少なくていい。

その後いろは坂を上って中善寺金谷の前にあるユーコンで昼食。
昼を過ぎた頃には疲れも手伝って撮影する意欲は減衰。
車で半月山展望台まで行ってみたが、すでに薄い靄がかかっており撮影には適さなかった。
まあここからの風景は誰でも撮るので撮ってみたところで面白くは無い。

いろは坂を下り、日光市内を通らないで直接高速道に入り帰路につく。
天気が良かったため人出が多く、何度か渋滞にはまった。

日光は都心から近いこともあり、泊りがけで来る人が比較的少ない。
その結果早朝の撮影に来る人も少なく、今回のコースは案外狙い目かもしれない。
宿泊したことで身体も楽であった。
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旅館


D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED

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週末を利用して日光に行って来た。
今年の新緑は数年ぶりの鮮やかさだ・・という話を聞いていたので、何とかこの季節に行っておきたかったのだ。
土曜日の夜、会社が終わってから出掛けたので、時間はあまりとれなかったが、よく晴れて悪くない週末であった。

素泊まりだからと、いつものKホテルではなく、東照宮のそばの安い旅館にした。
まあ、価格通りというか、昔ながらの旅館で、学校の合宿所のような場所であった(笑)
修学旅行の小学生が泊まっていて、旅館の受付の人が、文句が出ることを見越してか、修学旅行生は1校だけで、別の階ですから大丈夫です・・と顔を合わせるなり言った(笑)

階下でドタンバタンと騒ぐ音が聞こえていたが、そこは小学生だから、ある時間になると寝静まってしまった。
だから直接の被害は受けなかった。
夜遅く大浴場に行ったら、既に誰も入るものはおらず、広い風呂にひとりで入った。
暗い廊下を若い女性の先生が、ジャージ姿で看守のように見回りしていた(笑)

いつも思うのだが、なぜ関東の学校は、修学旅行というと日光に行くのだろう?
もちろん来てくれなければ現地の観光産業が困るのだろうが、日光に行って勉強になったという記憶は残っていない。
日光という場所は、本来は大人の観光地だと思う。
修学旅行のせいで、子供の出掛けるところという固定観念が出来てしまい、大人になって再発見するまでに時間がかかった。

朝早く起きて撮影に出かけようと思っていたので、ビールを飲んで早めに就寝したが、どういうわけか眠りが浅くて、何度も目が覚めているうちに朝になってしまった。
Mrs.COLKIDは、私はもう二度とここには来ないから、次回はひとりで来て泊まりなさいなどと言っている。
まあ贅沢を言う気はないが、倍の値段を出してもいいから、もう少しいいところに泊まりたいと正直思った(笑)
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外から更新


LEICA X1

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今日は外出先から更新している。
反応の遅いミニノートを使っているので、あまり長い文章は書けない。
詳しくはまた明日・・・
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カエル型


LEICA X1

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いつの日か、カエル型のロボットを売り出したいと思っている。
カエル型といっても、地面に座り込んで、ゲロゲロ鳴きながら、ピョンピョンと飛び跳ねるような、リアルなものではない。
ちゃんと立って、人間と一緒に歩く人型ロボットである。
人間の形では生々しいので、かわいらしいカエルの姿にするのだ。

大きさは、小さな子供くらい。
簡単な言葉を話し、小学校低学年程度の理解力と学習能力を持たせる。
性格的にはおとなしくて素直、決して逆らったりはしない。
それでいて時折、どきりとするような、核心を突く発言をすることもある。

人間の横にそっと付いて歩き、目立つ行動はしない。
子供の遊び相手もするし、年寄りの話し相手にもなる。
散歩の時に手をつないで連れて行くことも出来る。
また、いざという時は、身を挺して人を助ける。
発作で倒れた人の命を救うこともあるだろう。

夜は専用の寝床で休ませる。
その間にたっぷりと充電し、機械的メンテナンスも行い、同時に一日のログを吸い上げる。
その日に見聞きし学習したデータを、回線を通じて本部に送り、保管庫にバックアップするのだ。

人々にとって、カエル型ロボットは極めて身近な存在となるだろう。
家族の一員として迎え入れられ、本当の子供と同じようにかわいがられる。
当然交通事故などに遭遇して破損した場合、人々は大きな衝撃を受けることになる。
その際は専門の病院に入れて、保管されたバックアップから、前日の状態にまで復元することが出来るのだ。

カエル型ロボットは生涯の友になる。
常にかたわらに寄り添い、喜びも悲しみも、その人と共に経験していくのだ。
人が死んだ時、役割を終えて作動を停止するものもある。
あるいは人々から何代にも渡って愛され、ずっと家族と共に生きていくものもあるだろう。
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ハスキー 1


LEICA X1

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結婚した頃、Mrs.COLKIDは実家でハスキー犬を飼っていた。
生まれたばかりの子犬を、いらないから殺してしまうと聞き、かわいそうだからと貰い受け、リュックで背負って田舎に連れて行ったのだそうだ。
自分は東京に住んでいるが、犬は那須の両親に預け、たまに会いに帰っていた。

私のかわいい犬だと紹介されたが、目が笑っていなくて気味の悪い犬であった。
攻撃するような目付きで近寄ってくるので、こちらは警戒を解くことができないのだ。
Mrs.COLKIDは犬を飼う経験に乏しいので、こういうものだと思っていたようだが、普通の犬を何匹も飼ってきた僕には、何を考えているのかわからない難しい犬であった。

しかし犬の方は悪気があるわけでは無いようで、目付きこそ険しいが、手を出すとペロリと舐めたりする。
しばらくそばで相手をしていると、だんだんと慣れてきて、時にはじゃれ付いてきたりもする。
だが何しろ力が強いので、油断すると怪我をしかねない。

本来が橇を引くための犬なのだから当然だが、とにかく引っ張る力は凄まじくて、喜んで走り出したりすると、大きな犬小屋ごと引きずって行ってしまう。
それでいて目の前に置いてあったバイクが、夜中のうちに誰かに盗まれた時は、一声も発さなかった。
色々な意味で困る犬であった。

那須の山の中は、ハスキーにとっては天国であったろうと思う。
野山を駆ける姿は、事実上オオカミであった(笑)
近隣の犬たちはその迫力の前に屈し、みな尻尾を巻いてしまう。
毎年の注射の時など、多くの犬の集まった広場に義父がハスキーを従えて行くと、周りの犬たちが頭を下げ、まさに王様なみの扱いであったという。

今はもうその犬も死んで、義父が山の中にお墓を作って埋めた。
えらく立派な墓で、畑の脇の竹やぶの中に6畳ほどの広場を作り、その中央に置かれた墓石の下にひっそりと眠っている。
山の中に撮影に行った時、時折ひとりでお墓参りをするが、東京に住む人間よりよほど立派な墓であると感心する。
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整形外科


LEICA X1

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先週末、首が痛くて動かなかったので、会社を抜け出して整形外科に行った。
土曜日ということもあり、驚くほど混んでいた。
診察が終わるまでにかなりの時間を費やし、結局半日待合室で過ごすことになった。

レントゲンを何枚か撮った。
レントゲン技師の若い女性から、腰の写真を撮るので、ズボンをひざまで下ろして欲しいと言われた。
手品師がやるようにタオルを僕の腰にかざして、あらぬ方を向いて、私は見ていませんから・・という態度で待っている(笑)
ズボンを半分下ろしたパンツ姿・・という情けない格好でガラスの台の上に寝かされた。

先生に呼ばれてレントゲン写真を前に説明を受ける。
自分の骨を見せられても何も言うことは出来ないが(笑)、けっこう骨太で頑丈そうではある。
実際骨は正常で健康らしい。
椎間板もしっかりしているという。

股関節に問題があると別の整形外科で言われたことがあり、ちょうど腰の写真を前にしているので、今回の先生にも聞いてみた。
ところが、写真で見る限り特に問題はないという。
あまり歩いてはいけない・・と言われたことも伝えたが、女性ではないし、これだけしっかりはまっていれば問題ないですよ・・と先生は言う。
うーむ・・まるで見解が違う。
問題ないのなら嬉しいが、どちらを信じるべきなのか・・・


今回の首の痛みは、恐らく極端な疲労が原因だろうという。
首をかばっているためか、肩や腰もかなり張っているのだが、先生が触れてみると、相当硬くなっているという。
もともと僕は体が硬い体質で、マッサージを受けても皆が口を揃えて「硬いですね」と驚く。

飲み薬では大袈裟なので、湿布を出すだけにしておくと言われた。
マッサージも受けていくか?と聞かれたので、ぜひとお願いした。
すると広いマッサージ室に案内され、順番が来るまで待たされた。
これだけ患者が多いのは、人気がある証拠であろう。

まず台に寝かされて、電極を患部に当ててビリビリと電流を流した。
首には直接当てず、もっぱら肩と腰を治療する。
この機械は、さほど効果があるようには思えなかった。
もう少し電流を強くしてもらえばよかった。

次にブヨブヨと表面が動くウォーターベッドに寝かされて、腰の周辺に刺激を与えられた。
ホースの水を勢いよく患部に当てるような感触だ。
以前クリント・イーストウッドが、こういう機械のセールスをしているのを見たことがある。
これはけっこう効果があり、ベッドから立ち上がると体が明確に軽くなっていた。

最後に男性の治療師が、患部のマッサージをしてくれた。
その結果劇的に改善し、痛みの大半が取れてしまった。
この手の治療でこんなに効果が出たのは初めてなので、少々驚いた。
混んではいたが、行ってよかった。

首と胃腸にくる症状の風邪?が流行っているらしい。
皆さんも十分にご注意いただきたい。
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カラー写真


LEICA X1

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X1で撮ったカラー写真を・・との希望があり、過去の写真からと思ったが、たまたま知り合いが納車されたばかりのFIAT500に乗ってきたので、その写真を撮ってみた。
X1にとってはきつい被写体になったかもしれない(笑)

普段ここにはX1のモノクロデータを載せているが、撮影時にRAWデータも記録しているので、過去のすべての写真を、いつでもカラーにする事は出来る。
撮影時に白黒ハイコントラストというモードを選び、JPEGのデータを記録しているが、必ずしも思うような結果にはならず、家に帰ってからRAWデータを基に再度モノクロに仕上げる事も多い。

個人的には、X1のカラー写真の加工は難しく感じている。
X1が悪いというより、僕がライカの扱いに慣れていないのであって、やはり僕はニコンの人なのだと思う。
(そう言われた方が嬉しい・笑)

また気軽なスナップを撮ろうとすると、色という情報を捨てたモノクロ写真の方が、すんなりと合うような気もする。
そういう理由で、勝手にX1をモノクロ専用機にしている。
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