元凶


LEICA X1

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ついにLS3/5Aが5本揃ったが、実はまだ他にも持っている。
といっても完成品ではなく、ユニットとネットワークである。
何年も前に秋葉原で購入してそのままになっていた。
今となっては貴重な「新品」である。

これを自作のエンクロージャーに入れて鳴らしてやろうという夢を、ずっと持ち続けている。
COLKID-LS3/5Aを作ろうというわけだ(笑)
マニアというほどではないが、LS3/5Aは大好きで、いつの間にかこのスピーカーばかり集まってしまった。

僕はモノを滅多に中古に出すことはしないので、家はモノで溢れていく。
特にオーディオは我家が片付かない元凶になっている。(それとカメラも・笑)

僕はオーディオマニアのように、ひとつの仕組みをとことん煮詰めて、生涯賭けて追い込んでいくというのは苦手のようだ。
この組み合わせだとどういう音になるのだろう・・という単純な興味が、オーディオに熱中する原動力になっている場合が多く、一度聞けば後は飽きて聞かなくなってしまうことも多い。
元来大雑把なので、ミリ単位のセッティングなんていう細かいことは出来ない。
何しろ日によって音が違って聞こえるという不安定さなので、あまり真剣に聞いても仕方がないのだ。
まさしく不良マニアである(笑)

アイディアを思いつくたびに試しているのだから、部屋が様々な機器で埋まっていき、そのうち身動きできなくなるのは当然ではある。
逆にそのお陰で、何かやろうと思っても、いろいろなものが部屋に落ちているので、拾い集めれば事足りてしまうことが多い。

たとえばトーンアームだけで4本もあるし、アナログプレイヤーは3台ある。
今書きながら足元に転がっているのはLINNのフォノアンプであるから、それを繋げば簡単にアナログを復活させる事も出来る(笑)
小学生の時からコンポをバラで組んでいたので、オーディオ暦はもう40年近くになり、長年の垢のように機器が溜まっているのだ。

音を出してみなければ、どういう音になるのかわからないから、どんどん増えていくのは仕方がない。
しかし矛盾するようではあるが、もし全部捨てて最初からやり直すとしたら、ロジャースの5/9かハーベスあたりを適当なアンプで鳴らす・・くらいのシンプルなものにしたいという希望をいまだに持っている。
それひとつで後の機器はすべて処分してしまう。
それでオーディオからは永久に足を洗いたい・・と思うのだが、やはりそれは無理な話であろうか。
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