奈良にて


SIGMA DP1 Merrill

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朝早く家を出て、家族で奈良に来ている。
今はホテルの一室でこれを書いている。

旅行・・とは言っても、あちこちを観光して回るものではない。
飛鳥まで行き、飛鳥大仏に会ってきた。
前回来た時とまったく同じ。
それが目的で来たのだ。



今日の時計ベルト。
バセロン・コンスタンチンにヒルシュのデュークのブラックをつけた。

デュークは型押しカーフの比較的安価な製品。
世界でもっともポピュラーなベルトのひとつだという。
確かにヒルシュの製品群の中では中核的存在で、世界中でかなりの数が販売されていると思われる。

ただし現在日本で売られているデュークはちょっと特殊だ。
同じデュークでも海外で売られているモデルや、ヒルシュ社のウエブサイトで見られるものと、形状が違うのだ。
海外のものが少しボテッとした標準的な時計ベルトの形状なのに対し、日本のデュークは小股が切れ上がったようなスマートなデザインである。

実際この17mmに関して言えば、海外のものが17-16なのに対し、日本のものは17-14というように、バックルサイズまで変わってくる。
アンティーク時計と組み合わせる場合は、日本のディークの方がずっとカッコいい。
サイズに関しても、日本のものは20mm以下に限定して小刻みに揃えてあり、小型の時計やアンティークとの組み合わせを意識しているのがわかる。



バセロン用の黒いベルトを探していたが、皮肉なことに本物のワニより、型押しカーフであるデュークの方がよく見える。
バセロンに安価な型押しでは失礼かと思い、今まで組み合わせるのを遠慮していたのだが、これまで購入した黒いベルトの中ではベストといっていいほど、しっくりくる組み合わせになった。

ヒルシュのアリゲーター型押しベルトは、なかなかリアルに出来ていて、遠目では本物と見分けがつかない。
しかも型押しだから斑が揃っていて、いかにもいい革を使っているように見えるのだ(笑)
特にブラックの場合は、本物との区別がつきにくい。
本物の方が偽物っぽく見えることさえある。

フォーマルでの使用を意識して、バセロン用の黒いベルトを探してきた。
しかしそういう場面が年中あるわけでもない。
そう考えると、これで十分かな・・という気になってきた。

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