山の初詣


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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大晦日の夜は、二荒山神社に初詣に行った。
中禅寺湖の畔にある日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)である。
境内には男体山の登山道への入り口である登拝門(山頂に奥宮がある)があり、登山客は社務所に申し出てから、ここをくぐって登っていく。
もちろん今の季節は閉山されている。

日光二荒山神社中宮祠は、ホテルから数分のところにあり、大晦日の真夜中前にホテルがバスを出して、初詣に連れて行ってくれる。
宿泊客を乗せたバスは、年が明ける十数分前に神社に到着する。
神社は零時を過ぎるまで開門しないため、大勢の人が唐門の外で待つことになる。
長く待つのは寒いので、程よい時間に到着するよう、ホテルが調整してくれているのだ。

今年は雪が強く降っていた。
久しぶりの雪の多さに、地元の人たちも、日光の冬はこれでなくては・・と話していた。
しかし気温が例年より低く、傘を持ってくるのも忘れた。
短時間とはいえ、門の前で立っているのは辛かった。





神社の外では、消防団の人たちが見守る中、火を焚いて古いお札を燃やす。
家にたまっていたお札や破魔矢を、たくさん持って行きお焚き上げしていただいた。

その後唐門前に参拝客が揃い、頭を垂れて宮司さんにお祓いしてもらい、午前零時が過ぎたところで開門、列の先頭から境内に入る。
(毎年、危険だから決して走らないように・・という宮司さんからの注意がある・笑)
そして拝殿にお参りをした後、新しい破魔矢を買うわけだ。

いろは坂しか上る手立ては無い・・という山奥であるから、ある意味下界から隔離された特別の世界の出来事で、大勢来るといっても限られた人数である。
シンプルでありながら厳かな、雰囲気のある初詣である。

ホテルに帰ると、シェフが暖かい甘酒を用意して、入り口で迎えてくれる。
何しろフレンチのシェフが作る甘酒だから美味しい(笑)
お正月の前後は、年越しそばやお餅つき、お汁粉やクラシックコンサートなど、ホテルの行事もいっぱい用意されていて飽きることは無い。
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コメント
 
 
 
Unknown (いなみ)
2010-01-05 10:31:03
初めまして。毎日楽しみに見ています。
私もその時間二荒山神社中宮祠にいました。
毎年そこで初詣しています。

去年の元旦のエントリを見たときにびっくりしましたが、
今年も行かれてたのですね。

とりあえず今日の写真には写ってないみたいw
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2010-01-05 11:26:07
いなみさん。はじめまして。
見てくださってありがとうございます。

その場におられましたか!
いやぁ・・そんなに近くにおられた方がここを見られているとは思いませんでした(汗)
何枚も撮ったのでここに載せていない写真に写っているかもしれませんね。
もし掲載してはまずい写真がありましたら、引っ込めますのでおっしゃってください。
 
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