試聴


ヨドバシアキバにヘッドホンを見に行ってきた。
MP3プレイヤー売り場の壁には、ズラーッと試聴用のヘッドホンが並んでいる。
あらかじめ候補に考えていたものをいくつか聞いてみたが、何だかよくわからない。
というか、どれを聞いても音が悪く聞こえる(笑)
凄まじい数の家電品に囲まれた最悪の電源環境で、音楽信号をこれだけ引き延ばした状態では、どの製品も実力を発揮しないだろう。

インナーイヤー型は衛生上の理由からか試聴機が用意されていなかった。
耳に突っ込むタイプは好きではないから、それはそれでいいのだが、確かにヘッドホンの試聴は、肌に触れる部分があるのでちょっと気味が悪い。
ま、その程度のことを気にする方ではないのだけれど・・・

その後、オーディオの売り場に行ってみたら、もっと環境の良いヘッドホン試聴コーナーがあって、ゆっくりとイスに座って各社の高級機の聞き比べができるようになっていた。
ここは対象が厳選されていて、スタックスやゼンハイザー、AKG、グラドなどの数万円クラスの商品だけが用意されている。

聞きたかったのはスタックスのSR-001MK2というポータブルタイプなのだが、そこには用意されていなかった。
尋ねてみたら、わざわざショーケースから商品を出してきて、専用アンプに新しい電池を入れて準備してくれた。

それに自分のiPodをつないで聞いてみる。
ところが肝心の音が、どうも芳しくない。
小型のバッテリー式アンプの限界なのか、フォルテで頭打ちになる傾向があり、これではちょっと厳しいな・・という感じ。
親切にしてもらったのですごく言い難かったが、ごめんなさい、これは気に入らないので買うのはやめます・・と丁寧に謝った(笑)

今日はもうヘッドホンを買うのはよそうかと思ったのだが、その後いくつか聞いているうちに、皮肉なことにノイズキャンセル型のゼンハイザーのヘッドホンが気に入ってしまった。
今持っているものの上級機で、それほど高価な機種ではない。
音質は柔らかく、程よいハイファイ感もある。
この程度でいいや・・という事で、とりあえずそれを購入した。

iPodの場合それほど真面目に聞くわけではないから、心地よい響きが付いて楽しく聞けた方がいい。
より高音質なモデルはいろいろあるが、あまり大きいものを頭に乗せて歩くのは、僕の歳では滑稽だし、外部への音漏れが激しいのも迷惑だ。
音質だけを追求したモデルも肩が凝る。

結局何年か前に買ったものとほとんど同じものを買う結果となってしまった。
ゼンハイザーといえば、海外ではもっと高級なノイズキャンセル式の新型モデルが発表されている。(国内は未発表)
それの個人輸入も考えたのだが、かなり高価で大きいので、もう少し様子を見ることにした。

D40X + Ai AF Nikkor 35mm F2D
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Bravo)
2007-11-13 21:38:55
D40XとCOLKIDさんの歩み寄りが楽しみです♪
 
 
 
Unknown (TAKA@ギアナ)
2007-11-13 22:28:05
STAXは、今でも気にかかります。
ステファン・グラッペリを聴くときなど、「これでなくては」という時期がありました。
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2007-11-14 00:05:32
今のところD40XとAF35mmF2が鞄の中の常備品です(笑)
画角も使いやすいし解像度も高いですね。

STAXは普段はSRΛの真空管アンプとの組み合わせのやつを使っています。
でも家ではヘッドホンはほとんど使わないですね。
昔は眠れない夜など、真夜中にこれでマーラーを通して聞いたりしましたが、今はたいていすぐ寝てしまうので・・・(笑)
 
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