資材


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

建材を扱う商社を経営する知人と話した。
あちこちで建築工事が中断しているという話を聞くので、どうなっているのか聞いてみた。
たしかに大変な状態らしい。
資材を注文しても納入が3ヶ月も先になることが多く、その3ヶ月間会社を維持することが出来ずに、潰れてしまう工務店もあるという。
倒産した会社の一覧を見ると、職種の欄に建築業という文字が並ぶそうだ。

また言われているように、中国からかなりの量の復興向け建築資材が入っているようだ。
輸入合板などは、以前は等級の問題で北米産などが多かったが、今は中国から大量に入っているという。
経済界がバックについているというから、中国からの資材輸入は、国民の感情を無視して進められるだろう。

もっとも今朝、ラジオで面白いことを言っていた。
日本人がお店で使う割り箸は、中国で作られたものが多いという。
日本人が割り箸を使えば使うほど、中国の森林が破壊されていく。

だから、なるべく皆さんはマイ箸を持つようにしましょう。
お店の方は、中国産ではなく、計画的に伐採された日本製の割り箸を使いましょう・・・と明言していた。
これもエコのため・・という大義名分があるのが面白かった(笑)



今日の時計ベルト。
一見すると、プレーンなつや消しのシンプルな黒い革・・である。
しかしこれは、カミーユ・フォルネ製のコノリー・レザーのブラックである。
以前手持ちのグリーンのものを紹介したことがある。

ご存知の通り、コノリーは英国王室御用達の高級レザーで、フェラーリやロールスなどのシートにも採用されている。
これら高級車の室内に香る独特の甘い皮革の匂いは、このカミーユ・フォルネの時計ベルトからも感じることが出来る。
カミーユ・フォルネはコノリーの名称の使用を、英国外で唯一許可されているメーカーと言われ、いうなればこれは同社を特徴付ける代表的な商品でもある。

非常にしなやかで高品質な革である。
表面に独特のサラサラ感があり、付け心地も抜群にいい。
今回ふたつ目を購入したのは、コノリー・レザーが耐久性、耐水性に特に優れた材質といわれているからだ。
夏に向けた時計ベルトとして、ゴム製とは違う、もうひとつの回答になるのではないかと期待している。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
« 血筋 復活の地震速報 »
 
コメント
 
 
 
Unknown (iceblue)
2011-06-04 08:27:26
一時期まことしやかに欧米、特にアメリカの知識人?あたりが言ってた事ですよ。

割り箸の材料は、木っ端(丸太を成形した際に出る廃材)です。
割り箸を作る為に木を切る事はしません。
1本々作り、とても繊細な仕事なのです。

ただ安価な輸入木材に押され、日本の林業が立ち行かなくなってるのは事実で、放置され荒れ放題の杉林などが問題になっており、それを中国人が買ってるのも皮肉ですね。
 
 
 
Unknown (やまだ)
2011-06-04 08:31:14
ちょっと前の話ですが
中国製の合板は密度が低くて接着も弱いから
スピーカーの箱には使えませんでした。
12mm級で厚さが10mmプラスくらい、
長さは180cmギリギリでJAS規格外でしたね。
値段がJAS規格品の半値くらいなら使ってもよいと思いますが
それほど安くはなかったです。
今のはどうなんでしょう。
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2011-06-04 09:59:54
ラジオでも日本の割り箸は端材などを使っていますと話していました。
明確に「中国製を使うのはやめましょう」と言っているのが可笑しかったですね(笑)
J-WAVEでしたが、公に「中国製を使うのは悪い人間です」という意味のことを放送で言うのが珍しく感じました。

スピーカー材料は私の頃は普通のラワン合板かシナ合板が地元の材木屋さんで入手できました。
米松とかスプルースとか欲しかったけど、当時はなかなかみつかりませんでした。
今はフィンランドバーチとか使われるみたいですね。
3×6板が180cmないと刃の厚みも計算に入るので設計通りいきませんね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。